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日本は異常だ。これほど行政情報が表に出ない先進国はないのではないか。野党議員に資料をどんどん提出すると、官僚は評価が下がり出世に差し支えるらしい。官僚は政権交代が起こらないという前提で、野党議員に対応しており、与党に比べ対応に大きな格差をつけている。

 

『闘う政治』   手綱を握って馬に乗れ

長妻昭   講談社   2008/9/12

 

 

 

政治家は信用できない職業

35歳、生まれてはじめて献金をいただいたとき、驚き、そして感動した。政治家は信用できない職業—―。政治家を目指す中で、そんな視線を感じていたからだ。まだ当選もしていない自分に献金をくれる。本当に政治に期待している人たちがいる。

 少ない年金の中から「日本をいい国にしてほしい」と献金を振り込む方。「今度こそは日本を変えて」と祈るような気持ちで投票所に足を運ぶ人たち。

 選挙に出て、これほど多くの方々が政治に望みを託している、と実感した。しかし、未だ日本の政治は期待に応えていない。

 勤勉で、真面目に税金を払っている皆様の顔を見ると、税金をドブに捨てている日本の現状に、申し訳ない気持ちで一杯になる。

 

・そこで経験した民間企業の常識と、永田町や霞が関の常識が余りにもかけ離れている。この思いが私の政治活動の原点だ。

 その後、経済誌である『日経ビジネス』の記者に転職し、経済・政治全般を鳥瞰する機会を得た。数多くの企業トップ、政治家、官僚を取材し、示唆に富む話を聞いた。マスコミの裏側も垣間見え、何ものに代えがたい貴重な経験だった。

 

日本の統治機構の問題点を痛感

「こんなことが許されていいのか!」と怒鳴りたくなるような怒りと驚きの連続だった。この怒りと驚きが活動の原動力になっている。

 

・初出馬から今も使っている私のキャッチフレーズは「もう、黙っちゃいられん!」だ。永田町の常識、霞ヶ関の常識をひっくり返して、日本を変える。

「未来を予想する最も良い方法は、未来を創り出すことだ」という言葉がある。未来をあれこれ予想する前に、一緒にあるべき未来を創り出そうではないか。

 

<官僚との大戦争—―「消えた年金」「居酒屋タクシー」の本質>

・その頃の日本は「失われた10年」ともいわれ、バブル崩壊後の不良債権問題などに苦しみ続け、先進国から後れをとってしまった。あのとき、早めに的確な手を打っていれば、現在の日本経済はより好転していた可能性が高い。

 

・当時の与党は、銀行の甘い不良債権の査定を容認する金融庁を信頼できる組織に変えようともせず、コントロールもできていなかった。

 このことは「消えた年金」問題を引き起こした社会保険庁にもあてはまる。本来、年金記録問題は事務処理ミスの話で、課長クラスがしっかりと対応すべきことだ。ところが社会保険庁が対応を怠り、信頼も失ったために、国会で総理大臣を追求するまでの大きな話になってしまった。

 日本は、数限りない役所の不始末の尻拭いに、国会で取り組まざるを得ない国だ。役所が国民の信頼を得て、しっかりした仕事をしていれば、国会で問題にするまでもない。政策論争にもっと時間を費やせるはずだ。信用ができ、仕事ができる役所を作ることも、政権与党の重要な役割だ。

 

<年金問題の本質>

・議席を頂いてから、私は、政治家のコントロールが利かず官僚が暴走している数々の実態をいやというほど見せられた。結果として官尊民卑が続いている。例えば、年金問題の根本にあるのは、一般国民の年金である国民年金・厚生年金と国家公務員の共済年金との扱いの差だ。

 国民年金の保険料納付記録が記された紙台帳である普通台帳は、廃棄命令が出され、ほとんどが捨てられた。一方で、国家公務員共済年金の紙台帳はすべてきちんと保管されている。

 

・例を挙げればキリがないが、先進国でこれほどの官尊民卑の国はないのではないか。

 

<これが霞が関だ>

・その後も、記録が消えたという相談が相次いだ。このままでは特殊事例、たまたまミスで発生した一事例、ということでフタをされてしまう。全容を示す数字を提示して、政府に対策を取らせなければならない。

 社会保険庁に何度も調査要請をした結果、基礎年金番号に統合されていない宙に浮いた記録が、65歳以上で2300万件あることがはじめて判明した。5000万件の内容だ。

 膨大な時間を費やし、押したり、引いたりして、やっとこの調査結果が出てきた。何度、調査要請をしても動かない社会保険庁との我慢比べだった。

 

・この数字を片手に、20066月、衆議院厚生労働委員会ではじめて「消えた年金」問題を追及した。当初、政府の反応は鈍かった。しかし、20072月に、民主党の予備的調査要請によって、宙に浮いた記録は全体で5000万人という数字が公式に発表されて、政府は、特殊事例という弁解を撤回せざるを得なくなった。

 

・年金保険料の浪費問題でも、はじめは「特殊事例」との説明だった。たまたま管理の悪い年金福祉施設があって浪費が発生したという弁解だ。しかし、民主党の調査で、1945年度から厚生年金・国民年金の保険料、約6兆円が年金支給以外に流用されたことが明らかになると、特殊事例という言い訳も通用しなくなった。

 年金保険料で、グリーンピアなどの大規模リゾート施設ばかりでなく、観覧車やメリーゴーラウンド、結婚式場全国81ヵ所、音楽ホール8ヵ所が建設され、赤字施設も多く、大きな批判を浴びた。

 

・当時、私の事務所に外部の方からFAXがあり、「官僚のタクシー高額利用者は、毎回毎回、運賃の1割を現金でキックバックを受けている」という指摘があった。

 現金授受の調査をすると各省とも、ビールしか受け取っていないという判で押したような回答が返ってきた。そのとき、もし、一通の告発メールが来なければ、「ビールをもらっただけ」で、終わってしまっただろう。

 

・文書による政府への質問である質問主意書も大幅に制限された。手持ちの資料で1週間以内に答えられるものしか、答えないという内閣の方針となった。官僚が隠蔽してきた多くの実態を暴き出した質問主意書制度は、その威力を完全に失ってしまった。

 政府に数々の質問や調査要請をしているが、きちんと調査がなされるのは例外で、ほとんどは表面的な調査か、ほったらかしにされている。私の議員活動の半分は、資料提出や調査要請を実施させる押し問答に費やされている感じだ。

 日本は異常だ。これほど行政情報が表に出ない先進国はないのではないか。野党議員に資料をどんどん提出すると、官僚は評価が下がり出世に差し支えるらしい。

 官僚は政権交代が起こらないという前提で、野党議員に対応しており、与党に比べ対応に大きな格差をつけている。

 

・ある社会保険庁幹部は、こんな趣旨の懺悔をしていた。

「もし、国家公務員の年金である共済年金も、国民年金や厚生年金と同じように社会保険庁で扱っていれば、自分たちの年金だから、社会保険庁の職員は記録管理にもっと真面目に取り組んでいたはずだ」と。

 共済年金は財務省の管轄で社会保険庁は扱っていない。

 あらゆる制度に関して、公務員だけ特別の制度は止めて、官民とも同じ制度にしなければならない。

 

<「官僚 vs. 政治家」はおかしくないか>

・以上、数々のエピソードを紹介したように、日本は統治機構に欠陥がある。官僚をコントロールできていない状態なのだ。

 

・一方で、国民も、大臣と役所は別という状況に慣れているせいか、厚生労働大臣が年金問題で部下である社会保険庁の役人を非難すると、人気が上がるという珍現象も起こっている。不祥事を起こした会社の社長が、「部長連中が悪いんです」と非難したら、失笑を買うだろう。

「官僚 vs. 政治家、仁義なき戦いがはじまった」「官僚と政治家、どっちが勝つか」こんな評論も多い。他の先進国から見たら噴飯ものだ。

 

・社長と部長連中がいつも戦っている会社があれば、即刻倒産している。この意味からも日本は企業であればすでに倒産している状態である。自民党にも官僚国家はけしからんという議論があるが、現在の状態は自民党自らが招いた結果であることを忘れてもらっては困る。

 

<ミイラ取りがミイラに>

・しかし、現状では、「行政を監視・監督せよ」と送り出された総理や大臣は「ミイラ取りがミイラに」になってしまっている。つまり、行政をコントロールするべく送り込まれたのに、いつのまにか、行政にコントロールされ、行政を擁護する側に回ってしまうのだ。

 例えば、私たちは20年以上前から毎週のように、新聞やテレビで、「天下り団体の浪費」「天下りの不祥事」などのニュースを見せられ続けている。政治家が官僚をコントロールできている国であれば、天下りを何とかせよという国民の声に政治家が応えて、行政はとっくに変わっているはずだ。

 ところが、天下りはなくなるどころか、政府によって正式に合法化された。日本は操縦桿が利かず、ダッチロール寸前の飛行機だ。

「政治家がコントロールする」―—これが日本政治最大の課題だ。

 

<温存される税金浪費システム>

<税金浪費の仕組み>

・税金浪費システムは、官僚をコントロールできなければ手をつけられない。長年の自民党支配の中で、政治家と官僚とのもたれ合いで築き上げられた仕組みだ。

 日本には他の先進国では見られない、税金や保険料の浪費を自動的に発生させるシステムが国の中心に埋め込まれている。

 

・この浪費システムの代表例5つのイニシャルをとると「HAT-KZ」、ハットカズ・システムとなる。

H=ひも付き補助金システム

A=天下りあっ旋・仲介システム

T=特別会計システム

K=官製談合システム

Z=随意契約システム

 

・結論から言えば、先進7ヵ国を見ると日本ほどの浪費システムはない。

 

10の基本姿勢>

1「官僚主権」から「生活者主権」へ

2「中央主権」から「地方主権」へ   道州制の導入

3{密室}から「公開」へ  行政情報の原則公開

4「コンクリート」から「ヒト」へ

5「戦略なき産業政策」から「環境・バイオ医療立国」へ

6「社会保障」削減の前に「税金浪費システム」削減へ

7「官営」から「民営」へ

8「人と同じ」から「人と違う」へ 独自性重視への教育の大転換

9「一国平和」から「世界貢献」へ  危機管理体制の強化

10先ず隗より始めよ   政治資金の透明化 政治の信頼回復

 

■視察旅行

□国民が評価できるように、視察の詳細な経費明細や報告書のインターネットでの公表義務づけ(外交的機密は除く)。

□同時通訳をはじめ、視察にかかわる契約は原則入札にする。

□もらったおみやげの扱い。公費・党費で相手に渡した記念品の返礼品は、国や党で管理するなどのルールを作る。

 

■政治資金

□収支報告書概要のインターネット公表の義務づけ。

□議員関係のすべての政治団体への外部監査導入。

□国会議員に支給される月額100万円の文書通信交通滞在費を給与口座とは別の口座への振り込みにした上で、領収書などの保管と外部監査導入。

企業・団体献金から個人献金への流れを促進する制度(寄付税制など)を推進し、最終的に企業・団体献金を禁止する。先進国ではアメリカ、カナダ、フランスが企業・団体献金を禁止している。

 

 

 

『アセンション最後のハードル』

ついに明かされた宇宙のシフトアップ計画

アマーリエ    徳間書店   2010/20/9

 

 

<ヘルメス>

<愛の原理を基礎とした繁栄、発展>

・私は、あなた方の文明の中において、エル・カンタラーと呼ばれし者。生命体のひとつとして、かってギリシャの地により、ヘルメスと呼ばれた意識のひとつでございます。

 

・今、数々の経済学者という方がおられて、資本主義、共産主義というイデオロギーの闘いの中において、人々は数々の試行錯誤を重ねてまいりました。

 

・共産主義という体制が今においては、もう意味をなさぬものであると、ひとつの文明実験の結果であったということを人類は学んで知っているはずです。

 

<平等な神の子の機会均等システム>

・共産主義体制というものが否定され、今、民主化という流れになっているけれども、では民主化という流れの中において、資本主義体制というものが勝利したかというと私は、そうは思いません。

 

・あなた方が学んだ資本主義体制、民主体制というものが、決して完全なる善であると我々は思っていないし、人々もそのうちに、それを身を持って学ぶことになるでしょう。

 

・今、共産主義の崩壊の後、資本主義体制の崩壊というものが行われております。そのようなものが、もう少し時の流れの中においてー。今は資本主義体制のトップとして世界をリードする国として、アメリカという国があるでしょう。でも、そのような国が、そのうち音を立てて崩壊する時がくるのです。

 

・資本主義対共産主義という二元対立の抗争があった中で、片方が先に滅びたからといって、片方が勝ったわけではないのです。そのどちらもが本当の道ではなかったということを人類は学ぶために我々は、その時をかけて見守ってきたということなのです。

 

・人々が、ある意味で、その総合的な合算されたものの中にでてくる、社会体制というのが出てくるのです。

それは自ら一人ひとりが神の子であるという認識において、神の子としてどのようにこの地上を治めていったらいいかということを一部の為政者だけに任すのではなく、一人ひとりが、みんながそのように願いながら共産主義とも資本主義とも言えないシステムを確立していくのです。その結果、平等な神の子の機会均等システムというものが現れてくるのです。

 

 

 

『日本のNPOはなぜ不幸なのか?』

「社会をよくする」が報われない構造を解く

市村浩一郎   ダイヤモンド社  2008/9/19

 

 

 

・社会のために貢献する仕事、しかし、生活がなりたたない、という現状を変えていきたい!

 

・日本と言う国をより良い形に変えていくためには、営利企業セクターと行政セクターに並ぶものとしてNPOセクターというもう一つの経済セクターを成立させることが必要不可欠。

 

<行政の公益独占を止めるには「NPOが必要」という理由>

・日本ではこれまで、議会制民主主義とは形ばかりで、実質的には行政府が立法までするなど実質的に官僚・役人に依存する社会の仕組みが支配的であった。

 

・「議員は新人のころはそれこそ本当に無力なのです。実際、役人にへいこらとお辞儀をしている議員も何人も見てきました。本当は国民の信託を受けている議員こそ、政治をリードしてほしいのに、信託をうけていない人間が威張っている」

 

・欧米では政治に関与する主体として議会と行政の他にNPOがあり、三極を構成している。だからより良いバランスが保てる。なぜならば、NPOが各専門分野について深い知識を有していて、行政に対し直接ものも言えるし、議員に対し法案などについての提案ができる力を持っているからだ。

 

・資金がなければ、スタッフを充実させることもできないし、専門知識を増やしていくこともできない。NPOセクターをしっかりと育成していくのであれば、税金の一部をNPOに渡していくという制度をビルトインした法律を作らなければいけないはずです。

 

・官僚に税金を100%任せるのか、その一部をNPOに回すのか。NPOに税金の一部が回ればNPOはしっかりと官僚をウオッチできるはずです。

 

・実は日本にもNPOと本来認識されるべき組織は多数存在してきたことは、これまでにも紹介してきたとおりだ。公益法人(財団、社団)、社会福祉法人、学校法人、医療法人、宗教法人、労働組合、生協、農協など。これらは世界の常識ではNPOとされる組織だ。公益法人には日本経団連、経済同友会、商工会、青年会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブなども含まれている。そう考えると日本にも従来からNPOの広がりがあることが理解できるだろう。

 

<必要なのは「社会の三権分立体制」の確立>

・社会システムの中に行政セクター、営利企業セクターと並ぶ三本目の核としてNPO(非営利)セクターを据え、いわば「社会の三権分立」を確立したいと私は考えている。

 

・NPOセクターには、多種多様な市民活動団体およびボランティア活動団体のほか、NPOを運営面などで支援する中間支援組織や、非営利活動を財政的に支援する助成団体、そして生活者指向の政策代替案を提示し得る独立型シンクタンクもある。また、財団や社団、学校法人や医療法人、宗教法人といった公益法人等や労働組合、生協や農協なども設立の趣旨から言えばNPOセクターの住人ということになろう。

 

・米国には弁護士や会計士などがNPOのために相談業務を行うNPOを設立しているケースもある。あるいはNPOを対象に広告代理業を行うNPOも存在する。多分に同好会的な組織も含まれるし、後にコンピュータソフト会社やインターネット・プロバイダーなどの営利企業になってNPOセクターを巣立っていった団体もある。それほどまでに多種多様な目的や形態を持つ「自律した民間非営利組織(真のNPO)」の集合セクターを私は確立したいと思っている。

 

・米国ではファンドレイザーと称する資金集めのプロがステータスの高い一つの職業として成り立っているほどだ、米国の寄付金の年間総額は04年の時点で23兆円を超えているが、一方、日本は年間約6000億円にすぎない。これはやはり寄付金税制によるところが大きい。米国では所得に占める控除の限度額が大きい。英国では単独寄付や給与天引き制度などといった少額の寄付を継続しやすい制度が完備している。

 

<「官の公」から「民の公」へ>

・実は行政とねんごろな運動家たちの多くも「官の私」セクターの住民といえよう。そうした運動家たちは、このセクターに回る莫大な資金の分け前をどのように得ようかと考えて行動している。公益ではなく、利益を優先している輩だ。

 

0641日の時点で、中央官庁や出先機関と随意契約を結んでいる1233の公益法人の8割近い962法人に、国の機関のOB約1万人が「再就職者」として天下りしていることが会計検査院の調べでわかった。そのうち約3600人は役員に就任しているという。

 

 

 

『国を変える力』 ニッポン再生を探る10人の提言

猪瀬直樹   ダイヤモンド社   2008/10/17

 

 

 

<『政治と秋刀魚』で見る日本政治(ジェラルド・カーティス>

(カーティス)当時、ジョン・F・ケネディ大統領が通した国防教育法という法律があった。国防のためにアメリカ人はもっとロシア語とか日本語とか中国語を勉強すべきだということで大きな奨学金制度が作られたのです。

 

(猪瀬)西荻窪のアパートはトイレも炊事場も共同だったんでしょう。

 

(カーティス)毎晩銭湯へ行きました。帰りにラーメンを食べたり、スナックへ行ってビールを飲んで、ママに日本の歌謡曲を教わったりして。良かったですね。いろいろな懐かしい思い出があります。

 

・日本に来て、僕の食生活は革命的に変わりました。あのころ、その食堂で肉を食べたいと思ったら、あるのはクジラだけ(笑)。牛肉なんか大衆食堂では食べられない時代でした。

 

<若者に希望や可能性を与える社会に>

(猪瀬)それともう一つ、最近は、とにかく塾に行って、いい点を取って、いい大学に行って、いいところに就職すると勝ち組だという非常に狭い価値観と、一方ではフリーター、ニートがいるという両極になっている状況です。再チャレンジの仕組みがうまくつくれずにいる。

 

(カーティス)アメリカの社会にはいろいろな問題がありますが、いいところは、レイトブルーマー、遅咲きの人間に非常に寛容な社会なんです。日本はあまり寛容ではない。だから、一度フリーターになってしまったら、なかなか新しいチャンスが与えられない。

 

(猪瀬)僕自身、大学を出てから「さて、これからどうやって生きようか」と考え始めた遅咲きです。就職せずに作家になろうかと、いままでとは違った小説をどういう方法論で書いたらいいのかと、考えていた時期がありました。

 

<『代議士の誕生』に見る自民党政治>

(猪瀬)『代議士の誕生』という本は、大分県のある代議士が国会議員になろうとする。どぶ板を踏んで、いろいろな村の寄り合いに出て、お金も集めなければいけない。演説もちょっと浪花節っぽくやらなければならない。そういうひとりの代議士が生まれて来るプロセスをドキュメンタリーと政治分析を加えた手法で描いています。

 

(カーティス)佐藤文生さんは、二枚目でした。若いころは三船敏郎みたいな感じでした。1967年の総選挙で初当選してから連続当選8回で、第二次中曽根内閣の郵政大臣も務めたんですが、1990年の総選挙で落選して、2000年に亡くなりました。

 

(カーティス)「いやあ、あなたには大変おせわになっているから、もちろん、ぶんちゃんに入れますよ」と言う。なるほどなと思いました。町会議員のあなたにお世話になっているから、あなたが支持する国会議員の候補者である佐藤文生さんに投票すると言う。要するに、佐藤文生さんは関係ないんですよ。これが昔の自民党政治です。

 

(カーティス)一番の発見は、日本の政治、ある意味では日本の社会は人間と人間のつながりに基づいたネットワークが非常に重要であるという事でした。自民党の集票マシンというのは、要するに、代議士の後援会を全部足したものなんですね。党のマシンがなくて、個人の政治家のマシンがある。

 

(猪瀬)個人後援会が各地域にあって、その個人がいくつか寄せ集まったら自民党になる。票が読めるんです。

 

(カーティス)それが自民党の集票マシン。いま、それができなくなったのは、ああいう社会構造そのものが崩れてきているんですね。それに代わる新しいものがまだつくられていない。

 

1920年に始まった日本の民主主義>

(カーティス)何の話かというと、佐藤さんを支えていた県議会議員たちは、みんな戦前の政友会なんです。もう1人ほうは(立憲)民政党で、憲政会系なんです。1960年代にもそれがまだいくらか残っていました。つまり政党政治は大正時代にあった。いまの自民党の組織に総務会長、幹事長、政調会長があるのは、これは(立憲)政友会の組織を継承していて、戦前からの伝統です。

 

<日本のリーダーは説明する努力を>

(猪瀬)アメリカの大統領選はいいところも悪いところもあるけれど、いいところは一年間かけて各州を回ってずっと説明して歩くこと。具体的な公約が国民の頭に入ってきますよね。

 

(カーティス)演説をするときにペーパーを読まない。ディベートのときも何時間もスタッフと練習をして、どの質問をされてもすぐ自然と答えられるように準備している。アメリカの政治家を見ていると、もともと話がうまいように見えるんだけれど、ものすごく努力しています。あの練習の時間は大変。政治家はそのくらいの努力と、パッションが必要です。

 

(カーティス)そういう意味では、僕は小泉純一郎さんが総理大臣になって非常に良かったと思う。ある意味で最も早く、それこそ自民党の集票マシンを壊して、新しいものをつくる規範をつくって、良かったと思うんです。これから必要なのは、すでに話したように、政治家がまず国民を説得する方法を真剣に考えることです。

 

・日本の政治家は、官僚以上にいろいろなことを知っているんだということを、国民にみせようとしない。高学歴ではない国民にもわかりやすく説明することが大事なのに、それをしない。そうしないと説得することにはならないんです。

 

 

 

『七人の政治家の七つの大罪』  

平沼赳夫  講談社  2009/4/10

 

 

 

<七人の政治家の七つの大罪とは>

 

第一の大罪 小泉純一郎の「郵政民営化」

第二の大罪 竹中平蔵の「市場原理主義」

第三の大罪 安倍晋三の「お友達内閣」

第四の大罪 福田康夫の「無気力」

第五の大罪 小沢一郎の「変節」

第六の大罪 麻生太郎の「パフォーマンス」

第七の大罪 平沼赳夫の「無力」

 

・連続9回の当選は、私の信念と生き方に共鳴していただいた有権者の皆様のおかげとしか言いようがない。

 

1、人間性を重んじ、調和のある人間社会の実現をはかる

1、自由を守り、平和で豊かな社会環境の実現をはかる

1、我が国の伝統文化を守り、自主憲法の制定を期す

1、政治屋でない、真の政治家として邁進します

 

<落選議員の苦しみ>

 

私が落選した議員の復党を第一に話したのは、彼らの苦しみが手に取るように分かるからだ。というのも私は、初当選までに二度の落選を味わっている。

 

・供託金没収という惨めな敗北である。お金も地盤もなく、生活は苦しかった。家内は岡山市内に借りたアパートの電気料金を気にして、部屋の電気をこまめに消すために部屋を歩きまわるなどして節約に励んでいたものだ。選挙運動にはお金が必要だが、選挙運動をやっていては稼ぐことができない。その悪循環だった。電話が止められたこともある。

 

・今は亡き中川一郎先生にも大いに助けてもらった。

 

・そして筆頭秘書だった鈴木宗男氏を呼び、「今日から平沼君を秘書扱いにする」と言って、私の政治団体の口座に毎月20万円を振り込んでくれることになったのだ。当選するまで一度も欠けることなく、振り込まれたこのお金が当時の私にとっては大事な収入であり、正直なことを言えば、毎月20日の振り込み日が待ち遠しかった。それほど、生活が困窮していたのだ。

 

・そういった経験があるから、復党問題に際して私が第一に考えたのが、落選議員たちの扱いだった。

 

<食料自給率アップで雇用問題解決>

・平成ニューディール政策では、二つの形で農業を推進させていく。一つは、品質の高い、ワン&オンリーの農産品を作ることである。

 

・もう一つの農業推進策は減反政策や農家の高齢化で使われなくなった田畑で大規模かつ生産効率のいい農業を行うことである。いうまでもなく、日本は技術の国だ。今や「野菜工場」が現実のものとなり、ビルの中で2毛作どころか「24毛作」まで可能になっているという。

 

・ワン&オンリーの高級農産物と生産効率のいい大規模農業、この2本立てで日本の食料自給率は必ず上がる。同時に農業に従事する人が増えれば、雇用の 問題も解決に近づくことになるのだ。

 

<有償ボランティア、パート公務員の拡充>

・日本に夢と希望を抱かせ、低力を引き出すーそれが政治家の最大の使命だ。

 

 

 

『日本を磨く』   輝く「強い国」をつくる  

日本経済新聞社      日本経済新聞出版社  2007/2

 

 

 

<『日本のあるべき外交とは』 (中曽根康弘)>

 

・冷戦後、米同時テロが起きるなど、国際環境は激しく変化している。このような状況の中で、わが国はどのような原理・原則を持って他国と付き合えばよいだろうか。

 まず何よりも重要なことは、「独自性を持った国家」として、日本は世界に対峙していくべきであろう。その際国策として推進するのは、平和や福祉、環境などという分野が望ましい。

 

・国民が日本の自主性、主体性を確立しようという動きになっていること自体は、喜ぶべき現象である。

 

・日本は非核三原則を佐藤内閣以来、堅持している。我々の回りには北朝鮮や中国などの核保有国がある。そういう点から、核による防衛は米軍に依存するということで日米安保条約ができた。非核三原則を持っている限りは安保条約、日米同盟は維持されていかなければならない。安保条約の本質的な要素は日本が核兵器を持たず、米国によって防衛されるという点にある。このように日本は戦後、米陣営と軌を一にして行動することが国益にかなうと考えてきた。

 

・日米同盟を維持しつつも、やはり冒頭に挙げたように「独自性を持った国家」でありつづけること、つまり、主権国家としてふさわしい態度を取るということが、国益を守ることにおいてなにより重要だろう。その意味で、東シナ海や日本海の主権、北方四島の返還は実現せねばならない。

 

・私は、外交についてはいつも四原則を言うことにしている。

第一に、国力以上のことをやってはいけない。

第二はギャンブルでやってはならない。

第三は内政と外交を混合させてはならない。

そして第四は世界の潮流に乗っていること。

これが、大東亜戦争を反省した上での日本の外交四原則である。

 

・多国間の課題に対処していく上で、現在の政治や官僚の統治機構を見直す必要ももちろんあるだろう。

 まず基本的な問題として提言しなければならないのは、日本の情報戦略体制は全く欠落しているということである。種々の情報は、みんな米国からもらっているようなもの。したがって日本外交は米国への順応外交だと言われている。特に、小泉前首相の場合はそれがあまりにも顕著だった。日本は安保条約は持っているが、世界戦略においては米国とは別の側面がいくつもある。官房長官の元に、日本独自の情報戦略体制を至急整えなければいけない。今、内閣情報官が置かれ色々とやっているが、これはまったく弱い。各省庁の情報をかき集めるだけの仕事にすぎない。

 

・たとえば英国やイスラエルのように、自ら情報を持って戦略や国策を打ち立てていくという体制が、日本には非常に欠落している。米国に順応していけば済むような印象だ。

 内閣の下に情報戦略局のような独立した局機構として確立し、そこにベテランを入れ、永続的のその仕事ができるようにする。彼らにはある程度の権限を与え、官房長官が上に立って各国の日本大使館やジェトロとの連携をとらせるようにするべきだ。

 

・このような議論をすると、「対米順応外交からの脱却と日米同盟の強化は両立するのか」という声がすぐにあがる。しかし、私はまったく矛盾しないと考えている。主権国家として主体性を持って外交にあたるということは、むしろ当然のことだろう。日本の政治にそういう主体性の自覚が、ほんとうに足りないのだ。米国順応というのが外交の8090%であるかのように錯誤している。

 

・外務省、防衛省、警察庁、内閣府にそれぞれ情報部門はあるものの、横の連携が不十分との指摘もあるが、国をあげた情報戦略機関はどうしても上からつくっていかなければ駄目なのだ。下の情報をかき集めるという今までのやり方では、立ち行かない。その代わり、局長になる人材は相当長い間務めさせて、局員も相当な待遇を与えて継続して任務を遂行できるようにしないといけない、いずれは、米国の中央情報局(CIA)のような組織をつくらざるを得ないだろう。現状では内閣情報調査室があるが、もっと本格的な組織を用意していかないと駄目だ。

 

・中国との外交をやっていくには、情報を持たないとどうしようもない。これからの外交の勝負は対中外交にある。米中間で日本がどういう立場をとるかという問題である。日本は米国とは安保条約を持っているが、それだけでなく、アジア全体、欧州を含めた色々な情報を持たないといけない。

 

・日本がさらに国力を高め、「光る国」になるには何を磨くべきか。具体的にあげれば、以下のようなイメージが良い。

 日本という国は、発展途上国の面倒をよくみる国。

 環境問題について、強い主張を持っている国。

 そして、東アジアの共存協力関係について深い洞察と強い見識を持っている国――。

日本とはこのような国である、という印象を国際社会に与え、さらにそれらの施策を確実に実行していくということがとても大事である。

今の政治家や官僚たちには、日本をどう印象づけようかという意志がない。そこに私は非常に危機意識を持っている。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・官僚制度も時代の流れに適応できずに制度疲労、劣化が目立つともいわれます。どんな時代、体制においてもテクノクラートの官僚は必要になります。そこで政治の改革がなかなかすすまないといわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「改革が遅れているのは本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだ」といわれます。「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」そうです。

 

・「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。また「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」と指摘されています。その点については政治家と官僚の認識も自覚もないといわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。

 

・政治家は、世論の反発や票離れを恐れるあまり、日本の将来に必要不可欠な社会保障制度改革や年金改革に着手できずにいると指摘されています。政治経済の制度疲労が激しく、システムが劣化しているそうです。そのうえ官僚と政治家の劣化もひどいと述べられます。日本に国立の「政治研究所」が必要だそうです。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」と指摘されています。私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるようです。先進国ではアメリカ、カナダ、フランスが企業・団体献金を禁止していると語られています。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。女性が働く必要のない社会のベーシックインカムは、ユートピアで夢の話だそうです。

 

・「ヘルメスが日本を統治している」といいわれても、教科書にものっていない話で、メディアも取り上げないことで、私たち一般人には、訳の分からない話でしょう!?神々の世界が分かるチャネラーは非常に少ないようです。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。

 

・ヘルメスといえば、「神の中の神」ゼウス・クラスは、地球の主神クラスの中心として活動しているそうです。皇祖といわれる天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、太陽神でアポロ・クラスの神なのでしょうか。神様の中の王様であるゼウスは魔神の系列だといわれます。ベル(Bel)、クロム(Chrom)、「バアル神(Baal)」も「ゼウス」や「アポロ」も、すべてが「ニムロド」=「アンチ・キリスト」と語られています。

 

・不死で時空を超えているので「神」というのですから、大昔の神々は、現代でも活動していると解釈するのが「理論的」といえるそうです。どのような形で関与しているのでしょうか!?

 

・確かに米国的な資本主義も衰えを見せてきています。「日本が、新しい社会体制システムを確立して、近未来に世界の手本になる」というのが、多くの予言者のいうところですが、どのようなものになるのでしょうか。2012年のアセンションの時代に向けて、誰もが精神世界に関心を持たなければならない時代となるのでしょうか。

 

・「社会主義でも資本主義でもない平等な神の子の機会均等システム」とは、どのようなものでしょうか。商売の神ヘルメスの英語名はアーキュリー(水星)ですが、「マーキュリーからとてつもなく進化した透明な宇宙船で、美男美女の宇宙人がきていた」という米国のUFOコンタクト記録もあるといわれます。

 

・「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうですから「人は皆、記憶喪失の神々だ」ともいえるようです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうそうです。

 

・ある知識人の話ですと「日本は小さな政府と大きな政府を併存している体制の国家だ」といわれます。政府会計だけを見ると小さな国家ですし、公益法人の予算を加えると大きな政府になるということです。だから小さな政府と大きな政府を比較検証している国だといわれます。私たち一般人は、詳しい世界比較の数字は覚えておりませんが、国家組織の仕組みを単純に比較できないようです。

 

・米国と比較する場合には、歴史的、制度的な違いが背景にあり、詳しくは専門家でないと分からないようです。たとえば、銃社会の危険性、犯罪率、社会保障や医療保険など米国も多くの問題を抱えており、格差が大きくて世界一住みやすい国とはいえないといわれます。一般的に根本的にはセルフヘルプの資本主義精神を信仰し、社会主義者を嫌うと指摘されています。また、また人種差別問題も米国人の潜在意識に根付いているものだといわれます。表面化しなくても常に意識しているということでしょうか。

 

・が、様々なビジネスに関しても斬新なアイデアを実行する人々が多い国であるともいえましょう。NPOなどの社会機関に関してもいろいろと研究しているようです。営利企業も利益を出しにくい経済状態ですが、NPOの従業者の生活も考えて、税金の補助金や寄付金に頼るのだけではなく、利益構造をNPOに組み込んでいく必要があるといわれます。

 

・労働組合や農協などもNPOであるということですので、今さら新しい概念ではないようです。寄付金も税制を変えていかないとファンドレイザーの職業も確立しないと指摘されています。

 

・自民党の政治については、私たち一般人は、知らないのですが、派閥政治からの改革など、自民党も時代に応じて、自己改革をしてきたようです。民主党に政権をとられてから、野党になっていろいろと研究したのでしょう。やはり自民党内部では「選挙に強い人が選挙に強いという理由から尊敬される」といわれます。それほど選挙に苦労している人が多いのでしょう。当選回数でポジションが決まったこともある意味では合理的なことなのでしょう。選挙にまつわる汚職事件が自民党の党史を暗くしているようです。最近では汚職事件に巻き込まれないように、さまざまな手法が自民党にも導入されているようです。

 

・「自民党は一種のフリーメーソン組織のようである」と言う説もありますが、地方の組織には戦前からの政党政治の流れがあったとは意外です。政治家にとっては日常の政治活動の積み重ねが重要なのでしょう。

一般的に「地盤、看板、カバン」を親から譲り受けた世襲議員は比較的苦労をせずに当選街道を歩むそうですが、頼るものが少ない1世議員は、選挙にとても苦労をする人が多いと語られています。政治資金の相続の面で世襲は有利だといわれます。

 

・やはり選挙に当選するには、できる限り多くと人と個人的にコンタクトする必要があるそうです。後援会が命綱だそうで、落選すると悔しい思いをするようです。落選した場合に党からのさまざまな援助があればいいそうですが、自己資金が続く限り選挙に出れるようです。落選した場合に戻れる職や職場を持っている人は、長く続くようです。後援会の選挙マシンの強さが自民党の強さだったのですが、インターネットなどの普及で、従来からの選挙マシンが通用しなくなったようです。地方議員の近未来の姿は欧米のようにボランティア議員の流れだといわれます。

 

・選挙の投票のために投票所に出向く国民にとって、インターネットによる投票が認められれば便利だと思いますが、「直接民主制」の道を開くということで、抵抗勢力は多いそうです。選挙結果が大きく変化してくるともいわれます。「人々の意識に応じた、その程度の政治しか私たちは持てない」といわれます。私たち一般人も政治意識を高めて、とりあえずは必ず投票所に行くという癖をつけなければならないようです。

 

・政治家が政治活動をするためには、ある程度の資金が必要で、政治献金が多ければ、それなりの活動ができるようです。野党が攻撃をするのは、与党政治家の政治資金関係などでしょう。法律なども厳しくなっており、政治資金関係には、政治家も細心の注意を払わないと、つい「うっかり」ということが通用しないようです。政治家も厳しい職業になっているようです。政治家と言う職業も専門化、特殊化、地域化がすすむようです。

 

・猪瀬直樹知事は徳洲会グループから5000万円を提供された問題で、「今後1年間の知事の給与を返上する」という考えを示していましたが、結局辞職しました。

 

・この本(『七人の政治家の七つの大罪』)は民主党が政権をとる前のものです。大きな政党や大きな組織をバックにしていないと落選議員は、再度、選挙に挑戦することは難しいようです。世襲が選挙に強いのは、後援会組織がしっかりしている場合が多いようです。「サルが木から落ちればサルだが、代議士が選挙に落ちるとタダの人」といわれ、落選した時のことも考えなければなりません。選挙に必要な「ジバン、カンバン、カバン」といわれますが、資金のない人には落選はつらいものだといわれます。

 

・顔を合わせて面談を通じて後援会員を増やしていく努力が小選挙区ですと大事になるそうです。選挙民とのコンタクトに多くの時間と労力が必要です。

 

・現役政治家は、モーレツ・サラリーマンのようにモーレツに働き、動き多くの人と接するそうです。著者も無理がたたって脳梗塞で倒れたそうです。こうした忙しい状況では、政策の勉強の時間があまりないようです。政治家は必死に働いているといわれます。

 

・政治家には落選がつきもので、議員の経歴を見ていくと多くの議員が落選の経験があります。落選議員の状況はひどいそうですが、それを乗り越えてはじめて中堅議員に成長していけるのでしょう。やはり松下政経塾のように若いうちから直接に選挙の世界に飛び込んでいくほうが良いのでしょうか。

 

・若いうちから直接に政界に飛び込むべきか否かということについて賛否両論があり、政治家になる前にほかの職業についておくべきだと言う人もいるようです。落選した時のことも考えなければならないのでしょう。

 

・政治家の仕事内容も時代の変化に応じて変わっていくものとおもわれます。組織的に動かないと仕事は増える一方のようです。日本経済の再生に力がありかって賞賛された経済官僚も近年の経済政策の失政の多くに責任があるそうです。その原因は政治的な統制力を欠いたことだそうです。反官僚の動きが勢いをましておりますが、「火のない所に煙は立たぬ」ということでしょうか。官僚制度も時代の流れに適応できずに制度疲労、劣化が目立つともいわれます。文部省の天下りあっせんも大きな問題となりました。 

 

・企業はリストラしないと現代の激しい経済環境を乗り切れないといわれます。世界のどの国もリストラをしないとギリシャのようになるのでしょうか。どこの国でも国のリストラや舵取りは難しいようです。日本は大丈夫だそうですが、近代化や改革が急がれています。増税をする前に、もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化が必要だといわれます。

 

・「3S(セックス(性風俗)、スクリーン(映画、大衆娯楽)、スポーツ)で大衆をして政治を忘れさせよ」というユダヤのシオンの議定書という謎の文書があったそうです。が、ゲームに熱中している若者が政治に熱中するようになるのも何かの契機が必要でしょうか。インターネットの政治利用自由化が契機となるのかもしれません。

 

・公安調査庁の元部長が「日本は諜報機関のない世界的にも珍しい国だ」と書いていますが、私たち一般人は、「日本に諜報機関」がない理由がよくわかりません。「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」そうです。真面目な政治家も官僚も戦後70年もたつのに、諜報機関の設立にはあまり熱心ではないようです。中曽根氏のような大物政治家にも無理だったようです。敗戦後、占領軍に禁止されてから、本格的な諜報機関が作れないようです。北朝鮮の拉致事件についても「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」といわれるように大きく国益を損ねています。「諜報機関のない国は始めから負けている」ともいわれます。

 

・私たち一般人は、北朝鮮の拉致事件について詳しくはありません。しかし、拉致事件の被害者はかなり多いという説もあるそうです。この程度の問題に数十年もかかっているのは不思議です。よく家族連絡会の運動が報道されています。拉致事件は、多くの一般国民の関心の高い事件のようです。ちなみに、拉致被害者の家族連絡会の増元さんも「次世代の党公認候補」として衆議院宮城二区から出馬しましたが、結果がでなかったようです。

 

・航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、国会によって「爆撃装置」と「給油装置」が外されてライセンス生産されました。高価な最新鋭戦闘機も北朝鮮の拉致事件には抑止力にはなりませんでした。「爆撃装置」と「給油装置」を外さなければ、拉致事件も大きく拡大しなかったかもしれないという説もあるそうです。当時は北朝鮮スパイの逮捕事件や日本海などでのスパイ船事件があり、かなり警察も緊張していたようです。諜報機関がなかったことが、事件の発覚を遅らせたようです。

 

・「高価な抑止力のない通常兵器を少数そろえても核兵器を熱心に開発している周辺諸国には抑止力にはならない」といわれます。通常兵器のレベルを一段と上げていく必要があるそうです。自衛隊に巡航ミサイルや原子力潜水艦の装備をすすめ通常兵器の抑止力を高めるべきだという説もあるそうです。限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、5兆円の防衛予算を効率的に使用しなければいけないと語られています。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」といわれます。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

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02/27のツイートまとめ
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貿易摩擦とかそんな表面的なことではありません。日本経済の本質そのものを崩壊させて、自分たちのスタンダードに合う国にする。スローガンはグローバリゼーション、自由競争です。

 

 

 

『この国を支配/管理する者たち』

諜報から見た闇の権力

中丸薫 + 菅沼光弘  徳間書店  2006/3

 

 

 

<悪魔の波動は強い>

・ヒットラーもそういう状態です。悪魔の波動は強いものです。あれだけ優秀なドイツ国民もワーッとついていってしまった。

 

<ヤクザ>

・私は、怖い話は聞きたくないといっても、あなたは日本を救うために、世界を救うために、全部わからなくてはいけないと、怖い話を教えてくれる人がいるのです。小泉さんを支えているのは稲川会です。小泉のおじいさんは、入れ墨バッチリでした。飯島秘書官も、何かヤクザとつながりがあるのではないでしょうか。政治の裏ではヤクザ同士の戦いみたいな、とんでもない構図になります。

 週刊誌にも、ヤクザとプレスコット・ブッシュ(ブッシュ大統領のおじ)が一緒に写っている写真が出ました。

 山口組は、お寺が関係して、最近死んだすごい大物の政治家が関係してできた組だと、私は聞きました。

 最近、ヤクザは日本で余り商売ができないものだから、中国に随分出かけていっているというのも聞いています。今「ヤクザ」は英語というか世界語になっています。「ヤクザ」といえばわかる。

 最近すごい話を聞いたのは、ヤクザの由来です。何でヤクザができたかという話を聞いてびっくりしたのですが、一説には、やはり皇室というか天皇家というものが出てきます。昔、天皇家を守る人たちは、モンゴルとか外から入れたみたいです。すごく恰幅のいい、いろんな人たちを入れて、そして、そういう人たちがはびこらないように、独身を保たせたのです。結婚してはいけないということにしたそうです。

 そうすると、宮廷の天皇家を守る人たちが、独身で、五体満足、体はどこも悪くないのに結婚できない。当時、公家がたくさんいましたが、『源氏物語』などを読めばわかるように、そういう面ではかなりフリーで、貴族の女性たちとそういう人たちとの交流があった。その結果できる子供は、今でいう住民票にきちっと登録できない。だから、母方は結構名門で、肉体的にもすごくきちっとした人たちがだんだん出てきて、世阿弥の時代からヤクザとして認められた。

 だから、流れとしては、欧米の普通のマフィアとかギャングとは全然違う。そういう中で、武士道とか義侠心とか、そういうものが出てきているのです。

 

 

闇の権力—―世界を支配/管理する見えざるシステム

<日米経済戦争>

・そのように日本人がダボス会議などに取り込まれていった結果が、大蔵省(現・財務省/金融庁)の解体、通産省(現・経産省)の弱体化です。今、財務省、経産省は情けない状況ですが、かつて通産省や大蔵省の持つ世界の経済情報は大変なものだったのです。インテリジェンスの世界からいえば、これこそまさに日本の最大の情報機関だといわれていた。JRTRO(日本貿易振興機構)などがその手先になりました。かくて日本は世界の経済を支配した。

 ところが、一方でそれをいかにして弱体化するか、世界の情報機関はみんなウの目タカの目でねらっていた。その結果、大蔵省の解体、通産省の弱体化、日本経済は世界でだんだんダメになっていったのです。

 

・クリントンが大統領のときに、当時のCIAは、「ソ連は崩壊してしまった。これからの我々の最大の課題は経済戦争だ」といった。経済戦争の相手は当然日本だ。向こうは宣戦布告をしたのです。そして、CIAも含めて、すべての政府機関が全精力を傾けて日本に経済戦争を仕掛けた。その結果、我々は完敗したのです。

 しかし、我々は、アメリカから宣戦布告されているなどということを、だれも認識していない。

 

・あの当時、西村という銀行局長が国会でいろいろ答弁していました。この人たちの弁明を見ていると、ものすごくナイーブです。戦争を仕掛けられているんだなどという自覚が全くなくて、それこそ自虐史観ではないけれども、我々がダメだったとか、何とかが間違えていたとか、そんな反省ばかりです。

 戦争で負けて最低になってしまった日本を、いかにして立て直すか。再び軍国主義国家にはなり得ないのだから、やはり経済大国になることです。その道を我々が選んだのです。だから、経済官庁には人材が集中した。

 

・ところが、世界の、いやアメリカ人たちにとってみれば、こんな目ざわりなことはありません。世界に1つの経済システムをつくろうとしているのに、日本は全然違う。大蔵省主導の経済運営のやり方に対して反旗を翻した。貿易摩擦とかそんな表面的なことではありません。日本経済の本質そのものを崩壊させて、自分たちのスタンダードに合う国にする。スローガンはグローバリゼーション、自由競争です。

 大蔵省の解体、金融庁の設立、日本経済の弱体化は、アメリカの国家戦略だった。日本的経済システムはシステマティックにつぶされていったのです。いろんな事件が起こりました。それを時系列順に並べてみると、いかにしてつぶされていったかよくわかります。

 今でも続いている日本の不況を「失われた10年」などといって、我々が改革しないからこんなことになってしまったとか、日本的経営がダメだったからこうなったとか、いろいろ自己批判していますが、もとをただせば、これは日米経済戦争の結果だったのです。日本は、日米経済戦争に負けてしまった。

 ところが、当時、例えば大蔵省の財務官などというひとたちは、そんなことは全然考えもしないわけです。

 

 

<日本のインテリジェンス>

・日本にも世界のトップを行く優秀な情報機関があったのです。ほとんど誰にも知られていませんが、例えば「ノムラ機関」です。もう故人となられましたが、旧軍人・野村三郎氏の組織した、「ノムラ機関」は、ルーマニアにあって第2次世界大戦のさなか、1942年のスターリングラード攻防戦の直前、ボルガ川を航行するソ連の貨物船の無線を傍受、突然増えた石油タンカーの動向からソ連軍の規模を予測して同盟国ドイツに提供。「ノムラ機関」の情報の正確さは、当時のドイツの情報機関を上回っていたのです……。

 

<日本の政治家の国際感覚>

・国家が持っている情報機関には、例えば内閣には内閣情報調査室とか、法務省には公安調査庁があります。本当に驚いたのは、内閣情報調査室の人が、あるとき外国人記者クラブにいらして、せっかく内閣情報調査室があるのに、外務省と当時の福田官房長官と小泉さんたちだけで何かやっていて、「こっちは蚊帳の外で全然わからないんですよ。いったい北朝鮮は核攻撃をやる力があるんでしょうか」といわれた。国が予算をとって研究している人たちですから、私はびっくりしました。

 そういう感じで見ていくと、菅沼さんがおっしゃるように、日本政府は闇の世界権力についてはアンタッチャブルで、国際情勢の政策などもともと立てられないでしょう。過去を見ても、日本の情報機関はダメです。やはり政治家がわかっていない。国際感覚がないから、使いこなせない。ただ、パフォーマンスだけです。日本に本当の情報機関を立ちあげることが必要です。

 

<ロスチャイルドとロックフェラー>

・アメリカの連邦準備銀行が、政府の中央銀行ではなく、民間の、ロスチャイルド以下国際金融財閥の銀行であることは、事あるごとに強調してきました。同様なのが、英国銀行であり、株式の80%以上がロスチャイルドのものです。闇の権力の動向は、この英国銀行を抜きには語れるものではありません。

 

日本の課題、情報戦「劣後」国家からの脱出を急げ

・「情報」という言葉は盛んに使われるが、「情報機関」「防諜」となると、わが国民には途端におどろおどろしく響くらしい。しかし国内外、特に外国の様々な動きを捉えて、精査・分析・評価し、国策に役立てる能力—―即ちインテリジェンス(情報活動)能力が劣っていることこそ、戦前から今日まで、わが国に様々な不幸をもたらしてきた原因だ。日本にも「普通の国並みの情報機関」が必要なのだ。

 

・わが国の対外インテリジェンス体制の在り方をめぐる議論が盛んになってきた。「インテリジェンス体制を大々的に改革し、米CIAや英SIS(MI6、MI5)に匹敵するような本格的な対外情報機関を内閣に新設せよ」というような提言も少なくない。

 その背景には、911テロ以来の国際テロリズムという新たな脅威に直面して、現状ではわが国の安全は守れないという不安があろう。

 

・また、わが国は①最近の中国の経済的、軍事的台頭と東アジア地域での覇権主義的な動向②北朝鮮の核ミサイルの脅威③領土問題をめぐるロシア、韓国、中国などとの角逐—―に取り囲まれている。それなのに、一つにはインテリジェンス能力が劣っているため、自主的、戦略的な対応が取れず、場当たり的に対米従属的な外交に終始して、国益が蝕まれつつある。そうした現実を、多くの国民が—―漫然とした形ではあれ—―懸念している側面もあろう。

 

長い歴史の上にある欧州の情報機関

・しかし、だからといって、直ちに本格的な対外情報機関を新設せよという主張は、あまりに短絡的で、現実的とは思えない。

 なぜなら、情報機関とは、人を集め、予算を与えれば直ちに機能するものではない。頭数も資金も豊富な情報機関を新設したところで、当面の要請には決して応えられない。これは戦後のインテリジェンス活動の現場で、長年仕事をしてきた者の経験から言えることだ。

 英SISなど欧州の有力情報機関は、いずれも数世紀の歴史を持つ。17世紀以来の欧州では、他国の動向について正確な情報がなければ、自国の存在すら脅かされるような厳しい状況が続いてきた。そのため否応なしに情報機関が整備され、国家指導者の情報感覚も磨かれたのだ。

 

<英国をモデルに現実的な道を>

・わが国では、大統領制の米国型情報機関は、各省庁間の摩擦や抵抗で十分に機能しないと言えそうだ。とすれば、わが国と同じ内閣制の英国をモデルとした合同情報会議という既存の組織を前提にして、対外インテリジェンス体制の再構築を図るのが最も現実的だろう。

 

・同時に忘れてならないことがある。カウンター・インテリジェンス(防諜)体制の強化だ。外国の情報機関、よしんば、それが友好国の機関であっても、汚染されれば、わが国にとっては有害だ。戦前のゾルゲ事件の経緯は、それを如実に示している。

 

 

 

『日本最後のスパイからの遺言』 この国を守るために何が必要なのか

菅沼光弘、須田慎一郎          扶桑社  2010/12/23  

 

 

 

<解体された日本の官僚機構>

<大使の民間人起用の意図は何か>

・先日、外務省に詳しい人と話したのですが、いま外務省では課長級以上はまったく機能していないそうです。金銭がらみの不祥事もあり、予算が伴う政策は何もできないと言っていた。では、いったい誰が外務省を動かしているのかというと、出納担当の経理係長クラスです。彼らが「この政策にはお金を出せます、出せません」と決めているのだそうです。

 

<日本の官僚機構を解体したのはアメリカ>

・外務省に限らず、いま日本の官僚機構をどの役所もガタガタであり、志も著しく低下してしまっています。

 そうなった背景にあるのは、アメリカが冷戦終結後、一貫して日本の経済力を戦略的脅威と捉え、日本の経済力と戦う姿勢を示してきたことにあります。なかでもアメリカにとって、最もやっかいだったのが「官」、つまり官僚機構だったわけです。

 

・(須田)私は昨年、アメリカの国務省に取材に行って知ったのですが、アメリカの基本的な極東戦略というのは、いまでも日中連携を認めないことです。だから、田中角栄元総理を絶対に許さなかったし、今回の小沢訪中団も許せない。この構図はいまも連綿と続いている。

 

<役人は米国研修で親米派になる>

・かつてアメリカはフルブライト奨学生制度(留学生)というのをやっていましたが、これは日本の奨学生制度とは意味が異なります。要するに、親米派の知識人を大量に養成するために、各界・各層の指導的人物に留学させていたのです。

 

<官僚がアメリカに行くと洗脳される>

・そして、須田さんがおっしゃったように、最近は検察官や裁判官まで集団的に研修に行っている。裁判官などは若いうちに全員行きます。日本の法体系というのは、大陸法(ドイツ法・フランス法)が基本だったのですが、だんだん変わってきて、法律の解釈はもう完全にアメリカ法的なものになってきているんです。だから、裁判官や検察官のアメリカ研修というのは、日本の法体系を解体するアメリカの計画のひとつです。

 

<日本の制度改革はすべてアメリカの意向>

・一方、アメリカには司法取引という制度が法律にきちんと書いてある。簡単に言うと、「お前に命令した人間の名前を言えば、お前を無罪にする」、「無罪にする代わりに、組織の全貌を話せ」という制度です。みんなそれで検挙しているわけです。

 

<日本で最後のスパイと言えるかもしれない。>

・このような北朝鮮の動向に関する的確な予測は、今日の政治家、役人、マスコミにはまず不可能であろう。なぜ不可能なのか?それは、現時点で起きている現状の一部しか見ていないからである。

 私は長いこと情報の世界に生きてきた。そこで培ってきた視点は、普通の人とはまったく違う世界観であり、この世界観こそが真実なのである。真実とは、現象の周辺に存在するすべてのこと、および過去、歴史を知らなければ見えてはこないのだ。

 

・歴史の潮流を掴み、その歴史観を将来に投射する――。情報活動の本質をそう喝破したのは、戦前・戦後に西ドイツの情報活動を牽引したラインハルト・ゲーレンである。私はベルリンの壁が建設された1961年に、西ドイツに留学し、直接ゲーレン氏から薫陶を受けた。さらに公安庁では戦前、戦中に旧日本陸軍で一線の情報活動に携わっていた人たちから直接その実体験を聴き、情報員としての手ほどきを受けてきた。

 

 そして現役時代は、イスラエルのモサドなど、各国の情報員とも行動を共にし、北朝鮮に人を送り込むなど、さまざまな情報活動を行った。その意味で私は、日本で最後のスパイと言えるのかもしれない。

 

・驚くべきことに今日、日本の警察や公安庁、政治家は、世界の激動を目の当りにして、「状況は極めて不透明」と繰り返すばかりである。それは、もはや日本には世界の将来を見通し、為政者に何をすれば国益に叶うかを伝える、情報のプロフェッショナルが存在しないことを意味している。では、どうすれば日本に真の意味でのプロが育つのか?

 

・いまの日本人に欠けているのは愛国心である。これなくして情報機関などあっても無意味だ。特に政治家や役人には、少なくとも国家意識は不可欠である。このままでは、日本という国はアメリカや中国などが仕掛けてくる国際政治の犠牲となり、本当に滅んでしまいかねない。

 

<北朝鮮・拉致問題の真相>

<拉致問題を巡る異常事態>

・繰り返しますが、いまの日本では誰も、金賢姫来日が拉致問題の解決にどんな寄与をするかも一切検証せず、金賢姫を呼ぶことが国際的にどういう意味を持つかその賢愚を推し量らない。サプライズなどといって、中井さんが個人的な成果をアピールするだけのために多額の税金を使って、果たして日本の国益になるのでしょうか……。

 

<北朝鮮・拉致情報のネタ元>

・北朝鮮の工作機関のひとつに対外連絡部という組織がありますが、その部長は姜周作(カン・ジュイル)という人物。この人物は、日本人拉致事件をはじめ裏の対南工作の総責任者です。その彼が朝鮮総連の指導もしている。だから、朝鮮総連を通して行われる日本の北朝鮮との接触は、すべてこの姜周作を通じて金正日のところへ行く。これが正式ルートです。

 そして、これとは別ルートに、35号室と呼ばれる工作機関があり、これは昔、対外情報調査部と呼ばれていた。いまは対外謀略宣伝の部署になっているようです。この35号室が、たとえば重村氏あたりに「金正日は替え玉」などと言う、いろいろな謀略的情報を出してくる。それが重村氏を通して、内閣調査室にもたらされているわけです。

 

<金正日病気説は謀略情報>

・このような北朝鮮の謀略活動や工作のやり方というのは、みんなソ連仕込みなのです。中国もそうなのですが、KGBのやり方と同じです。

 

・ソ連という国は、こういう謀略をずっとやってきた国々です。この謀略作戦を、その後中国や北朝鮮の情報工作機関は学んだわけです。

 

 いま北朝鮮は四面楚歌の状態です。周辺諸国から軍事的圧力や経済制裁を受けている。ちょうど、かつての革命直後のソ連とまったく同じです。では、北朝鮮の金正日政権はどうやって生き延びようとしているかと言うと、核兵器を持つのがひとつ。もうひとつは、情報戦争、つまりいろいろな謀略情報を出すことです。だから、北朝鮮の内情に関するいろいろなニュースが出てくるのです。

 

・しかし、日本は拉致問題で騒いで情報が入らないようにしてしまった。これでは何もできません。そういう状況にされてしまったのかもしれませんが、そもそも日本自身がやっていることでもあるわけです。その意味においては、情報というものがいかに重要か――それが日本人にはさっぱりわかっていないのです。

 

<拉致問題の解決は非現実的!?

・終着駅というか出口戦略を考えればよいのです。

 

・もうすべてが堕落しています。だから北朝鮮に対して制裁だ、制裁だ、と言っても、何かできるわけでもない。もっとよく本音で話し合って落としどころを探らないと、拉致被害者とされる人は帰国できないわけです。

 

<情報機関とは何なのか>

<国際政治の世界は謀略に次ぐ謀略>

・『孫子の兵法』の要諦は、戦わずして勝つことです。真正面から戦ってしまうと、国民が犠牲になり、国家は経済的に疲弊してしまうため戦争は愚の骨頂である。では、戦わずして勝つために何がいちばん重要なのか。それは、敵の“謀り事”を事前に見破ることです。

 要するに戦わずして勝つためには、まず敵の陰謀を見破り、先んじて行動する。次は交わりを断つ、すなわち敵の同盟関係を分断することです。

 

・その理由は単純です。国際政治そのものが謀略と謀略の闘いというのが実態だからです。国際政治は決してキレイごとではないのです。

 だからこそ、いったい誰が何を謀っているのかを見破る力がないと、国際社会で日本人はうまく生きていけないのです。

 

<外交は謀り事の世界>

・このように国際政治の世界は今も昔も、今日の日本人では考えられないような謀り事が行われ、その謀り事を軸に国際情勢は激変してくのです。だから、「孫子の兵法」ではありませんが、政治家に必要な不可欠なのは相手の謀り事の意味を見破る力です。

 

<公安調査秘録>

・そういう経緯で、日本には現在も情報機関がなく、若い頃に戦前の種々の情報機関で活動してきた先輩たちの直接の直接の教育を受け、そしてかつて同盟国であったドイツの情報機関に派遣された私が、情報機関とは何かを知る最後の日本人になってしまったわけです。もう若い人では、情報機関とは何かを知っている人間はいません。

 

・聖書でも情報の話が出てきます。

 モーゼがカナンの地に行くときに、3人の使徒にまずカナンとはどういうところかを探らせる。すると、3人が三様の回答を持ってきた。そこで、その三様の情報を見てモーゼはその中の一人の情報を採用する。要するに、役に立つ情報というのはどういうものかというようなことがちゃんと聖書には書いてあるのです。だからヨーロッパでは、世界最古の仕事と言えば売春と並んでスパイだと言われています。

 

・私がいた公安調査庁は、本来的には情報機関ではなく、治安機関です。暴力主義的破壊団体を規制するための機関なのです。

 

・調べていくと、北朝鮮は日本に対して、実際に種々の工作活動をしていることがわかりました。日本人拉致もそのひとつです。他にも、ラングーン事件や大韓航空機爆破事件などのテロの実践活動もやっていた。そこで、我々はこのあたりの情報をずっと調べていたのです。

 

<情報機関の実態とは>

・敵がいかにして浸透してくるかを研究することによって、逆に敵にいかにして浸透できるかが勉強できるわけです。だから必ず情報の収集と防御が表裏一体となっているわけです。

 

・しかし、それだけではまだ情報機関と言えません。アクティブ・メジャーズという積極的工作があります。積極工作の中にもいろいろあり、たとえば情報操作も一例です。新聞社を買収したり、オピニオン雑誌を発行したりして、その国の国民を洗脳する。また、グーグルのようなインターネットの会社と組んであらゆる情報を集めたり、ウィルスを開発したりします。このような広い意味でのメディアを使って、敵国の国民を洗脳していくわけです。

 グローバリゼーションという言葉も、洗脳の一例です。「日本もグローバリゼーションに乗らないと日本経済はダメになる」といったムードを日本でつくりだす。そして日本の学者や学会にも協力してもらって、アメリカンスタンダードの世界経済の姿を見せていく。これも積極工作です。

 

・しかし、いまの日本には積極工作どころか、秘密情報収集活動などもまったくないのです。だから、拉致問題解決のために、金正日を暗殺に行くというような発想はとても出てきません。

 以前、あるアメリカ人が「日本の拉致被害者を秘密工作で奪還しに行きましょう」と日本の当局に言ってきたことがあります。「ただし、北朝鮮のどこにいるか、ちゃんと情報を持ってきてください。どこにいるかがわかれば必ずやります」と、こう言ってきた。これは空想事ではなく、本当にやろうと思えばできるのです。

 

<情報局員はテロリスト!?

・イスラエルの人たちというのは、やり始めると、まったくの傍若無人です。法律などは一切関係ありません。

 

・イスラエルは、アメリカに私兵組織まで持っています。これはプライベート・アーミーです。その私兵隊が中南米に逃げたナチスの残党を探しに行くのです。

 

・しかし、本当の問題は、そういう潜入活動などをやっていると当人自らがテロリストや革命家になってしまうこともあることです。実際、ロシア革命を成し得たレーニン、あるいはスターリンもそうですが、もともと彼らは当時のロシアのオフラーナと呼ばれるロシア帝国内務省の秘密警察の手先だったのです。結局その組織の中に潜入して、汚れ役もしたりして、そして幹部やボスにでもなれば、テロリストの感覚を共有することになるのです。

 

 だから、ソ連などは、国家そのものがテロリストのような存在になっていました。それで国家によるテロ活動も簡単にできてしまうのです。

 

・レーニンは亡命ロシア革命家であると同時に、ドイツからカネをもらっていたから、ドイツのスパイという見方もできます。このように、欧米の国家や社会は歴史的に陰謀工作や隠蔽工作やテロ活動で成り立ってきたという背景があるということです。日本の穏やかな社会とはぜんぜん違うのです。

 こうしたテロの世界観というのは、平和な日本人には想像もつかない世界です。だから、そういう活動を真似しろと言われても、日本の場合は軍隊でも絶対に真似はできません。対して欧米はそういう歴史的・環境的背景があるから、工作やテロの世界観になる。

 

・(須田)その内閣情報官は、自民党側に立ってある種の工作に手を染めていました。

 

(菅沼)彼は手を染めているどころの話ではありません。民主党内閣になる、政権交代が起きるという趨勢になったときに、内閣情報調査室の焼却炉は、毎日煙が絶えないと言われていました。

 なぜかというと、民主党関連の書類をみんな焼いていたからです。

 

・(須田)麻生政権のときに、警察官僚OBの官房副長官が来て、以来内閣情報調査室は政治家スキャンダルのほうにどんどんシフトしてしまいました。

 

<裏をかくロシアのスパイ活動の歴史>

・(菅沼)イスラエルの大使館が、あらゆる日本の出版物を検閲して、そして反ユダヤ的な記事には、必ずクレームを付けたりしていますが、アメリカも同じようなことをやっていたわけです。アメリカ大使館の情報活動の本質がわかりました。

 

(須藤)アメリカ大使館にも、検閲の担当のセクションがあります。雑誌や書籍だけでなく、あらゆるテレビ番組も全部モニターして検閲しています。

 

 

 

『この国のために今二人が絶対伝えたい本当のこと』

闇の世界権力との最終バトル「北朝鮮編」  2010730

中丸薫、菅沼光弘(元公安調査庁 調査第二部長)  ヒカルランド

 

 

 

諜報は神が認めた価値ある仕事―売春とともに世界最古の仕事でもあるのです!

・菅沼;西洋のキリスト教世界では、諜報は神が認めた大変価値ある仕事であり、かつ売春とともに世界最古の仕事と言われています。そして、仕事の内容がダーティであるがゆえに、イギリスでは、諜報は心のダーティな人間がやるべき仕事ではない、諜報員はすべからくジェントルマンでなければいけないとされています。MI6の諜報員は多くがケンブリッジやオックスフォードの出身エリートです。

 

・また、3代目の田岡組長(山口組)は、「暴力団はただ博打を打ってばかりではあかん。正業を持て」ということで、神戸芸能社、今でいう芸能プロダクションをつくりました。あの当時、美空ひばりを初め日本の一流芸能人は全部、神戸芸能社に所属していました。そこに名を連ねていない芸能人は、三流、四流という状況でした。もともと興行はヤクザのやる仕事でした。相撲もそうです。それを国家がヤクザから取り上げてしまったものだから、おかしくなってきているわけです。

 

<情報機関本来の仕事をやるところが、日本には一切ないー本当に特殊な国なのです!>

・菅沼;日本には、戦後、情報機関は一切ありません。公安調査庁にしても警察の外事課にしても、みんな日本の治安を守る治安機関です。

 

・情報機関の仕事とは、日本の新聞や本に書いてある、吹けば飛ぶような軽い仕事ではありません。外国の情報をとるばかりではなく、日本の外交政策がうまくいくように裏からいろいろ謀略工作をする。日本にとって都合が悪いことであれば、北朝鮮をいかにして崩壊させるか、金正日をいかにして亡き者にするかということを一生懸命考え実行する、これが情報機関本来の仕事なのです。

 

・まず朝鮮民族は、いつでも内部で対立しているので、そこが狙い目になります。

 

・内部対立は、今の朝鮮半島にもあります。韓国では地方対立がすごい。百済と新羅と高句麗の3国があって、互いに戦争ばかりしていた流れかどうか知りませんけれども、全羅道の人たちと慶尚道の人たちは犬猿の仲です。

 

・北朝鮮も同様です。黄海側の平安道の人と日本海側の威鏡道の人たちも犬猿の中です。

 

・日本は今、憲法9条で軍隊はないことになっています。日本国自身の情報機関もありません。現在の日本はアメリカのCIAがもたらす情報に従って動いて行く。しかし、アメリカが情報を出すのは自国アメリカのためであって、日本国あるいは日本の警察に役立てるためではありません。日本はこのままいくと有無を言わさずにアメリカの何番目かの州に成り下がってしまうかもしれません。

 

 

 

『この国の権力中枢を握る者は誰か』

菅沼光弘  徳間書店   2011/7

 

 

 

世界的な食糧危機をにらんでアメリカは動いている

・TPPでアメリカが一番の狙いにしているのは、農村のコミュニティの破壊にあります。

 

・さらに農林中金もそうですが、お金を集めて共済制度をつくり、農協そのものが金融機関であり、保険会社でもあるという機能を持っている。その農協をアメリカは壊そうとしている。郵政民有化と同じです。

 

・食糧危機には、二つの原因があります。ひとつは天災などの自然現象です。もうひとつの原因は、世界金融危機以来、アメリカもヨーロッパも日本も金融緩和策をとってきた。みんな穀物や金・銀あるいは石油・石炭などの天然資源への投機へ図った。それで、パーッと価格が上昇した。

 

<TPPの結末は、NAFTAのメキシコがどうなったかでわかる>

・アメリカのあくどさはこれだけにとどまりません。遺伝子組み換えの穀物の種を売りつけてぼろ儲けをしています。

 

・結果的にイラクもアフガンも自国の食糧生産をアメリカに依存しなければならなくなる。

 

・メキシコもそうです。1992年にアメリカはカナダとメキシコと三国間で北米自由貿易協定(NAFTA)というものをつくりました。実はTPPはこのNAFTAがモデルになっています。

 

それで、NAFTAに加入したメキシコはどうなったか。関税がゼロになったとたん、アメリカから安い農産物がどっっと入ってきた。進出してくるはずのアメリカの工場や企業はどうかといったら、これがまったく来ない。みんなメキシコよりずっと賃金の安いところに行っています。

 

メキシコの農業は生産から流通、輸出入までアメリカに支配されてしまって、完全に疲弊しています。

 

・オバマ大統領は、「食糧を外国に依存しなければならないような国は独立国とはいえない」とはっきり言っています。このまま世界的な食糧危機がすすめば、お金がいくらあっても食糧を輸入できない状況がくるかもしれないのです。

 

・日本の場合、イネの種子についての遺伝子特許だけは扱っています。コメだけはなんとか守った。しかし、コメ以外の生物の遺伝子組み換えや遺伝子に関する特許は全部やられてしまったと、筑波大学農学部の先生が言っていました。

 

 

 

『この国の不都合な真実』

日本はなぜここまで劣化したのか?

菅沼光弘   徳間書店   2012/1/31

 

 

 

<日本を「1%対99%」の社会にしようとしている>

・「TPPにおけるアメリカの狙いはいろいろありますが、その根底にあるのは、日本の発展を支えてきた独特のコミュニティ」国民と社会の関係国や公との関係、天皇の存在といったものを含めて、日本の強みであるものをすべて崩壊させてしまうということなのです。

 

・アメリカの失業者はここ数年ずっと9%前後に推移し、いずれ10%を超えるのは明らかだとオバマ大統領は発言しています。労働人口の10人に1人が失業する社会です。

 

・「1%と99%の戦い」というのが起こっていますが、1%の大金持ちに99%の貧乏人という格差社会が米国の実態なのです。ウォール街の一握りの人間が米国経済を牛耳っている。これは何もアメリカに限ったことではなく、ヨーロッパもそうだし、中国もそうです。

 

・しかし、日本もだんだんとそういった社会に近づきつつあって労働者派遣事業の規制緩和や非正規雇用の拡大なので、潜在的失業者が増え、ワーキングプアという言葉に象徴される格差が広がる状況になりつつあります。

 

 

 

『この国の不都合な真実』

日本はなぜここまで劣化したのか?

菅沼光弘    徳間書店   2012/1/31

 

 

 

世界で情報機関を持たない国は日本だけである>

・アメリカが経済安全保障といい、これは経済戦争だというとき、そこには必ず情報機関が関与してきます。

 

・しかし、日本はこの経済戦争でアメリカに手ひどくやられています。CIAとの情報戦にまったく太刀打ちできないからです。相手の情報が何一つつかめなければ戦争に勝てるはずがありません。

 

・いまの日本の悲劇は、日本にCIAのような情報機関がないことです。国家が生存するためのもっとも重要な必要条件の一つは情報です。情報の収集ということです。世界中のどこの国でも情報機関を持っています。韓国、北朝鮮はもとより、シンガポールのような小さな国でも持っている。そしてどこの国の情報機関も、テロに対する部分は別にして、当面の経済戦争に生き抜くためにほとんどの精力を情報収集につぎ込んでいます。

 

・ところが日本には何もない。何もないから何一つ情報がとれない。TPPにしても、いまそこで何が問題になっているのか、各国間で何がおこなわれようとしているのか。そういうことが全く分からないのです。

 

<情報収集の基本は「コミント」と「ヒューミント」>

・情報収集には例えば、インターネットを含めたあらゆる通信手段を傍受する「コミュニケーション・インテリジェンス(コミント)」と、関係者と接触して、その会話やそれが提供する各種資料の中から情報を得る「ヒューマン・インテリジェンス(ヒューミント)」という方法があります。この二つが相まって真相がわかるのです。そんなことが自動的に、また適切にできる組織と人材は一朝一夕にできるものではありません。

 

・北朝鮮についてもそうです。例の平壌宣言前後のころはそれなりに情報が入ってきたけれど、いまはさっぱりわからなくなっている。

 

<テロ情報漏洩事件で警視庁はあらゆる情報源の信用を失った>

<情報機関を失った日本、守ったドイツ>

・では、なぜ日本に情報機関ができなかったのかということです。日本は戦争で負けて、陸軍や海軍にあった情報機関は完全に破壊されました。日本の情報機関は非常に優秀だったのです。

 

・そして陸軍参謀本部第二部長の有末精三中将はじめ、優秀な人材が全員、GHQに抱え込まれてしまった。戦後の日本政府とつながって情報機関が復活するのを阻止するために、GHQが完全にシャットアウトしたのです。

 

 

 

『第三の敗戦』    緊急警告!

堺屋太一  講談社   2011/6/3

 

 

 

2011311日、日本は未曽有の大災害に見舞われた。

 

・これは1860年代の幕末、1940年代の太平洋戦争に次ぐ「第3の敗戦」ともいうべき深刻な事態である。

 

・日本は1990年頃から既に20年、経済力の低下、社会の格差化、文化の後退(安直化)に見舞われている。今回の災害は、その末に襲って来た惨事、繁栄を極めた「戦後日本」の終焉をはっきりさせるような事態である。

 

・私が、本書で提唱しているのは、そんな国造り、明治の維新と戦後の復興に続く「第3の建国」である。

 

・そのために必要なのは四つ。

 

1は、政庁・府省の権限枠と自治体の地域区別を超えた権限と機能を持つ「東北復興庁(仮称)」を設けて復興振興を一元化するとともに、近い将来の地域主権型道州制の「東北州」への基盤とすることである。

 

・第2は、復興や事故補償の財源は主としてエネルギー課税に頼り、省エネルギー社会の交代に向かうことである。ここでは電力事業を再編成し、自由競争と新技術でコストの低減を図るのも必要である。

 

・第3は、真の開国、つまり今日の「厭や厭や開国」から「好き好き開国」に転じる事。つまり外国と外国人を毛嫌いするのではなく、正しい情報と新しいやり方で国を開くことだ。この際、問題になる農業は、食糧増産思想から高級志向に転換するのである。

 

・第4は、「身分社会」の解消。特に縦割り府省別の入省年次で出世する「身分」化した幹部公務員(官僚)を、能力と意欲に優れた適任者を就ける「職業」にすることだ。

 

・戦後日本は官僚主導、業界協調体制によって、規模大量生産型の近代工業社会を築き上げることで成功した。だがそれは90年代はじめに頂点を極めて凋落、既に惨めな状況になっている。

 

<この大災害を機に「新しい日本」を創らねばならない>

・管内閣またはその後継者とそれらを操る官僚たちが、事態の深刻さを今の段階で見抜けるほどの知恵と忠義があるのだろうか。

 

<公務員は「身分」-平成日本の難題>

・戦後日本も今、その危険に直面している。政治家は選挙の受けを狙って、国政の現実を学ばず、空虚なテレビ出演に興じている。その一方で、官僚は、仲間の受けを考えて自らの権限と予算の拡大に走る。各府省別の縦割り組織と公務員試験の種類や入省年次で仕切られた横割りの身分で細分化された官僚機構こそ、日本の敗戦の象徴といえるだろう。

 

<国民の声ー官僚依存政党は必ず負ける>

・「古い日本」つまり、官僚主導で規模大量生産を続ける日本を再現するのではなく、未来志向の新しい日本を創造することができるだろう。

 

<「第3の建国」-新しい日本のコンセプト>

<「古い日本」に戻そうとしてはならない>

・今度も「古い日本」、官僚主導、業界協調体制で規模大量生産型の工業社会を実現した「戦後日本」を再現しようとしてはならない。

 

<第4の災害―思い付きの政治>

・政治とは決断の仕事である。組織は常に「みんなで考える方が多く考えられる。一人で決める方が速く決められる」のである。管総理は市民運動の出身のせいか、政治は判断ではなく、集会だと思い込んでいるのかもしれない。

 

・基本方針を決められない政治は、実行者に方向ややり方を決めさせる。つまり官僚丸投げである。

 

・投げられた官僚は、それぞれの慣例と組織利害に従ってやり易いようにやる。この結果、部分的にはもっともらしい作業が行われるが全体の方向は定まらない。つまり「古い日本」が歪んだ格好で再現されてしまうのである。

 

<脱工業化―知価社会を目指そう>

・これからの日本が脱工業化し、知価社会化することは資源多消費、移動距離長大、少子遅産の社会から抜け出すことである。

 

<「省資源社会」を目指すー復興財源はエネルギー課税で>

・復興の財源はエネルギー、特に炭素燃料の消費に課税するのが至当だろう。

 

・電力自由化でまず合理化し、補償と復興の財源を作り出す。それでも不足分は値上げする。

 

・何であれ、増税には反対が生じる。しかしながら、エネルギー課税は省エネルギーを促す点だけではなく、経済的影響でもダメージが少ない。

 

<国の形を変えようー地域主権型道州制に向けて>

<人的支流の拡大―外国人労働力を活かそう>

・これから少なくても30年ぐらいは日本の人口は高齢化と減少が続くとみられる。外国人労働力を活かそう。

 

 

 

『拉致問題』   対北朝鮮外交のあり方を問う

平沢 勝栄  PHP   2004/10/6

 

 

 

<拉致問題は防ぐことができた>

・日本と言う国がまともな普通の国家であれば、拉致問題は間違いなく防ぐことができた。被害者を救出することもできた。

 

・衆院の予算委員会で「北朝鮮による拉致の疑いが濃厚」と、当時の梶山静六国家公安委員長が答弁したのが、1988年だ。しかし、その後も救出のために何ら動くこともなく、今日まで被害者を苦しめてきた。そして今もなお苦しめている。

 

・繰り返すが、拉致は防ぐことができた。救出することもできた。にもかかわらず、日本は国家として何もしていなかったのである。

 

・そして、北朝鮮の工作船を日本は見つけている。北朝鮮の不審な船が日本海を徘徊しているのを日本の当局は、何回となく見つけているのだ。一番初めに北朝鮮の不審船を見つけたのは海上保安庁の記録では1963年となっている。

 

・それまで海上保安庁が発表しているだけでも、1963年からあの銃撃戦までの間、日本海で21回も北朝鮮の不審船を見つけている。そして、2001年の銃撃戦まではいずれも「追跡するも逃走」とある。拉致の中で日本国内で拉致された事件は1972年から1983年の間に集中している。横田めぐみさんが拉致されたのも1977年である。つまり、横田めぐみさんが拉致されるはるか前の1963年に日本海で北朝鮮の不審船を見つけ、以来何度となく、追跡しているのだ。

 

・逃げる相手を拱手傍観して取り逃がすバカな国が世界のどこにあるのか。これを日本は戦後ずっと続けてきたのである。21件と言うのは、あくまで海上保安庁が確認した数字であって実際にはこの数倍、出没していたことは間違いない。

 

・もし日本が2001年の12月の銃撃戦までの40年近くの間、ただ手をこまねいているだけでなく、厳しい実力行使の対応をとっていれば、拉致事件と言うのは起こらなかったのかもしれない。

 

・北朝鮮の工作員からすれば、日本は出入り自由でどんなにドジな工作員でも捕まることはないが、逆に韓国に出入りするのは命懸けだということだろう。

 

・日本はそこまで見くびられていたのだ。日本は戦後、本当の意味で国家と言えたのだろうか。

 

・中東にレバノンという人口3百万人の国がある。あの国も北朝鮮に自国民4人を拉致された。

 

・レバノンで若い女性4人が北朝鮮工作員によって拉致されたのは1978年8月、横田めぐみさんが拉致された翌年のことだ。

 

・レバノンは、ただちに関係者に救出を働きかけた結果、PFLP(パレスチナ解放人民戦線)の副議長が金日成に直談判した。

 

197911月に残りの2人の救出に成功した。

 

・こうしてみると中東の人口3百万人のレバノンの方が、国家としては日本よりもよっぽどまともと言えるのではないかと思う。

 

・日本の政治家やマスコミ人、そして、日教組などのなかに北朝鮮を礼賛している人たちがたくさんいたし、日本社会の中で北朝鮮批判はタブーになっていたんです。そして、北朝鮮を盲目的に礼賛していた政治家の責任は大きいですね。

 

 

 

『政治家は楽な商売じゃない』

平沢勝栄  集英社    2009/10/10

 

 

 

・「政治家は楽でいいな。政治資金の使い方もいい加減でいいんだから」「結構、儲かるんだろうな」などと思っている人もいるのではないだろうか。

 

・しかし、政治家という仕事は決して楽なものではない。11年前、地盤、看板、カバンもないまま衆院選に挑戦し、幸いにも当選させていただいて以来、私は、公務や選挙区での活動に全力で取り組んできた。1年365日、1日も休みなしの状況で今日まできた。

 

・また政治家は決して楽な仕事ではない、もちろん人によって違うだろうが、徒手空拳で政治家の路を選んだ私だからこそ、よくわかることだ。

 

<勝栄流、ドブ板選挙>

・私の場合、365日、それも毎日24時間を選挙活動に充てていると、いっても過言ではない。これは決してオーバーではない、家族サービスなど全くできないと言っていい。

 

・毎日の活動は漕ぐのを止めたら倒れてしまう自転車に似ている。体力勝負である。政治家と言う仕事はもちろん個人差はあるだろうが、決して楽な商売ではないのだ。 

 

<日々是選挙なり>

・政治家にとっては「日々是選挙」だ。したがって、慢心はもちろん、一瞬の油断でさえ政治家には命取になる。

 

・「選挙に勝つための条件は三つある。一つは36歳以下であること、それから、5年から7年、地域を必死で回ること。最後に地元の2流、3流の高校の出身であること」。最後の条件は、一流高校と違いそうした高校の出身者は卒業後の結びつきが極めて強いから、選挙に有利と言う意味らしい。私は、どの条件にもあてはまらない。

 

<ドブ板選挙は体力が勝負>

・選挙区では1年中、なんらかの会合や催し物が開かれている。1月から3月までの新年会だ。私は毎年計5百か所ぐらい出席する。それが終わると卒業式に入学式のシーズンを迎える。

 

・政治家でも二世や三世なら祖父や父親からの地盤があるから私などと違って楽かもしれない。

 

・政治家は勉強も欠かせない。しかし、1日中、走り回っていると勉強する時間がない。

 

・私が基本にしていることは、徹底して「人に会う」ということだ。それが選挙の第一歩だと考えている。地元にいる限り、私の一日は「人と会う」ことから始まる。

 

<国会議員の本分>

・まずは国会議員の本分としての仕事がある。それを最優先でこなし、余った時間で選挙活動にも励んでいるのだ。

 

<個人の後援会>

・政治家にとって後援会と言うのは、膨大な時間と労力をかけて作り上げるもので、いわば政治家の命綱だ。二世、三世議員は祖父や父親の後援会をそのまま譲り受けることからきわめて楽な選挙となるが、私にはその基盤となる後援会が全くなかった。

 

・現在私の後援会員は約6万人を数える。この後援会が今日の私のドブ板選挙を支える基礎となっている。

 

<政治家とカネ>

・国会議員は普通に活動するとどうしてもカネがかかる。仕事をやればやるほどカネがかかるともいえる。

 

・普通に議員活動をしておれば、月にどうしても56百万円はかかる。先に述べた議員年収などでは、とてもまともな活動はできないのが現状だ。歳費と期末手当だけではとても政治活動費は賄えないし、政党からの助成金でもまったく足りない。支援者からの支援がなければ、政治家として十分な活動ができない現実がある。だから、パーティーは多くの議員にとって不可欠とも言える。

 

・夏はもちろん、盆踊りや花火大会などのシーズンである。このうち盆踊りや夏祭りは町会、自治会単位で開催され、約3百ヶ所に顔を出す。

 

・もちろん、こうした行事のほかにも冠婚葬祭や祝賀会、記念式典などが一年中、目白押しだ。

 

<拉致は防げた>

・拉致は防ぐことができた。私は、今でもそう思っているし、警察にいた者の一人として、この点については返す返すも残念でならない。実は私が警察に在職していたときから、北朝鮮による拉致事件が起こっているのではないか、と関係者は疑いを抱いていた。

 

・実際に実力行使で不審船をストップさせたのは200112月の奄美大島沖事件が初めてであった。

 

<拉致問題は時間との戦い>

・私の師でもある後藤田正晴さんは生前、政府の対北朝鮮外交の進め方に介入する関係者の言動に強い不快感を示しておられた。私は、リスクを覚悟しながら行動する政治家は、リスクを取らずして非難だけする人など何も恐れる必要はないと考えている。この言葉を後藤田さんが存命中に常に言っておられたことである。

 

10人帰って来ると、あと10人はいるのではないか。その10人が帰国すれば、あと30人はいるのではないかとなるのは当然であり、自明の理だ。

 

・日本の警察に届けられている行方不明者や家出人の数は8万人から9万人に達する。この中に「もしかすれば、うちの子供も拉致されたのでは」と思う人が大勢出て来るだろうし、相手がいままで平気で嘘をついてきた北朝鮮だけに、先方の説明をそのまま信じることはできない。要するにこの話は今の金正日体制の下ではエンドレスに続く可能性がある。

 

・すると北朝鮮側は、「拉致事件は、日本と北朝鮮が戦争状態の時に起きたことだ。戦争時に末端の兵士が行った行為を罰するわけにはいかない」と答えた。だとすると拉致事件の最高責任者は誰かと言えば、間違いなく金正日だ。北朝鮮は、ならず者であれ何であれ、曲がりなりにも国家である。そのトップを引き渡すということは、武力行使か金体制の崩壊しかあり得ないのではないか。

 

<日朝交渉の行詰まり>

・小泉さんが訪朝時、食事どころか水にも手を付けなかったからだそうだ。アメリカのオルブライト国務長官は2000年の訪朝時に、北朝鮮の水などを口にしたそうだが、小泉さんは二度の訪朝のいずれもでも水さえ口にしなかった。

 

・私は、小泉さんは立派だと思う。北朝鮮の水に何が入っているかわからないし、そもそも水といえども飲む気にはなれなかったのだろう。しかし、北朝鮮にいわせると「自分の国に来て水一滴も飲まないで帰るとは失礼だ」ということになるようだ。だから私は、小泉さんの三度目の訪朝はないと思う。

 

 

 

『「政権交代」 この国を変える』

岡田克也   講談社  2008/6/18

 

 

 

<「座談会」と呼ぶ、私が最も大切にしている集いがある>

・週末ごとに地元・三重県で20人、30人規模で開催する対話集会のことだ。私は、この座談会を20年間にわたって繰り返してきた。2005年秋に民主党代表を辞任したのちも、1万人を超える方々と膝を突き合わせて対話してきた。

 

・政権交代ある政治、これこそ私が、いままでの政治生活の中で一貫して主張してきたことだ。

 

<政権交代とはどういうことなのか>

・同じ民主主義、市場経済を基本とする体制の中で、どちらの党の政策がよりよいか、具体的な政策を国民一人ひとりが選ぶこと。

 

・選挙運動を始めてから地盤が概ね固まる当選2回までの間に、通算すると5万軒、いや7万軒は訪ね歩いたのではないだろうか。すべての活動の基本は有権者との直接対話だという、私の考えは今も変わらない。

 

・代表辞任後のこの2年9ヶ月間、私は、地元で350回、延べ1万人を超える有権者との対話の場をもってきた。週末はよほどのことがない限り地元に帰って、公民館とか神社の社殿とか、ときには個人宅をお借りして、平均30人ぐらいの集会を開く。私は、これを「座談会」と呼んでいる。

 

<自由で公正な社会を実現する>

 

・市場にも限界がある。競争政策、市場メカニズムを活用すれば、そこからこぼれ落ちる人が必ず生じる。それは政治が救わなければならない。

 

<公正な社会を実現する>

 

・社会的公正とは何か。私は、中間所得者層の厚み、実質的な機会の平等、セーフネット、世代間の公平―以上の4点を挙げたいと思う。

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)から

 

<菅沼 光弘>

菅沼 光弘(すがぬま みつひろ、1936年(昭和11年) - )は、評論家。公安調査庁で調査第二部部長を務めた元公安調査官。

 

(国防問題)

日本がスパイ天国なのはカウンターインテリジェンス(防諜)に対する法制度の不備を“1つの原因”とした上で、「日本人には自国を守る意識が乏しい。自分で自分を守る心のない国に秘密などあるわけがない」と力説した。またその著作の中で、日本が対スパイ対策をすることを最も妨害しているのが米国であると述べている。日本の実情としては「対外情報力」が極端に欠如し、殆どの情報については「つつ抜け」であるという事実を改めて浮き彫りにした。

 

安倍晋三が提唱する日本版の国家安全保障会議(NSC)についても触れ、「新しい情報機関は、金とヒトを集めればできるものではない。情報の収集・分析には十分な経験と豊富な蓄積が不可欠」と述べた。北朝鮮問題についても、「想像でしかないが、船舶の往来禁止により、隠れて流入している覚せい剤やスーパーKなどが流通しないことで、それで資金を得ていた軍や工作機関は大きな影響を受けるだろう」と話した。正規の貿易関連品目の流通が止まる事については「影響は微々たるもの」とし、裏で流通する覚せい剤などの額とは比較にならないとした。朝鮮総連については「警察からの干渉を恐れて備えをしているようだが、理由がないと法的措置は講じられないので、ただちに警察が動く可能性はゼロに近い」との意見を述べた。

 

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・インターネット情報によると、次のことが載っています。

「中国が拘束の日中青年交流協会の鈴木英司理事長を正式に逮捕したホントの理由」2017.2.24 23:42更新

中国、拘束の日中青年交流協会の鈴木英司理事長を正式逮捕 スパイ行為で取り調べ

 

昨年7月に中国当局に拘束された日中青年交流協会の鈴木英司理事長が今月、正式に逮捕されたことが24日、分かった。

 

 鈴木氏は日中交流のイベントに参加するため北京に渡航後行方不明になり、中国側が拘束を認めていた。

 

スパイ行為に関与した可能性があるとして取り調べを受けており、国家安全危害容疑が適用されたとみられる。(北京 西見由章)」とのこと。

 

・同氏の経歴は以下のようなことです。

1957年茨城県生まれ。法政大学大学院修士課程修了。専攻は中国の政治外交。1983年、中華全国青年連合会の受け入れにより初訪中。以降訪中歴は約200回。1983年張香山氏(中国共産党中央対外連絡部副部長や中日友好協会副会長、中日友好21世紀委員会の中国側首席委員などを歴任)と出会い、交友を深める。1997年に北京外国語大学の教壇に立ち、2003年まで3大学で教鞭をとる。現在、一般社団法人日中青年交流協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 『中南海の100日 秘録・日中国交正常化と周恩来』より

 

私たち一般人には、中国で日本人がスパイ容疑で逮捕されることは理解不能なことが多いようです。他にも、何人ぐらい拘留されているのでしょうか。「諜報機関がないために外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」と指摘されています。これについても当ブログでは事あるごとに指摘してきました。私たち一般人には、当然ながら、「スパイ」についてはほとんどわかりません。

 

・「金正男暗殺事件」は状況証拠や傍証などからして北朝鮮犯行の可能性が一段と強まっている」と指摘されています。メディアには大きなニュースの露出をしています。やはり旧社会主義国は、「秘密警察」「公安警察」の要員が非常に多く、街中を徘徊しているといわれます。 共産党官僚がノーメンクラーツ(赤い貴族)と化し都市部 の民工、農村戸籍の人民などの「豊かさを制限する」といわれます。膨大な「治安部隊」を抱えており、何かしていないと仕事にならないのでしょうか。ハニートラップも多いといわれます。「外国では様々な意味で甘い国際感覚の日本人が狙われている」といわれます。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねると指摘されています。

 

・旧ソ連は西側や国内でよく暗殺事件を起こしたといわれます。射殺ですとすぐに分かりますので、薬殺や毒殺、病殺をするといわれます。以前に新聞に「旧ソ連製の自殺企画の発狂薬」について報道されていましたが、その後どうなったのでしょうか。ロシアでは「シロヴィキ」といわれる治安・国防関係省庁の職員とその出身者が勢力を持ち直し恐怖政治が始まっているともいわれます。旧社会主義国職では、経済が低迷しだしますと、秘密警察や公安警察の動きが活発になるといわれます。VXとか殺傷力の強い薬物を研究していると指摘されています。周辺諸国は、また「貧者の核兵器」といわれる生物化学兵器の生産に熱心な近隣諸国もあるようです。「青酸カリは即効性で、極めて早く効くが、毒物として見ると、それほど強くはない。青酸カリよりも致死量が少ない毒物などはいくれでも存在する」と指摘されています。「有名な毒殺事件は、2006年にイギリスで毒殺されたロシア人、アレクサンドル・リトビネンコで、同年の111日、身分を偽った相手からポロニウム210(ウランの128億倍の放射能を有する放射性物質)を盛られ、治療の甲斐なく、1123日に死亡した。ポロニウム210の毒性は、青酸カリの37万倍、オウム真理教がサリンと並んで暗殺に使ったVXガスの240倍だが、盛られてから死ぬまでに3週間以上も要する。それも、3週間が経過してから具合が悪くなるのではなく、盛られた直後から体調が悪くなり、延々と3週間以上も悶え苦しみ続けるのだから、始末が悪い」と指摘されています。ちなみに、現代では原因不明の難病、奇病が増えているといわれます。

 

 

宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。これを詳しく敷衍する能力はメディアにはないといわれます。在日宇宙人問題を認識している人はほとんどいないといわれます。マスター(長老)クラスの宇宙人も、さまざまな形態で人間の姿を装い、人間たちとコンタクトしているのでしょうか。「世界や日本も金星人やアヌンナキ一派に、異次元から支配されている」という与太話もあるそうです。「日本合衆国」や「日本共和国」を目指す勢力もあるといわれます。多くの旧軍の将官も将校たちも、日本が戦争に勝てるとは思っていなかったにもかかわらず、無謀な太平洋戦争に突入してしまいました。「戦争に負ける」ということは、どういうことを意味するのか理解していなかったともいわれます。敗戦後、日本神界のトップがアメリカの神様になったという与太話もあるといわれます。

 

・宇宙連合内部や外部の宇宙人同士の関係や歴史も正確には分かりません。地球はあまりにレベルが低すぎて、「宇宙連合」に参画できないと従来から言われてきたそうです。宇宙人同士の争いが地球にも波及しているといわれます。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。

 

・『日本最後のスパイからの遺言』の著者、菅沼光弘氏は、「日本最後のスパイ」となるのでしょうか。公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうです。「諜報機関は国家にとって最も重要な死活の国家組織だ」そうですが、その諜報機関がないことは、大きく国益を損ねているようです。「諜報機関がないために外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」ともいわれます。外国人の目からは、「諜報機関」についても「日本の防衛政策」についても、非常に奇妙に見えるといわれます。私たち一般人には、諜報機関についてはほとんど知りません。敗戦国ですので、やむをえない面がありますが、「奇妙な日本の防衛政策」をなんとかしなければならないでしょうか。また振り込め詐欺にしても被害者が高齢者で被害額も多額ですが、犯人グループを一網打尽にできない警察捜査の劣化が窺えるそうです。

 

・社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないのが原因のようです。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」、「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」ということで、「この遅れ、後進性」を何とかしたいものです。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「政治家が劣化している時代だ」ともいわれています。「大人や子供の難病、奇病が増えている」時代でもあり、困っている人々が増えてきています。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、司法・立法・行政の大胆なリストラを断行すべきだ」そうです。あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのであると指摘されています。為政者の認識も自覚もないといわれます。

 

・CIA(米中央情報局)のような情報組織が日本でも必要であるとの認識は私たち一般人には、あまりないようです。また、「戦前の軍部の特務政治」の嫌悪から、必要がないと考えている人々も多いそうです。

 

・「情報機関を持たない国は、存続できないとはいえないが衰える」といわれますが、敗戦国は諜報機関を持てないそうです。「諜報機関は国家にとって最も重要な死活の国家組織だ」そうです。「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」といわれます。

 

・米国でもCIAなどの諜報機関の判断で、政治がそれで動くともいわれています。つまり政治よりも諜報機関の判断が先行するようです。それほど情報機関の情報の重要性は高くなっているようです。海外の過酷なスパイ戦では「スパイ教育を受けたネィティブ・スピーカー・コンプリート・バイリンガルでないと使いものにならない」といわれます。外国では、「ネィティブ・スピーカー・コンプリート・バイリンガル」のスパイが多いようです。日本には「ネィティブ・スピーカー・コンプリート・バイリンガル」の情報員はいるのでしょうか?

 

・誰でも、情報(新聞やテレビやインターネット)を得て、それで判断して毎日の生活を送っているわけですから、国家に情報機関がないのは不都合なことでしょうか。公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうですが、真面目な官僚や政治家が諜報機関の設立におとなしいのは私たち一般人には、不思議です。

 

・近年、「イスラエルがシリウス星人と通商協定を結んだ」ということが本に載っていましたが、イスラエルの諜報機関モサドが、危機感からか、それほど先進的だということでしょう。CIAは異星人と通じていますし、イスラエルのモサドはCIAと深いつながりがあるそうです。昔からアメリカにおけるユダヤ政治勢力の強力さが窺われます。宇宙人と諜報機関は、昔から互いに馴染みがあるようなのです。宇宙連合の宇宙人が諜報活動をしているということでしょうか。

 

・「国家を運営する人々」と「政府を運営する人々」というのは違っているそうです。「国家を運営する人々」は固定的であり、「政府を運営する人々」は流動的のようです。いわゆる国家経営には『二重基準』があるといわれます。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

 

・「遺伝子組み換え農作物」といえば、遺伝子科学者を連想します。聖書などによく出てくるサタン(悪魔)や堕天使ルシファーという言葉は、リラ星人によると「遺伝子科学者の一集団の名前」だそうです。米国における遺伝子組み換え作物の発展と宇宙人の来訪が重なっているのは偶然の一致ではないのかもしれません。サタンとかルシファーという名前の異星人は、遺伝子科学に数万年以上も進化している宇宙人のようです。

 

・「ネガティブなシリウス星人が遺伝子操作などをして、人間がぞっとする生物を創り、神(宇宙人)に嫌われた。そこで、神は大洪水などで、それらの生物を絶滅種にした」という神話があるそうですが、神の規律(人類の進化に介入しない)に反する集団が、地球上にUFOという宇宙船に乗って現れているようです。また、「宇宙には二種類の宇宙人が対立しており、異類混血が原因で大規模なスターウォーズが起こった」という話もあるそうです。

 

・TPPについては産業界が賛成し、農業団体は反対していたようですが、批准されました。米国では、トランプ大統領が真っ先に離脱を宣言しました。いずれ米国の政策変化に適応すると指摘されています。適応障害はないといわれます。日本はだいたいに『2番手戦略』をとってきたようですが、他国の動向をみれば、日本の進路もわかるはずです。

 

・米国では「大学研究所の特許取得戦略」を国策にしているようですから、企業特許の特許収入を重視して、生産を他国にまかす傾向があるようです。

 

・「高等知性体の策謀」と言いますか、陰謀は、「シオンの議定書」のように、私たち一般人には、普通では認識できないそうです。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なのでの戦争がしょっちゅう起こる」そうですが、不思議な話です。

 

・小柄なバイオロボットともいわれているグレイのUFOに同乗する金髪碧眼の宇宙人ノルディックも、グレイの生体検査に立ち会ったりしていたそうで、遺伝子科学者なのかもしれません。秘密基地におけるおぞましいエイリアンの生体実験、キャトルミューテーション(動物虐殺)の報告もありますが、これはナチスの生体実験を連想させます。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

 

・イルミナティの『人口削減計画』とかの陰謀論の話もあるようで、私たち一般人にはなかなか理解が難しいようです。

 

・日本を米国型の社会に変えていこうとする力が異常に強くなっているのは、敗戦後日本神界のトップがアメリカの神さまになったからだそうです。敗戦後70年もたてば、米国の影響力は弱くなると考えますが、ますます強くなるそうです。アメリカの神さまがそのポジションを譲ることはありえないそうです。確かに敗戦により、日本の支配階層はどの程度かは不明ですが解体されたそうです。敗戦後、日本の神さまがロシアに引っ張られたとか私たち一般人には訳の分からない話が多いそうです。しかも神さまの力は異常な程、強くて、神さまの言う通りに世の中が動いていくという与太話もあるそうです。

 

・欧米の支配階層を統括するというフリーメーソン。日本の自民党も一種のフリーメーソン的な組織だとも言われたこともあったようです。どうなのでしょうか。政治的にも米国の指導があるとか魑魅魍魎の世界のようです。秘密結社ということで、私たち一般人には理解不能なことが多いようです。闇の政府の力でも機能しているのでしょうか。「神こそ最初のフリーメーソンである」そうですし、「UFOはフリーメーソンの創作だ」そうです。

 

・「近未来は資本主義の時代が終わり、新しい体制システムの時代が到来する」とも言われております。米国のWASPの支配を貫徹するために「競争至上万能主義」、「ビジネス至上万能主義」から、「マネジメント至上万能主義の精神的資本主義」が提唱されているのかもしれません。

 

・一方、米国の上流階級には英国の貴族に憧れる風潮があるそうです。また、米国では上流階級同士の血の繋がりを非常に重視するとも言われています。つまり経済合理性だけで動いているのはないのだそうです。フリーメーソン組織も世襲を前提にしているといわれます。

 

・米国型ですと社会主義的なシステムが意図的にのぞかれています。そうでない人は自立、自助の精神に立ちいかないという発想だそうです。米国型を導入するにはその歴史的、社会的、経済的、風俗的に無理がありますが、それを自然的に導入しようとするのですから巧妙なものです。これからは政治の季節、日本の政治も大きく変わっていくのでしょうか。

 

・菅沼光弘さんは元公安調査庁調査第2部長だったので、英国のMI5(国内担当)のような組織で働いていたことになります。公安調査庁と言うのは、むしろ米国のFBIに似た組織だったそうです。「女王陛下の007」の映画で知られる英国情報部MI6(海外担当)のような組織は日本にはありません。このあたりの日本の後進性を指摘する向きもありますが、進駐軍に禁止されたのですから、その後変更ができないようです。 戦後70年経っても、何故だか私たち一般人は、理由は分かりませんが、政治家や官僚ですら本格的な情報機関を作れなくなってしまっているそうです。

 

・戦後の一時期「英国情報部は男を女に変える以外、何でもできる」といわれたそうです。遥かに進化した異星人とコンタクトでもあったのでしょうか。戦後、米軍にも天使的な異星人が紛れ込んでいたという情報もあり、米国の諜報機関とはるかに進化した異星人との繋がりが窺われます。日本にも明治時代に多くの異人が飛来していたそうですが、彼らとのコンタクト組織があったのでしょうか。社会に同化した異人は、誰にも分からないそうです。

 

・ハリウッド映画にもなった『MIB、メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)』は、スターウォーズのオリオン大戦で知られるオリオン星人であったということです。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)も米国の諜報機関とコンタクトがあったようです。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)はUFO関係者には犯罪者、悪玉でしたが、ハリウッド映画では「宇宙警察」の善玉として描かれていたようです。明治時代に遠野地方などで、人さらいなどをしていた異人はオリオン星人だったのでしょうか。当時の警察は「異人」を把握していたのでしょうか。人さらいは、アブダクション(誘拐)の一種のようです。邪悪なオリオン星人、オリオンの邪体霊といわれるくらい、宇宙の悪役だったようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。

 

・国家の組織として一番重要な組織が情報機関だそうです。そのような情報機関が日本にないということで大変です。先進国では情報機関が政治を引っ張るといわれています。当然ながら政治家一人では何も分かりません。結果的に情報機関に政治が牛耳られるようになるようです。今、地方分権の道州制が熱心に議論されています。結局は道州制になっても 、官僚組織の持つその本来の機能から道州制の官僚に牛耳られることになってしまうといわれます。

 

・本格的な情報機関がなかったために北朝鮮の拉致事件を把握して粉砕することはできませんでした。そのほかの面についても情報機関がないために大きく国益を損ねているようです。TPPについても守秘義務が強かったそうです。グローバリゼーションもマイナスの面が強まっている時代になりました。現在のような貧弱な情報機関では大きく国益を損ねていることでしょうか。ちなみに英国の「女王陛下の007」のように殺人許可証を持つ「天皇陛下の009」がいれば、北朝鮮も拉致事件を起こさなかったことでしょうか。

 

・CIAは経済安全保障の場合にも力を入れているようです。いわゆる「産業スパイ」だそうです。米国の透視家のマクモニーグルによると「2025年までには、少なくとも7つの国で、超能力に恵まれた者が情報収集目的に採用され、超能力が情報収集の補助手段の一つとして活用されているだろう。2035年までに中央情報部(CIA)は廃止され、おもな報告業務は国防情報局(DIA)が引き継ぐことになる。再編成の主な理由は、まずCIAが現在の国際情勢を総括できなくなったこと。つぎに人事に大きな問題が生じ、義務遂行能力に対する信用の失墜が起きる事、最後に予算削減のためである」とのこと。あまりにも有名になりすぎたCIAの態勢を変えようということでしょうか。

 

・米陸軍の元情報員マクモニーグルの未来透視によると「2015年より前に、アジアの大都市で大地震が発生する。アジアでは2020年までに水をめぐる大規模な戦争が少なくとも一度起きているはずである」とのこと。23世紀と24世紀の2度の大戦ばかりでなく、近未来の大戦の火種はあるようです。水不足の問題は世界中に起こっているようですが、中国の水不足は大規模なだけに戦争の契機になるかもしれません。米中核戦争のような核戦争はすぐそこにある危機なのかもしれません。核シェルターの整備に熱心な国も少なくないそうです。米中間のサイバー戦争が懸念されています。

 

・深刻な人口問題と社会問題から国内が乱れた場合、中国の台湾侵攻の可能性は、アメリカの国防総省(ペンタゴン)のアナリストが、可能性が非常に高いと懸念しているといわれます。現在はどうなのでしょうか。

 

・もちろん、マクモニーグルの未来透視は全てが当たっているわけではありませんが、東日本大震災の津波の未来透視(日本は津波による大きな被害をうけるだろう)のように注目すべきものがあります。「UFOや異星人、超能力のような非科学的なことを研究すべきでない」ということで日本の後進性なのか、または先進性が窺われます。

 

・amazonに「堺屋太一」と入力すると349冊が検索結果として出てきます。堺屋太一氏は安倍内閣の内閣参与に起用されました。国策に参画されるので心強い限りです。代表的な知識人として、その影響力は大きいそうです。

 

・東日本大震災を「第3の敗戦」と深刻に受け止めて、その後の国作りを進めなければならないそうです。まさに「第3の建国」が必要だそうです。

 

・道州制の導入で行政コストは下がるでしょうか。私たち一般人は、道州制がどのようになるのか分かりませんが、より複雑になり国民にとってとても不便なものになる可能性もあるようです。道州制がさまざまな問題を解決する特効薬になるという話ですが、はたしてどうでしょうか。行政サービスの一層の低下が懸念されています。

 

・政治家は忙しくて勉強ができず、どうしても官僚丸投げになるそうです。官僚と政治家の役割の抜本的な見直しが必要だそうです。道州制になったとしても、またまた道州制の官僚に牛耳られることになるのでしょうか。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

 

・外国人労働力や外国人の選挙権の問題など与野党で鋭い対決があるようです。テレビでも日本語のうまい外国の一般人が多く出演するようになりました。地方の街中でも外国人観光客が増えてきており、日本好きの外国人が自然と増えてきて、日本に住むようになるようです。日本は、昔は貧しくて移民を出す国でしたが、国際化がすすむと、中国人が70万人住んでいる国となっています。外国人の移民を認めなくても、未来には日本に「職」を求めて1000万人くらいの外国人が住むという予測もあるそうです。外国人労働者の問題も増加しているようです。

 

・ ちなみに、外国人が増えることは良いことばかりではなく、マイナスの面もあります。例えば、現在では犯罪率も上昇し、警察の検挙率も下降しております。「日本は安全な国」という話は神話になりました。国民の人口比に比べて警察官の数が少ないそうです。数万人の警察官と刑事を増やす必要があるそうです。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、警察官の増員や諜報機関の設立運営の財源にあてるべきだ」と指摘されています。

 

・また原発の汚染水や補償の問題も続いています。原子力発電所に代わって太陽光発電や風力発電では、代替できません。火力発電だけでは石油が値上がりしますと、電気料金値上げで日本経済が致命傷を受けます。漁業も採算がとれなくなるといわれます。現在、日本で動いている自動車を全部、電気自動車にすると新規に50基の原子力発電所が必要になるそうです。赤字を消すためにも、なんとかして、安全性を高めて原発の再稼働を急がなければならないそうです。エネルギー政策を間違えると、日本経済は破綻する懸念があり、「第3の建国」ができないでしょう

 

・平沢勝栄氏は元警察官僚で自由民主党の衆議院議員です。北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長にも就任していました。著者によると拉致事件は警察と海上保安庁がしっかりと対応しておれば防げたものと述べています。元警察官僚の言葉ですから、がっかりです。北朝鮮の日本国内スパイのネットワークに対して、世論を気にして厳しい追跡をしなかったのでしょうか。北朝鮮のテロリストが国内に跋扈していたのに警察が無力だったのは痛恨のきわみです。

 

・元公安長官によると「日本は本格的な情報機関のない珍しい国だ」そうです。米国のCIAや英国のMI6などの情報組織がないために、北朝鮮の拉致事件により多くの被害者がでました。敗戦後、占領軍により日本は本格的な情報組織を持てなくなったようなのです。

 

・英国のMI6の「女王陛下の007」のような諜報員が日本におれば北朝鮮の拉致事件は防げたのでしょうか。現代では情報戦が日常的に重要視されています。日本の現在の情報組織は規模的にも貧弱だそうです。戦後一時期なぜなのかは知りませんが「日本の警察は世界一だ」という与太話もあったそうですが、どうだったのでしょうか。

 

・北朝鮮の拉致事件は、いまだ解決されておりませんが、北朝鮮は解決済みであると主張しているようです。このようなことが米国に対して行われれば、直ちに米軍の軍事行動がなされます。しかし、自衛権の行使として自衛隊の出撃は一部では検討されていたようですが、憲法的にもありえないことで、平和的解決と経済制裁による圧力で、拉致被害者を取り返そうとして数十年もたちました。

 

・北朝鮮にとっては何のプラスもないことで、北朝鮮が自ら経済的に崩壊することが国際社会から期待されています。中国の経済援助もあるようですが、限界があるようで、やはり石油不足の問題で困っているようです。それで石油不足問題で経済崩壊・国家崩壊するのかもしれません。昔から潰れる、潰れるといわれながらも潰れないのが北朝鮮のようです。北朝鮮が潰れて、国内が騒乱状態になると中国が困るからのようです。

 

・北朝鮮は飢餓とか災害で農業問題が深刻だったようですが、核兵器の開発をなおすすめるようです。崩壊する前に北朝鮮が大暴走する可能性もあるようです。北朝鮮は拉致をする前から戦争を覚悟していたものと思われます。日本にとり、今後とも危険な国であり続けることでしょう。偉大な指導者の個人崇拝に厭きた北朝鮮軍は、やたらと無謀な対外戦争の緊張や挑発を作り出し、独裁体制を維持しようとしているのでしょうか。

 

・日本としては警察や自衛隊の情報組織の強化を図り、米国の情報機関との提携を強化していく必要がありましょう。国内での北朝鮮スパイの破壊工作に警察は全く無力だったのが残念です。「スパイ1人は陸軍1個師団に相当する」ともいわれ、戦争を仕掛ける破壊工作をするので、どこの国でも「スパイ狩り」には熱心です。が、「スパイ天国」といわれる日本は、無力だったようです。またスパイの取り締まりに関する法律も不備だそうです。敵性国家のスパイに対して、日本以外に主要国において、スパイに寛容な国はありません。長い戦後の平和ボケの結果でした。拉致被害者たちが可哀そうです。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われます。拉致被害者の人数もいろいろと説があるようです。

 

・中東の紛争で敵側のスパイは、すごく憎まれ残酷に殺されるそうです。昔から「スパイはその場で殺せ」といわれ残酷な方法で拷問をうけ殺されたようです。海外の紛争地帯では日本のマスコミ関係者もスパイと間違われ、殺される危険もあるそうです。戦場心理として誰でもスパイに見えるのでしょうか。今でも、「イスラム国」ができて中東ではスパイ戦が激化しているようです。イスラム国の壊滅まで、まだ時間がかかるようです。

 

・拉致被害者も拉致されてからかなりの年月がたち、様々な資料も焼失しているものとおもわれますが、関係者の努力により平和的に早期の救出が望まれています。さすがに反日教育をしている周辺諸国に対して「友好平和絶対主義」「友好至上主義」の幻想を抱く人々は少なくなったようです。

 

・日本の航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は1971年に完成機を輸入して1981年の520日に最終140機をノックダウン生産されました。「外国に脅威を与えてはいけない」「外国の基地を攻撃してはいけない」ということで、国会により爆撃装置と空中給油装置は外されました。当時の自衛隊員たちは、悔しがったそうです。

 

・当時の知識人ですら「北朝鮮は凍土の地獄」というよりも「北朝鮮は人民の楽園」という宣伝を信じていた人たちが多かったそうです。このF4ファントムのノックダウン生産期間と北朝鮮の拉致事件が集中した期間とは一致しています。外国の脅威に対する国会の良識の脳天気(ノー天気)ぶりが見透かれて拉致事件が引き起こされたものと思われます。爆撃装置と空中給油装置を外したことは当時の外国の軍事専門家から笑われていたそうです。

 

・春秋の筆法によれば良識ある国会が拉致事件の原因を作ったと言えるそうですが、外国の軍人から笑われることをしてはいけないようです。今でも外国人に笑われるようなことを何かしているのでしょうか。

 

・平沢勝栄氏はテレビなどでも出演していた自民党代議士なので顔は広く知られています。警察官僚出身者ですが、北朝鮮の拉致事件は防ぐことができたと語っています。私たち一般人は、警察官僚や海上保安庁の担当者にしっかりと対応をしてもらいたかったものです。やはり、戦後の日本の諜報機関がなかったために、拉致事件は起きたようです。国家運営に一番重要な諜報機関が貧弱なために拉致事件と言う悲惨な事件を容易に起させた責任が公安関係者にもあるようです。公安関係者は情報機関の整備を政府に要求すべきだったのでしょう。元公安部長によると「日本は情報機関のない珍しい国だ」そうですし「スパイ天国」といわれます。

 

・ロシアやアメリカの諜報機関は、国家安全保障上のために暗殺も行っているようです。現在CIAの職員の亡命事件が話題になっていますが、テロリストを事前に探すために何でもやったそうです。昔はテロリストを探し出してスパイ映画のように暗殺もやったのかもしれません。特にアメリカは自由な国で世界中からの移民が多く、スパイたちも移民に交じって多数、アメリカ国籍を取っているそうです。スパイ映画などでは、激しく銃撃戦が展開されますが、実際の暗殺はロシアの昔のKGBのように、ヨーロッパで毒薬や薬で暗殺を行ったようです。北朝鮮も軍事国家でテロ国家ですので、毒薬や薬をよく使うそうです。明らかに毒殺をすると捜査当局にすぐにわかるので、病殺をするそうです。また事故に見せかけて暗殺したり、その手法はいろいろと諜報機関で研究されているそうです。この辺りは怖いスパイ大作戦のようです。多くの国民は北朝鮮のスパイの陰惨なテロ活動に怒っており、警察に不信を強めているようです。小泉元総理は北朝鮮では水も飲まなかったそうで、その過酷さが窺われます。

 

・戦後一時期、「日本は犯罪が少ない安全な国だ」ともいわれたこともありましたが、近年、そうは言えなくなったようです。実際は犯罪数も増えて検挙率も下がってきているそうです。対策はいくつかなされたかのようですが、世界的に見ると人口数に対する警察官の数が不足しているようです。数万人程度の警察官を増員すればいいのですが、限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、実現が難しいそうです。5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです

 

・政治家の2世、3世は、祖父や父親の地盤を譲り受けると比較的、選挙には苦労はしないようです。著者のような1世は、地盤づくり、後援会作りと1365日が「日々是選挙」という状態だそうです。選挙活動ばかりでなく、国会議員としての活動も忙しく、あまり勉強ができないそうです。本来役割の違う官僚と政治家の摩擦がありますが、切磋琢磨することで政治が向上していくようです。また、官僚と政治家の役割を見直し、国家経営の実務に精通した担当者に権限を委ねるようにしないと、国内、国外と難問山積みの時代に対応できないそうです。甘い国際感覚では国益を大きく損なうこともありましょう。現代のような複雑な激動する時代に政治家に過剰な期待をすることは無理なのかもしれません。何等か制度の改革が必要のようです。定員を増やすのか減らすのかも大きな問題です。

 

・国会議員の選挙にも時代の流れがあるようで、近年では地方議会の議員や市長、県知事などの経験者が選挙に出て来るようになったようです。やはり、選挙が強いということが候補者の要件になるようです。「看板、カバン、地盤」と言われますが、選挙地盤や後援会組織が重要になるようです。総理大臣も時代の流れに応じて「時の人」がなるようです。政治資金の相続の面で世襲は有利だそうです。

 

・拉致事件も数十年たち実態さえも不明になっていきそうです。北朝鮮と日本の担当者のコンタクトもあるようですが、うまくいっていないようです。

 

・「選挙は地盤、看板、カバン」といわれるように地盤を固める必要のある新人議員は大変な労力を必要としているようです。とくに小選挙区に変わったので、地元民との対面による懇談は地盤を固めるのには必須なのでしょう。

 

・インターネットの選挙運動が参議院選挙には認められたので、各議員は、インターネットを充分に活用することと思われます。議員の世襲が多いのですが、「地盤」を固めて後援者が多いので、後援者の側から、世襲を要請されることが多いそうです。また選挙に強い世襲議員も多いようです。

 

・岡田氏のような大物議員でも選挙民との座談会で地盤を固める必要があるので大変です。議員は選挙民との関係を築くのに時間をとられ、なかなか勉強ができないそうです。選挙民との「直接対話」が必要なので、若い時から出馬するのが有利です。また、党の公認を取り、組織だった選挙をすることも重要なようです。いわゆる「選挙マシーン」がうまく機能する必要があります。今後ともインターネットと選挙マシーンの効率さを各党も追及していくことでしょうか。

 

・インターネット選挙には二つの意味があり、「選挙の広報の道具に使うこと」と「選挙の投票の機械に使うこと」の二つがあります。インターネットの投票に使う場合は、直接民主制の選挙に道を開くことになり、また選挙の結果が大きく違ってくるためか、大きな拒絶反応があるため、あまり議論されていないようです。投票率が上がると思えますが、代議員制度を壊す可能性があり、大きな抵抗勢力があるようです。

 

・「サルは木から落ちてもサルだが議員は選挙に落ちるとただの人」といわれますが、選挙で落選した人々の戦いは、落ちた時から始まっているそうです。

 

・米国の共和党のように「セルフヘルプ(自助)」を強調する党ですと、経済格差の大きい米国では健康保険にも入れない人が多くなり、米国に失望した人々も増えたそうです。米国ですら公的な医療保険の面では世界一ではないようです。今注目のトランプ大統領の政策は、どのような結果になるのでしょうか。メディアでは大いに注目されています。

 

・米国の共和党と民主党の関係が日本の自民党と民主党の関係にあるとはいえませんが、国民が右傾化しているなかで民主党はどのように党勢を回復しようとしているのでしょうか。比例の票では、以前と大きくは違いがなかったそうですが。このような構造的な不況の続くデフレの時代では、「自助」では限界があり「公助」を増やすようにしなければならないといわれます。

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

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02/26のツイートまとめ
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晩年にかけてディックは、「私の人生を組み直すためにやってきた」一種の「スーパーエイリアン」(超異星人)に取り憑かれたと信じこむ。

 

『世界不思議百科』  総集編

コリン・ウィルソン +ダモン・ウィルソン 青土社 2009/6

 

 

 

天使が取り憑いた作家 P・K・ディック

<繊細で過敏>

・アメリカの人気SF作家フィリップ・ディックは、19823月に他界するが、生前からすでに現代SF作家のうちでもっとも尊敬される立場を獲得していた。

 

・「この作家は形而上の問題をSF的分析にゆだねる技法で第一人者だった」。尊敬の根拠はまさにこの評に尽きる。

 ディックは、先達H・P・ラヴクラフト(18901937)を唯一の例外として、著名SF作家のうちでもっとも神経が繊細な人間だった。「人間は非現実の網に絡めとられている」という概念に取り憑かれていた。この被害妄想は分裂症と言い得る程度まで進んでいたらしい。それでも晩年にかけてディックは、「私の人生を組み直すためにやってきた」一種の「スーパーエイリアン」(超異星人)に取り憑かれたと信じこむ。

 

<悟りと悪夢>

・それ以後のディックの作品の大部分は、妄想とまでは言えないにしても病的な陰影を帯び始める。

 

・ディックの初期の作品には一世代前のSF作家A・E・ヴァン・ヴォクトの影響が色濃い。

 

<代替現実>

・一方、後期の小説は暗いペシミスティックな色合いが濃厚となる。全体に共通する「現実」はなく、あるのは人間個別の幻像だけという認識が底流を形成する。ショーペンハウエルの悲観論哲学やブッダの思想の小説家とも見て取れる世界である。

 1963年、小説『高い城の中の男』で同年の最良のSF小説に与えられているユーゴー賞を受賞し、ディックはようやく広く国際的に認められる。

 

<孤独と妄想症>

この間にもディックの人生は次々に危機に見舞われる。神経衰弱、自殺未遂、離婚、借金をなんとか払うための小説の猛スピードのなぐり書き、妄想症の幻覚―金属の大きな顔が自分を空から見下ろしていた。

 

<人生を変えた「幻覚」体験>

・ところが197432日、ディックは自分の人生を一変させる「幻覚」を体験する。後にインタヴューのチャールズ・プラットにこう述べている。「私の心理的悩みは、まるで神様の決断によるかのように、きれいに消滅した。………なにか超越的な神の力が、それは悪ではなく寛容な力だが、状況に介入して私の心を元へ戻し体を癒し、私に美と喜悦と世界の安寧感を与えてくれた」。

 1ヵ月前の同年2月、ディックはアメリカとソヴィエトの両方の政府から訴追されていると思いこんでいた。また来る3月には死ぬ運命と諦めていた。

 某夜、ベッドで目覚め「不安と憂鬱」を相手にもがいていた時、ディックは灯火の渦巻きを見た。1週間後、ふたたび幻覚が現われる。しかし、今度は「完璧に構成された現代抽象画」だった。それが数百も数千も目がくらむような猛スピードで入れ代わり立ち代わり現われる。続いて「バルド・トドルの旅」(『チベット死者の書』に出てくる死後の旅)を体験し、女神アプロディーテと向き合っている自分に気づいた。この後」、眠りに入ろうとして夢うつつで漂っている時、女の声を聞くようになる。316日、「それは輝く色彩と見目良い形を保ちつつ火に包まれて出現し、私を内部と外部のあらゆる束縛から解き放った」。さらに2日後、「それは私の内部から外を見た」。換言するならディックは今や自分の内部に別の存在を感じていた。すなわち、彼は「乗り移られた」。専門用語を使うなら「憑依された」。しかし、それは慈愛深い存在らしい。

 

・以上は精神異常者にありがちな「たわごと」とも聞こえる。しかし、現実に起きたことは決してすべてが妄想の領域の出来事ではなかった。

 

<知能存在ヴァリス>

ディックが言うには自分は「知能存在」に乗り移られた。「木曜日と土曜日は私はそれを神と思い、火曜日と水曜日は地球外存在と思った。……それは私の体の治癒に取りかかり、さらに誰も気づいていなかった4歳の息子の命にかかわる疾病の手当ても始めた」。

 ディックがヴァリス(巨大活動知能システムの頭文字)と呼んだ「知能存在」は、ピンク色の光ビームで情報を彼の脳に注入した。

 

・この存在は目もくらむばかりの技術的知識を備えていた。工学、医学、宇宙論、哲学などだ。その記憶は2千年以上の昔にさかのぼり、ギリシャ語、ヘブライ語、サンスクリット語を語り、知らないことはないらしい。

 それは直ちに私の問題の解決に取りかかった。まず私の代理人と出版業者を取り換えた。

 

・この存在が私の仕事に関連する人々にかけたプレッシャーにより、私は急速に多大な金銭を得るが、妻はこの事実に感銘した。私たち夫婦には数千ドルの小切手が入り始めた。私に支払われるべきお金がニューヨークにあることをこの存在は知っていたが、決して明かそうとはしなかった。それは私をドクターのところへ送りこみ、ドクターはさまざまな病名を診断した。それは住まいの壁に壁紙をはること以外はなんでもやった。私の守護霊として止まるとも言った。そこで私は辞典で「守護霊」の意味を確かめた。

 

・伝記作家スーティンの調べによると、ディックは代理人—―暫くのあいだ縁を切っていた人物――を督促してエースブック社に印税を請求させ、同代理人は彼に3千ドルの小切手を送ったという。

 また妻テッサが確認したところでは、ディックは普通は絶対に病院へ行かないが、「霊」に促されると病院へ出掛けたという。

 

・一方、彼の体験は次のような啓示に結実する。「この世は悪ではない。ただ善の上に悪が覆いかぶさっているだけ。これを剝ぎ取ると、その下から清純な輝くばかりの善が姿を見せる」

 ディックの生活は改善し始める。これまでは一貫して金欠病。それが1974年の稼ぎは1万9千ドル。翌年は3万5千ドル。名が知れるとインタヴューの件数も増え、外国で翻訳される作品の数も増大した。数冊の本がハリウッドで映画化され、なかでも『ブレードランナー』は傑作の一つに数えられている。ディックは1982年に心不全で死亡するが、すでに数多くのファンのあいだでSFの教祖的かつ伝説的存在になっていた。

 

<どこまで信用できる「憑依」体験>

・ところでディックの「憑依」体験なるものは一体どこまで信用できる?この点、伝記作者ロレンス・スーティンは甚だ曖昧に終始する。しかし、作品のタイトル『神の侵入』からもうかがえるように、本人はこの体験を人生の最大の重大事と考えていた。しかし、スーティンの曖昧な態度も理解できる。ディックの言動には妄想分裂症の気配が多々あり、妄想分裂症は「幻覚」を見るからである。だが、ディックが幻覚を患っていなかったことを示す証拠も一方では多々ある。

 

ということで、霊の論理的可能性を認めるならば、それは取りも直さず「憑依」の論理的可能性も認めたことを意味する。

 

<高位の霊と低位の霊>

・ヴァン=ドゥーゼンは、スウェーデンの神秘家エマニュエル・スウェーデンボリ(16881772)が高位と低位の霊についてかなり詳しく書いているのを知り驚嘆した。スウェーデンボリによるとこれはいずれも「亡霊」で、低位のものは根性曲りや退屈に駆られた「地縛霊」である。低位と高位の割合は4対1で前者が圧倒的に多い。カルデックと同様にスウェーデンボリも霊は近い関係の人のみに「侵入」すると述べている。低位の霊が高位の霊を数ではるかに凌ぐのはこの理由からと考えられる。スウェーデンボリは「高位の霊」を天使と呼び、相手を助けることをその目的としている。低位の霊は悪魔ともみなされるが、結果的には人助けの機能もないではない。たとえば、患者の罪や欠点を指摘したりする。

 

<霊の世界は無意識界に>

・ヴァン=ドゥーゼンは次のような興味深い結論に到達した。「霊の世界はスウェーデンボリが書いた通りで、それは無意識の世界である」。

 これが正しければ霊の世界は――もう一人の注目すべき神秘家ルドルフ・シュタイナー(18611925)も断言したように—―私たちの「内部に」ある。とすれば、精神病の患者が幻像を経験する理由もおぼろげながら見えてくる。彼等はおそらく自分の深部、すなわち、その領域に生息する不思議な住民に自らを「解放」したとも考えられる。

 以上の文脈でとらえるならば、SF作家フィリップ・K・ディックの奇怪な経験も、単なる分裂妄想症として一方的に退けられないことがはっきりしてくる。ヴァン=ドゥーゼンの2冊目の著書のタイトルを借りるなら、ディックは「ほかの世界の存在」を知っていたという可能性にも私たちは着目する必要がありそうだ。

 

<宇宙からの訪問者の末裔・ドゴン族>

<UFO目撃>

1958年、ジョージ・ハント・ウィリアムソンというUFO専門家が『獅子の秘密地帯』という著書で次のような説を唱えた。「宇宙からの地球訪問は1千8百万年前にさかのぼり、それ以来彼等は人類の進化に手を貸してきた。ギザの大ピラミッドを建てたのもこの人たち」。聖書への言及があまりに多いせいか、ウィリアムソンの本はほとんど注目されなかった。

 

1960年、今度はフランスでルイ・ボーエルとジャック・ベルジェ共著の『魔術師の朝』という本が出版された。たちまちベストセラーになるが、1960年代の世界的「オカルト・ブーム」の先陣を切ったのもまさにこの奇書。本の人気は「ヒトラーは黒魔術に関係があった」など刺激的な内容に負うところ大だった。

 

当時世界は「空飛ぶ円盤」の熱狂の真っ最中。当然この種のテーマは人心に大いに訴える。UFOとの「接触」を自称する人――ジョージ・アダムスキーなど――が出す本はいずれもベストセラーの名をほしいままにした。目撃話の多くはヒステリー—―あるいはユングの言う「投射」(宗教的幻像)――として退けられるのが落ちだったが、ごく少数は状況がきわめてしっかりとしていて、聞くべき内容を備えている。

 

<デニケンのいんちきな宇宙人飛来説>

・ところが1967年、エーリッヒ・フォン・デニケンというスイスのジャーナリストが『未来の記憶』という本で『黒魔術の朝』をしのぐ大当たりを取る。英国では『神々の戦車』のタイトルで翻訳され、やがて百万部を突破する超ベストセラーとなった。この本も人類はまだ洞窟で暮らしている頃に宇宙人が地球を訪れ、大ピラミッド、イースター島の像、ペルー南部の砂漠地帯のナスカ線刻、南米の階段式ピラミッドなどの構築物を作ったとする内容。

 しかし、デニケンはあまりにも手前勝手な独断が過ぎ、やがて世間の信用を失う。

 

<ドゴン族の神話>

・「自分たちは、恒星シリウスの『宇宙人』より与えられた知識を備えている」。シリウスといえば、地球から8.7光年の彼方に輝く誰でも知っている恒星。ドゴン族の神話は私たちにこう告げる。「天狼星シリウスは暗い随伴者を従えている。それは肉眼には見えず、密度がきわめて高い」。これはずばりその通りで、シリウスはシリウスBと共に二ッ星を形成している。

 

<異星からの飛来>

・ドゴン族はさらにこう述べた。「われわれの知識は水陸両棲のノンモより伝えられた。そのノンモは、シリウスBと同様にシリウスの周囲をめぐり、重量はシリウスBの4分の1しかない星(むろん惑星の意味)からこの地へ飛来した。われわれはノンモを神として尊敬している」。

 

・この「箱舟」の接近で土が巻き上げられ、そのため船が「横滑りした」とも語った。「着地する際に炎が出た」とのことだが、小型の宇宙カプセルで着地したらしい。ドゴン族の神話は「このとき空に星のような輝く物体があった」としているが、母船と考えられる。

 

・「ノンモという魚状の生物が昔シリウスから地球へやってきて、地球の人々を文明化した」。ドゴン族が「ポトロ」と呼ぶシリウスBは地球上のいかなる物質よりも重い物質で成っていて、シリウスの周囲を楕円上に50年の周期でめぐっている。

 

<水陸両棲の動物>

・「マリの北西にはエジプトがある。さまざまな要素を考慮に入れると、ノンモが着地したのはこのエジプトの地だったに違いない」

 

・「バビロニア文明は渡来した水陸両棲の動物により創始された。その主なものはオーネと呼ばれ、フィリステア人はこれをダゴンとして知っている」

 

・「アビデヌスは魚状に生き物がオーネだけではないことを述べていないが、これは実にけしからぬ」。アポロドルスはこの渡来の者を「アネドッティ」(「すぐに反抗する奴等」)と呼び、海の「半怪物」と述べている。

 

<シリウス星の秘密>

・ドゴン族はエジプト人から物事を学んだ。その古代エジプト人にとってソティス(シリウス)は全天でもっとも重要な星だった。紀元前3200年以降、エジプトの新年の始めにシリウスは夜明け直前に姿を見せ、これがナイル川の氾濫が合図だった。

 こうして天狼星シリウスは川の水の上昇を告げる神となる。女神ソティスは女神イシスと同一視された。テンプルはこう指摘する。「エジプトの古墳の壁画ではイシスはほかの2人の女神アヌキスおよびサティスと共に小船に乗って描かれていることが多い。これはエジプト人が シリウスが三連星であることを知っていた証拠。未知の『シリウスC』がノンモの故郷である」。

 

・「また、ホメロスに登場するセイレン—―人魚に似た生き物ですべてを知っていて、男を日常の生活から誘惑する—―は、実際は水陸両棲の女神シリアンである。またギリシア伝説イアソンの船アルゴーは女神イシスに関係があり、その漕ぎ手50人はシリウスBがシリウスAの周囲を一周するのに要する年数50年に対応している」。ギリシア神話にはほかにも魚の胴体を備えた生き物が数多く登場する。海からやってきて金属細工を含むさまざまな技芸を人間に教えた、ロードス島のテルキネスもこれに含まれる。面白いことにテルキネスの頭部も犬だった。

 

・しかし、あらゆる議論が出尽くした後に残るものは次の奇怪な事実だ。「アフリカの僻地の一部族がシリウス星系で人間の肉眼には見えない部分に対し正確な知識を備えていた。しかもその部族はその知識をその星系から飛来した異星人から授けられたと信じている」。私たちは、デニケンの作り話を笑う前に、宇宙からかつて異星人がこの地球に飛来した可能性について先入主なしで考えるべきではなかろうか?

 

 

 

『世界不思議百科』

(コリン・ウィルソン 、ダモン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

<不気味な話>

・ 一方、UFOに関連してかなり不気味な話も伝えられ始めた。目撃者によると「政府の役人」が家に来て口を閉ざすように警告したという。たいていは黒い背広だが、軍服のこともあるらしい。政府の各省庁は、ぜんぜん心当たりがないと言明した。1953年、コネティカット州ブリッジボートのアルバート・K・ベンダーは、自分が主宰している国際空飛ぶ円盤協会を突然閉鎖した。目の大きい皮膚の浅黒い三人の男がやってきて、調査を打ち切るよう圧力をかけたとその根拠を述べた。ほとんどのUFOマニアが政府を非難した。しかし、その十年後にベンダーが出した本によると、かなり不気味な事情がからんでいたらしい。三人の男は彼のマンション内で自由に出現と退去ができるようだった。南極のUFOの基地に連行されたこともある。UFO現象に関心を抱くジャック・ヴァレという科学者は、妖精と「精霊」にかかわる中世の伝承とこの話には類似点があると述べている。

 

 

 

『世界不思議百科』

(コリン・ウィルソン 、ダモン・ウィルソン)(青土社)2007/2

 

 

 

<モスマンの黙示録>

・キールも妙な雰囲気を感じるようになった。ウェスト・バージニア州で、高速で飛ばす自動車と同じ速度で飛ぶことができる翼がある巨大な鳥男を目撃したという話があった。この調査を開始した頃、曖昧であるが自分に敵対感情を持っているらしい相手が彼の周囲にちらつき始めた。

・彼は『モスマンの予言』という著書で次のように書いている。「誰かが、どこかで私の動きすべてを承知していると私に思い知らせようとしていた。おそらく私の電話すべてに耳を傾けていた。私の通信手段さえ制御しようとした。彼らは、それに完全に成功した」。その相手は、多くの予言を彼に対して行った。マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺、ロバート・ケネディに対する襲撃、ローマ法王に対する刺殺未遂などである。しかし、多くの場合、現実の事件とは日付にずれがあった。キールは結論として次のように述べている。「我々の小さな惑星は、なにか別の4次元時空連続体の力または実在と相互貫入を現在経験しているらしい」。

  

 <スカイ・ピープル>

・英国のUFO専門家であるプリンスレー・ル・ポア・トレンチ伯爵も独自の調査に基づいて似たような結論に到達する。彼はそれを著書『地球作戦』で次のように書いている。

 

・・・現在少なくとも正反対に相反する二つの実在の力が我々地球に関心を抱いている。一つは、実際の空の民スカイ・ピープルで、これは人類の記憶以前の時から我々の周囲にいる。もう一つは、この惑星固有の区域に住んでいる。人類の中には、彼らが地球の内部に住んでいると信ずるものもある。この二つの派の間では、明らかに『天の戦争』が戦われている。ただし、人類が通常想像するような意味の戦闘が戦われているわけではない。地球人類の精神の支配を目的にした心理的な競り合いである。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン + ダモン・ウイルソン 青土社 2007/2

 

 

 

<歴史と文化の黒幕 神秘の人びと>

<ブラヴァツキー夫人の奇跡>

1883年の初頭、ロンドンで『密教』と題する本が出た。たちまち評判になり第二版に入った。著者はアルフレッド・パーシー・シネット。髪の毛が後退しかけた痩身小柄な人物で、インドでもっとも影響力のある新聞「パイオニア」の編集長である。まずセンセーションの対象となったのは、第一ページに麗々しく出ているシネットの序文である。同書の内容は、チベットの山中深く住みほとんど永遠の長寿の「隠れた聖者たち」から得たものという断り書きだ。インドにおける大英帝国の代弁者とみなされる新聞の編集長が出した本だ。そこいらの「オカルト」狂いと無視するわけにはいかない。

 

1880年の10月、シネット夫妻は評判のブラヴァツキー夫人を自宅に招待した。夫人は自分の知識の大部分は、ヒマラヤに住んでいる「隠れた聖者たち(隠れた首領)」から得たものだと彼に語った。

 

<生来の「霊媒」>

・生来の霊媒が存在するという前提を認めるとしよう。特殊な「魔力」を所有するか、またそれに所有されている霊媒だ。その前提に立てば、ブラヴァツキー夫人がその種の人間であることはまず疑いようがない。

 

<心霊は存在するのか>

・ブラヴァツキー夫人は、隠れた聖者たちという考え方の発明者ではない。これは、昔から「オカルト」に一貫した考え方である。

 

・オカルティストは、第一に比較的不完全な状態から、比較的高い肉体的および精神的状態へ進化の途中だという考え方を奉ずる。第二に、進化の過程のあらゆる段階は、この比較的高い状態へすでに達している「偉大なる知能者ヒエラルキー(階層)」により命令されるとオカルティストは考える。

 

<超能力と進化>

・ブラヴァツキー夫人は1891年に世を去るが、高度知能と接触したと信ずる「オカルティスト」(超自然現象に興味を持つ人という意味の広義)はその後も跡を絶たない。アリス・ベイリーは、ブラヴァツキー夫人の没後に神智学協会の有力メンバーになるが、シネットが言う「マハトマ」(「偉大な魂」の意)クート・フーミと接触したと自認する。神智学協会内の主導権争いにいや気がさした彼女は、1919年に別のグループを組織し、「ザ・ティベタン」(チベット人)という存在から口授されたと称する多くの書物を世に出した。

 

<洞察力あふれる哲学者の相貌>

・心霊調査協会の初期のメンバーの牧師ステイントン・モーゼスは、「自動筆記」の手段で、大量の筆記文書を残した。これは本人の没後、『心霊の教義』として出版される。モーゼスはこの抜粋を生前に『光明』という小冊子にまとめているが、自分の鉛筆を動かした心霊のなかには、プラトン、アリストテレス、旧約聖書のなかの予言者などと称するものがあると困惑を隠していない。

 

1963年のアメリカのことである。ジェイン・ロバーツと夫のロブはウィジャ盤で実験を始めた。「ペイシェンス・ワース」にある程度影響を受けた。さまざまな人格が身元を明かしてメッセージを伝えてきた。やがて身元を「セス」と明かした人格が登場し始める。

 

・「セス」は『セスの資料』、『セスは語る』などの題の多くの本を伝授し続けた。本はいずれも素晴らしい売れ行きを示した。ジョイン・ロバーツの無意識の心の一側面であれ、または本物の「心霊」であれ、セスが高いレベルの知能の所有者であることを、これらの書物はまぎれもなく示している。

 

<時代を越えて伝世されるオカルト教義>

20世紀のもっとも独創的な認識者の一人ゲオルギー・グルジェフは、青年時代の大半を「サームング修道会」というものの研究に捧げるが、後に世に出て、その基本教養を北ヒマラヤ山中の僧侶修道会から授かったと唱えた。

 

・しかし、グルジェフの高弟P・D・ウスペンスキーは著書『奇跡を求めて』で次のように述べる。「グルジェフの『精神現象的』教義の背景にはきわめて複雑な宇宙体系がある。これは教義そのものには明確な関連性を欠くもので、グルジェフ自身の独創によるものではないと考えられる」。

 

・この宇宙論をさらに詳述したものに、もう一人の高弟J・G・ベネットの4巻本の『劇的宇宙』がある。同著は次のような確信から出発する。「宇宙にはデミウルゴスという1クラスの宇宙要素がある。これが宇宙秩序の維持を司る。このデミウルゴス知能は、人間の生涯をはるかに超えた時間スケールに対して作用を及ぼす」(訳注:デミウルゴスはプラトンが世界の創造者と考えた概念で、キリスト教的グノーシス派もこの神を認めている)。

 

・デミウルゴスは、なにか新しくかつ生起原因のないものを世界のプロセスへ導き入れる点では、人間よりもはるかに大きな力を所有している。しかし、決して誤らないわけではない。デミウルゴスの主な仕事は「生命のない原初から世界の進化を導くこと」だが、「時には実験と試行を繰り返し、時には誤謬をおかして元に戻り、海から生命が発生して陸の動物が存在を開始すると前方への大跳躍を行なった」。ベネットは次のようにも付け加えている。「グルジェフ師はデミウルゴスを『天使』と呼んでいるが、この言葉には多くの連想があるので使用を避けることが望ましい」。

 

<文化の進展と地球の進化>

・あまたの世紀にわたって東方には不思議な言い伝えがある。どこか隠れた土地、中央アジアの高地地方と考えられているが、異常な力を所有する一群の人が存在しているという。この中心部は、少なくともある面では、世界の秘密政府として振る舞っている。

 

・この言い伝えの一部は十字軍時代に西方に伝えられている。1614年には薔薇十字団の装いで出現する。19世紀にはブラヴァツキー夫人とフランスの外交官ジャコリオによりヴァリエーションを加えて再登場する。英国では作家タルボット・マンディがこれに続き、最近では1918年のモンゴルの旅行家オッセンドウスキーがいる。

 

・この言い伝えの神秘の土地シャングリラでは、一部の人は、通常の人間の状況を越えて進化し、この惑星を越えた力の統治者として行為している。下のほうの階級は、東方でも西方でも、それと気づかれることとなく普通の人と混じりあって生活し、歴史の重要局面では必要な結果を得るために努力し、地球の進化全体を太陽系の事象と歩調が揃うよう維持している。

 

<「隠れた首領」という知能>

・「隠れた首領」という表現を初めて用いたのは『劇的宇宙』におけるベネットその人である。キャンベルはこの本のテーマを次のように要約している。

 人類の長い物語を書くのは、人間自身の知能よりもはるかに偉大な知能である・・・地球上のこのプロセスを司るのは、『隠れた首領』と呼ばれる知能である。これは、オカルト伝承では個体(たとえば、「統治者」、「古代者」など)として象徴されるレベルに対応する。また、これはデミウルゴスのレベルまたはそのすぐ下のレベルにも相当する。

 

・人類全体に対する行為と並行して、執行者およびその直属者は、個々の人間の意識レベルの向上に関する地域的な行為も司る。

 特に選ばれたこの種の普通人は、執行者の作業への参加資格を望むこともある。この資格認定のプロセスは、マグナム・オーパス、すなわち「大事業」である。これは進化全体の潮流に合わせた緩やかな上昇とは対照的な高レベルへの垂直的上昇である。

 

 

 

『世界史と西洋占星術』

ニコラス・キャンピオン  柏書房   2012/8/1

 

 

 

19世紀  神智学的啓蒙主義>

・アリス・ベイリーは、教会の日曜学校で教師をしていて、後に熱心な神智学者となった。彼女の関心の多くは、シュタイナーと共通するものである。彼女はまた、シュタイナーと同じ秘教主義のキリスト教徒であ

り、スコットランドからアメリカ合衆国に移った後、神智学協会でその名を知られるようになった。彼女は、やがて、ブラヴァツキー夫人に秘伝の教理を伝えたとされる「アセンションした指導者たち」なる神秘的な存在と、自分もコンタクトをとることができると主張し、それが一因で人々の反感を買うようになってしまう。ベイリー御用達のスピリチュアルな指導者(導師)とは、通称「チベット人」といわれ、占星術的な黙想や、その書き物の大半を彼女に口述筆記させる存在だった。

 

・しかしながら、ブラヴァツキーを研究することに一生を捧げ、ベイリーに語りかける導師たちのささやきをそれまで一言も聞いたことがなかった神智学者たちにとって、彼女の主張は、我慢ならないものだった。そこで、ベイリーは、潔く静かに協会から離れ、今度はアルカン学派という新学派を、自ら始めたのだった。その出身者には、著名なイタリアの精神科医で、精神統合の礎を築いたロベルト・アサジリオ(18881974)や、20世紀もっとも大きな影響を与えたアメリカの占星術師、ディーン・ルディア(18951985)がいる。

 

・ベイリーの占星術も、シュタイナーに匹敵するくらい独特である。例えばそれは、月を「死んでいる」ととらえ、何の有効性も見出さない。また、「ヴァルカン」のような、実在しない架空の惑星の存在を前提とし、霊的な存在の水準を示す「レイ(光線)」をもちいる。彼女の占星術は、その厳密さゆえ、それを受け継ぐ者はほとんどいなかった。こうした彼女の占星学よりも重要なのは、彼女が、水瓶座時代――そして、ニュ―エイジ――の本質、そして、それが切迫したものであることを、繰り返し雄弁に説明し続けたことによってもたらされた、占星術世界全体への影響である。

 

・ベイリーは、シュタイナーと同じく、地球規模の危機が目前に迫っている、というような、終末論的な占星術の考え方に深く傾倒していた。そして、「水瓶座」の同義語として「ニューエイジ」という言葉が人口に膾炙するようになったのは、彼女のお蔭である。彼女にとって「水瓶座時代」と「ニューエイジ」というふたつの言葉の概念は、同一のものだった。

 

・春分に、水瓶座の星座の星から太陽が昇り――それは20世紀の終わり頃だろうと彼女は考えていた――ニューエイジ(新しい時代)が幕開ける。そうして、世界は、純粋なる霊へと回帰し始めるのだ。彼女は、心からそう信じていた。彼女はいつもの漠然とした調子でこう書いている。「人類が、その《意志をひとつにすること》によって、世界の状況に決定的な影響を与える時が刻々と迫っています。このことは、進化の過程が成功し、精神が開花することの帰結なのです」と。

 

 

 

『トランス・ヒマラヤ密教入門』3巻 意識の変化

アリス・A・ベイリー   (アルテ)  2008/9

 

 

 

<ディヴァチャン(天国)>

・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。

 

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。

 

<敷居の住者>

・弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。

 

 

 

『「宇宙人と地球」の超真相!』 

工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10

 

 

 

<オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)>

・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

1、 ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

 

2、 アセンディド・マスター(高級教師)ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

 

3、 創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

 

4、 コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)-ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

 

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。

 

 

 

『世界不思議大全』

 泉保也  GAKKEN   2004/6

 

 

 

<パリの「薔薇十字団」>

<完全なる世界の創造を目指した超人集団の謎>

・あらゆる魔術的叡智を体得し霊眼を開く

 

・人間の姿をとって物質界に現れた高次の霊的存在のローゼンクロイツ

 

<パリが興奮し時代の英傑が入団を希望した薔薇十字団>

<目に見える姿と目に見えない姿で、当市内に存在している>

・団員は天の周辺に住む神的な一団である。彼らは、分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また彼らは、自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は占星術によって地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができる。

 

・ヨーロッパ世界には、そうした超能力を持つミステリアスな人物に出会ったという説が無数に残っているのだ。

 

17世紀の前半期、ヨーロッパに大旋風を巻き起こした薔薇十字団は、1648年頃、再び忽然とその姿を消してしまう。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン + ダモン・ウィルソン 青土社  2007/2

 

 

 

<サンジェルマン伯爵は不死の男>

<主人は自分を4千歳と言っておられます>

・この男のことを今でも多くの「オカルティスト」は、魔術史上もっとも謎に満ちた神秘的人物の一人と考えている。彼は今も生きているという説すらある。しかし、この人物に関する書物は、「不死の男サンジェルマン」の秘密が本当に神秘なのか、または単なる神秘もどきなのか、よく分からないままに終わるのが通例になっている。ナポレオン3世の命によって集められた彼に関する膨大な量の文書は、パリ・コミューンで灰燼に帰したため、この問題は依然として謎に包まれたままだ。

 

・サンジェルマン伯爵(この名前は偽名と本人自身が認めている)が1756年頃フランスに初めて姿を見せた時、50歳前後の外見だった。話術に長じ、多くの国の言葉を話し、医学について知識をもち第一級の実験化学者だった。

 

<魔法使いのように不思議な方>

・魔法使いのように不思議な方がよく来られます………。サンジェルマン伯爵とおっしゃる方で、ご自分が数百年も生きていることを人様に信じ込ませようとなさる方です

 

・サンジェルマンはこんなふうに答えられます。「人様に信じるよう押し付けはいたしません。私が気が遠くなるほどの昔から生きていると言うと、人様はお信じになる様子です。これを私のたまゆらの慰めといたしております」。

 

<ルイ15世の密使>

・彼は、自分が調合した食物と錬金薬で生きていると広言した。宴会でもなにも口に入れていないのが常だった。

 

・彼は、サンジェルマンのことを「ポルトガル系ユダヤ人の倅」とも言っている。

 

・「不死のサンジェルマン」で知られる「サンジェルマン伯爵」は4000歳と自称した。多くの「オカルティスト」から魔術の歴史上のもっとも凄味のある大物と見られている。ただし、詐欺師とする説もある。

 

<パトロン遍歴とサンジェルマンの死>

・彼は、欝病とリューマチに時々悩みながら、この地で晩年を過ごし、17842月死亡する。チャールズ大公は「かつてこの地上に出現したもっとも偉大な聖者の一人」と彼を評して、その死を悲しんだ。

 

<まだ生きてるの噂が広まる>

・サンジェルマンが死ぬと、やがて各地でサンジェルマンはまだ生きているという噂が広まる。翌年出版されたある雑誌は、彼がやがて戻るはずだと伝えた。ジャンリ夫人は、1821年にヴェニスで彼を見かけたと主張した。

 

・ごく最近の19721月にも、リシャール・シャンフレーという若い男がフランスのテレビに出て、自分はサンジェルマンだと主張し、キャンプ用のストーブだけを用いて、鉛を金に変えてみせた。

 

<天才にしてペテン師>

・天才であり同時にペテン師。この際どい組み合わせに、サンジェルマンという人物の神秘が宿った。現代の言葉を使えば、彼は桁外れの自己宣伝の才を備えていた。

 

・現実の謎が一つだけある。流亡の王のポーズを取るために必要な金を、どこで調達したかだ。彼は(トゥルネーの工場の一件を除けば)概して律儀な男だったらしい。したがって、化学の研究成果を商業的実用に変換することができた。おそらく、これがその妥当な回答だ。神秘の男、神秘の達人が頭のいい化学工業家に過ぎないとは、いささか失望の結論である。しかし、これが事実に照応する唯一の結論だから、失望も致し方ない。

 

 

 

『光の勢力は集合する』

―UFOと彼らの霊的使命―

ベンジャミン・クレーム   シェア・ジャパン出版 2010/

 

 

 

<マイトレーヤに出現の先触れをする“星”>

・宇宙の兄弟たちは、マイトレーヤの出現と完全に関係しています。これらの4つの飛行物体は特別に要請されて飛行しました。それは非常に大きく、サッカー競技場の5倍ほどの大きさです。そのために煌めく他の星々に比較して大きく見えます。それらは金星や木星のような大きな惑星と同じくらいの大きさの星のように見えます。金星や木星を見た人がそれを“星”と間違えることも時々あります。

 

<“星”を広く世界に知らせる>

・“星”はもちろん天体としての星ではありません。“星”は宇宙船、UFOであり、巨大な宇宙船です。「通常の日常的な」偵察UFOは直径わずか2530フィートで、かなり大きいですが、そこまで巨大ではありません。“星”は巨大で、フットボール競技場を5つ合わせたくらいの大きさがあります。

 

<マイトレーヤの光の飛行船>

・マイトレーヤは、光の船を持っています。それは赤またはオレンジがかった赤の球体としてしばしば見られます。それには、大勢の人が乗ることができます。マイトレーヤはロンドンのいろいろな寺院に住んでおられ、それぞれに数年を過ごされ、スワミたちを訓練し、世界中で教えるために彼らを送り出されます。これをする時、マイトレーヤはしばしば人々を宇宙船に連れて行かれるのです。

 

 

 

『ゾロアスターとマイトレーヤの降臨』

知られざる神々の真実

大川隆法  幸福の科学出版   2011/9/17

 

 

 

<ゾロアスター教とは何か>

<釈迦の百年ほど前に生まれて「善悪二元の宗教」を説いた>

・宗教としては、当時、イランを中心に広がったので、イラン中心の宗教のように思われています。

 教えの内容としては、まず、「光と闇、オーラ・マズダとアーリマンという、二つの大きな力が、この世を動かしている」という考えがあります。

 

・オーラ・マズダは、「光をもたらす者」であり、あなた方の言葉で言えば「神」に当たる存在です。アーリマンは、「悪を行う者」という意味です。いわゆる二元論といわれておりますが、そうした善悪二元の宗教を中心に説きました。つまり、「オーラ・マズダを信ずるべし。アーリマンに引きずりこまれて地獄に行くことなかれ」という教えが中心であり地獄の詳細な描写もまた特徴的でありました。

 

<光の神オーラ・マズダとは「エル・カンターレ(天空神アヌ)」のこと>

<アーリマンの正体は「悪魔ベリアル」>

エンリルは約4800年前の古代シュメールの指導者で大気・嵐の神として有名。9次元存在。荒神、祟り神の系譜であるが、もともとは3億数千年前にマゼラン星雲ゼータ星から地球に移住したレプタリアン(爬虫類型宇宙人)である。

 

・オフェアリス(オシリス)は、エル・カンターレの分身の一人。9次元存在。6千数百年前のギリシャに生まれ。当時ギリシャの支配圏に入っていたエジプトに行き、王になった。

 

<「光のプリズム」の使命、マイトレーヤ>

・天上界で仏の光のプリズム化を担当し、慈悲の具体化の活動をしている9次元存在。神智学においてはさまざまな宗教や神秘主義オカルトの奥義を体得した大師(マスター)とされている。

 

・最近ではベンジャミン・クレームという人が、「マイトレーヤが降臨する」というようなことを言って、全世界を回っているようでもあります。

 

<近年、神智学の祖、ブラヴァツキー夫人として生まれた>

<「時代精神の具象化」が私の仕事>

・私は、「エル・カンターレの補助者」であり、「無個性」の存在。

 

<マイトレーヤは「帝釈天(インドラ)」なのか>

<先の大戦は「ミカエル対ルシフェル」の戦いだった>

・実は、ルシフェルとミカエルはうり二つの双子の兄弟なのです。神の明るい光の面を見せているのはミカエルで、そのダークサイドがルシフェルです。「このダークサイドが地獄に堕ちた」ということは、現代に至るまでの長い宗教の歴史の中で認められてきたものです。

 その意味において先の第二次大戦は、「ミカエル対ルシフェルの戦いであった」と思います。

 

<「宗教への迫害」が悪魔の発生原因の一つ>

オリオンには「巨人族」「小人族」「竜神」の三種類がいた

 

 

 

『いのちの法則』   マイトレーヤの法則

ベンジャミン・クレーム     シェア・ジャパン出版  2005/5/1

 

 

 

<UFOと宇宙の兄弟たち>

・宇宙の兄弟たちが地球上に到着する予定のときには、それがどこであろうとも、いつもかならず徴(しるし)があった。

 夜空を見上げて、普段よりもずっと明るく見えるときには、それが宇宙の兄弟たちが到着するという徴である。彼らの光の船(UFO)が、地球の大気圏に入るときはいつでも大気反応を起こすので、その結果、空が明るく輝くのである。それは夜、見られる現象である。

 

<宇宙船の着陸>

・カナダでは、極北地域に宇宙の兄弟たちが上陸し、そこの漁民たちはそのイベントを目撃した。政府に対して、知っていることを公開するように圧力がかけられている。人々はもっと公に語るようになるだろう。

 北アメリカほど、頻繁に宇宙船が上陸してきたところはない。「宇宙の兄弟たち(スペース・ブラザーズ)」は助けの手を差し伸べるために、ここにいるのであり、時には、一般の人々に特定の経験を授けるので、科学者たちを戸惑わせている。

 

<惑星外からの援助>

・我々の太陽系システムの中の、より高度に進化した惑星からの存在が地上に住んでいる。国際連合にはその事実の記録があり、彼らは、たとえば、様々な国において、政府関係の中でアドバイザーとして働いている。また医学分野において、多くのインスピレーションが与えられている。特に光のテクノロジーに関して、より啓発された存在者たちは、この光のテクノロジーをコントロールすることができるが、彼らは、それを誤用しない。重要な場合に、彼らは、それの誤用を防いできた。彼らの役割は、保護的であり、インスピレーションを与えるものである。

 

 

 

『オカルトの帝国』(一柳廣孝)(青弓社)  2006/11

1970年代の日本を読む)

 

 

 

<円盤に乗ったメシア―コンタクティたちのオカルト史>

<マスターとアメリカ>

・宗教学の通説では、コンタクト事件での宇宙人像の直接の祖は「アイアム運動」の「昇天したマスター」であるといわれている。「アイアム運動」は1930年代にアメリカ西海岸を中心に大流行した神智学系の新宗教運動で、運動の創始者は、ガイ・ウォレン・バラード(18781939)という。

 

1930年、シャスタ山近くの鉱山で働いていた彼は、神秘的な噂に誘われて、山に登り、そこで生身のサン=ジェルマン伯爵と出会う。サン=ジェルマンは不老不死と噂される18世紀の人物で、神智学ではマスター(大師)の一人とされていた。

 

・彼は、現在は昇天して、神の聖なるハイアラーキー(マスターたちの組織)に入っている。そのため「昇天したマスター」とも呼ばれる。バラードは、彼に連れられて、アストラル体で地底にあるマスターたちの聖域に連れられて行く。さらに自分の過去世(エジプトの神官、インカの王族、そしてジョージ・ワシントン)を見せてもらい、最後に金星から来た紫青の目をした美しいマスターたちと出会っている。これ以降、バラードは、サン=ジェルマンと交信できるようになる。

 

・彼は、当時メタフィジカル運動に関係していた妻エドナの協力で教義を整備して、32年シカゴにサン=ジェルマン出版を開く。そこを本拠に全米に信者を増やしていき、最盛期にはおそらく数万人の熱心な信者を確保していたと思われる。

 

・バラードが出会ったサン=ジェルマンという人間とも天使ともつかない超越存在は、19世紀の神智学にまで遡る。神智学の伝説によればヒマラヤの麓には「大白色同胞団」という超人たちの組織があり、モーリヤやクートフーミといったマスター(あるいはマハトマ)が弟子たちに真理を授けるとされていた。


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・精霊や天使等が憑依して作家として大成した人は少なくないといわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうといわれます。P・K・ディックは、精神病を病んでいるともいわれたり、憑依現象との区別は難しいといわれます。斬新なアイデアは「向こう側」、「第六感」からくるともいわれます。

 

・一方では、アイザック・アシモフは、米国の作家でまた生化学者で、その著作は500冊以上を数えています。彼の扱うテーマは多岐にわたるそうですが、SF作家として世界中に知られています。アシモフによれば、アシモフの部屋に(パラレル・ワールドから来るのか?)7人(?)の小人が頻繁に現れて、宇宙の物語を語り、それを基に作品を書いたそうです。

 

・異次元・パラレル・ワールドからのチャネリングやコンタクトにより小説などを書いたという作家は、歴史的に見ても少なくないようです。フイクションとナンフィクションを混ぜて書く手法は、多いようです。カナダのコンタクティが報告する「虚空にシャンデリアのように光輝く都市規模の超大型宇宙船」が、聖書の言う「天上のエルサレム(ニューエルサレム)」なのかもしれません。神々や天使のような遥かに進化した異星人がパラレル・ユニバース(並行宇宙)に存在し「この世」を支配していると指摘されています。

 

・近年の「シリウス人」とは、人間タイプのはるかに進化した異星人として報告されています。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるといわれます。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させているといわれます。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した「爬虫類人」の存在が指摘されています。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であると語られています。シリウス星人が遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。どこの国が「宇宙の商人」とコンタクトをしているのでしょうか?日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部に拡散したと語られています。すでに彼らはパラレル・ユニバース(並行宇宙)に消えて行っているといわれます。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。「シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と語られています。「彼らもシフト制でやっている。普段はシリウスからの大きな一機の宇宙船が近くにいて、頻繁に天国に立ち寄っている」と語られています。シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』(スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18によりますと

「<シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人>背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

 

<シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」>

・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である」と指摘されています。

 

・オリオン星人はかなり進化しており、テレポート(瞬間移動)はできるといわれます。メン・イン・ブラック(黒服の男たち)は、グレイと共に地球に飛来した種族なのでしょうか。「エリア51」なども映画などでよく取り上げられているようです。メン・イン・ブラック(黒服の男たち)などのようにUFOにかかわる奇妙な現象も、ハリウッドの映画になると「宇宙警察」のイメージで、2作以上も製作されました。オリオンやプレアデスに多くの日本人が住んでいるという法螺話もあるそうです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」と指摘されています。何かおぞましい陰惨なスター・ウォーズでもあったのでしょうか?オリオン人も種類が豊富なのかもしれません?

 

・識者によるとかなりの人間タイプの異星人が米国社会に融け込んでいるといわれます。ハリウッド映画「Xファイル」でも、米軍関係者が異星に行っているようなイメージの場面もあったようです。スカイ・ピープルと地球固有の区域に住んでいるものとの「天の戦争」とは、堕天使ルシファーの話でしょうか。『上の神』と『下の神』、そして『空の神』と『地下の神』の争いのように、「神や人類も系統的にそれぞれ2種類あって、争い殺し合い、戦争(スター・ウォーズ」をしている」といわれます。

 

・『地球作戦』では、スター・ウォーズ(戦争)というほどでもなく、現在では、それほど深刻な争いではないといわれます。異星人というよりも神々の領域、神々の争いの話になってくるのでしょうか。

 

・「隠れた聖者たち(隠れた首領)」の正体も詳しくは分かりません。宇宙人のマスター(大師)クラスの神人のことでしょうか。進化している宇宙人、神や天使のような存在が、さまざまな方法で、人間にコンタクトしてくるようなのです。「ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)――ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人」という種族がいるそうですが、彼らとのコンタクトからさまざまな情報が昔から得られたようです。

 

・アセンディッド・マスターのコンタクティやチャネラーがいるということは驚きです。ブラヴァツキー夫人の神智学協会の話でも登場しますが、「導師」から膨大な情報を受け取っています。クートフーミ導師(マハトマ)とモリヤ導師の教えをうけたといわれます。世界中でもホワイトブラザーフッド(白色同胞団)のメンバーからチャネリングを受け取る人びとは少ないようです。

 

・アリス・A・ベイリーは、米国でチャネラーが活躍する前の時代の人なのですが、「神の国の様相」を明らかにしているそうです。ベイリーは「ジュワル・クール覚者の教えを口述筆記し、24冊の本を著わしており、密教学徒の間では有名である」とのことです。

 

・『肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である』とありますが、このあたりが、フリーメースンと関係があるのではないのでしょうか。天使や神々の進化した宇宙人は目に見えませんが、「空飛ぶ円盤」の時代から「見えない宇宙人の時代」に変わりつつあるようです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」そうです。また「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も認識できないようです。

 

・中世の薔薇十字団の逸話のなかにも、この種のコズミック・トラベラーの集団がフランスに存在していたという話があるそうです。昔から、「異人」や「神人」が地上を徘徊していたという話も多いようです。

 

・現代では、米国で映画にもなった『メン・イン・ブラック(黒服の男たち)』(MIB)が、相当するのかもしれません。しかしながら、メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)は、UFO研究者を脅す犯罪者のようにいわれていました。ところが、近年、ハリウッド映画『MIB』、『メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)』では「宇宙警察」のような役回りでした。コンタクティによると彼らは、グレイと共に飛来した『シリウス系オリオン星人』だそうです。オリオン星人は、人類に5万年進化しており、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。 「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類的異星人(レプティリアン)」がエリア51等の秘密基地で活動しているともいわれます。

 

・「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝承がありますが、「異人」はオリオン星人だったようです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれております。天狗も異類異形の異星人だったようです。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。異人の「非条理な話」も多いといわれています。人間の感覚では「異人の不条理」が理解できないそうです。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。民俗学者の柳田国男も警察まで行って調査していないと指摘されています。

 

・『肉体を持つが地球人の目には見えない』という表現なので荒唐無稽な与太話ということになるのでしょうか。コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)や異人、超人、神人、天使、宇宙人が昔から地上を徘徊しているともいわれています。また一部は、社会に溶け込んでいるともいわれます。また金星のマスター(長老)に葉巻型宇宙母船の中で会見した日本人もいたそうです。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」時代のようです。

 

・サンジェルマン伯爵は、現代の日本でもチャネラーがいるそうで、驚きです。世界中で時代を越えて、存在したという噂のある「奇妙な神人」のようです。マスター(大師)の1人ともいわれます。サンジェルマン伯爵には荒唐無稽な話も多く、何が真実なのか私たち一般人は、当然詳しくはありません。

 

・フットボール競技場を5つ合わせたほどの超巨大な空飛ぶ円盤には、マスターとかかなり高位の宇宙人がいるらしいのですが。

 

・超大型宇宙母船は、異次元や異空間を瞬間移動したりするようですが、世界中で目撃事件が報告されています。バミューダ海域の米軍基地にも昔、接近していたという話があるようです。

 

・航空母艦くらいの大きさの宇宙船を恒星間飛行させる超テクノロジーは、現代の先端的な科学者でも理解できないようです。「空飛ぶ円盤の情報は米軍から始まって米軍で終わる」そうです。

 

・天上の戦い、スターウォーズと地上の戦争が並行して行われるという話は少なくないようですが、第二次世界大戦もナチス(アーリア人種のオカルト部隊)と英国(黄金の夜明け団)の心霊戦争であったとの噂もあるそうです。ナチスとUFO宇宙人との関係は割と知られているようですが、英国と宇宙人とのコンタクトも昔からあったようです。ナチスはアルデバランの超人(ゲルマンの神々)とコンタクトがあったようです。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであると指摘されています。

 

・英国と宇宙人との関係・コンタクトも昔から深く、異次元の宇宙人との交流は「魔術」として語られてきたそうです。「マウントバッテン伯爵の邸宅の庭にUFOが着陸した」という噂話もあったそうです。「日本人が欧米人を理解できないのはフリーメーソンを知らないからだ」と言われますが、英国人とドイツ人と宇宙人(異人や神々)の関係についても私たち日本人には分からないことが多いようです。フリーメイソンリーは、昔から異星人と繋がりがあったようです。中世のドイツの領主はほとんどが「異人」か「異人」の末裔ともいわれます。

 

・文明や文化のすすんだ国に宇宙人が現れるということもあり、産業革命で世界に先行した英国や第二次世界大戦時に科学が最も進んでいたドイツに宇宙人がコンタクトしたことはありえることでしょうか。

 

・マイトレーヤについても色々な説があるそうですが、「現代のマイトレーヤの降臨」といわれてもマスコミに載らない限り、私たち一般人には訳の分からない話のことでしょう。

 

・堕天使ルシフェル(ルシファー)とかサタン(悪魔)という名前は、リラ星人によると「遺伝子科学者の一集団の名前」だそうです。

 

・世界的にヒット映画となった「ハリー・ポッター・シリーズ」の魔法使い。昔から民話や童話では「魔法使い」といえば、黒い服を着た鼻の大きい曲がった魔法使いがでてきます。また、戦後の米国で登場した鼻が無いような小柄な宇宙人グレイを使役しているのが正体不明の「大きくて曲がっている鼻を持つ上位の宇宙人」だそうで、現代に「魔法使い」が現れたのかと錯覚してしまうそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

 

・ちなみにアメリカ空軍士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているそうで、金髪碧眼のノルディックとか人間タイプのオレンジとかさまざまな宇宙人の記録があるようです。「宇宙人情報は米軍によって始まり米軍によって終わる」ともいわれます。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。

 

・小柄なバイオ・ロボットといわれるグレイとは、米国は秘密協定を結び、エイリアンの超テクノロジーを導入し、レーザー兵器などを開発していたそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」では、米国の1人勝ちになるのかもしれません。が、金髪碧眼のノルディックといわれている宇宙人は、誤用を恐れて米国に超テクノロジーを教えることを拒んでいるといわれていました。

 

・国連事務総長が関与したり「国際連合と宇宙人のつながり」は、古くから多くの話があったそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。が、宇宙人情報に関して、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』処理を米国がとったためか、今では情報は全く流れてこないそうです。

 

・エイリアンの超テクノロジーは、各国ともスパイ網の総力をあげて入手を試みていたようですが、ロシアの動きは特に激しかったようです。エイリアンの超兵器の性能によって、現代兵器が過去の遺物になるからでしょうか。ロシアも異星人とのコンタクトがあり、イスラエル政府はシリウス星人と通商協定を結んでいるといわれます。

 

・「エイリアンの超テクノロジーを独占する米国が唯一の超大国になった」そうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」に関しては日本の動きはどうなのでしょうか。日本的な対応が限界のようです。

 

・「極北地域」といえば、1986年11月17日アラスカ上空で日航ジャンボ機が超巨大UFOと遭遇した事件を思い出させます。ジャンボ機の数十倍ほどの超巨大UFOとの遭遇事件は、今はインターネットでも簡単に検索できる便利な時代です。その超巨大UFOは、昔の旧約聖書『創世記』の「ノアの箱舟」だったのかもしれません。現代でも、自称「ノアの末裔」も存在しているそうです。

 

・「米国では、異星人情報は、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いでマスコミも手が出ない」、「映画のように米国大統領にも分からない」とよくいわれています。

 

・しかし、旧日本軍では、軍部での情報の取扱には秘密の重要度により5段階に区分し、上から「軍機」「軍極秘」「極秘」「秘」「部外秘」に分かれていたそうです。現代においては、米国以外に、各国とも「軍機」以上の段階の秘密処理を規定しているのでしょうか。

 

・アメリカ合衆国のシャスタ山で、サン=ジェルマンという謎の神人に出会う話は、近年でもある話のようです。不思議な話です。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

 

 

 

 


02/25のツイートまとめ
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モラル・マジョリティーなど、キリスト教シオニストと称される熱狂的なイスラエル支持者が550万人もいて、彼らのほとんどが共和党員であり、ユダヤ・ロビーのAIPACと呼応して、イスラエル支援に万全を期している。

 

 

 

『ユダヤ大事典』

ユダや大事典編纂委員会  荒地出版社  2006/2/4

 

 

 

なぜアメリカはイスラエルに特別の援助を続けるのか

<国益に寄与するイスラエル支援>

・アメリカは世界有数の宗教国で、国民の圧倒的多数が宗派の違いこそあれキリスト教徒である。

 

・アメリカには、ジェリー・フォールウェルに率いられたモラル・マジョリティーなど、キリスト教シオニストと称される熱狂的なイスラエル支持者が550万人もいて、彼らのほとんどが共和党員であり、ユダヤ・ロビーのAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)と呼応して、イスラエル支援に万全を期している。アメリカ人はイスラエルに対して、当のイスラエル人以上に、批判を差し控えるようなところがある。

 

・アメリカは毎年、対外援助総額の6分の1に当たる30億ドル(実際はそれを上回る額)の軍事・経済一括援助をイスラエルに供与し続けるだけでなく、国連で入植地や東エルサレムの問題をめぐって、イスラエルに不利な決議案などが上程されると、その都度拒否権を発動してきた。

 

・イスラエル支援は、どこかで間違いなくアメリカの国益に「翻訳」されているはずだ。米ソ冷戦構造のなかでイスラエルは、旧ソ連の中東進出を防ぐ堡塁とみなされ、たがいに安保条約の類こそ締結していないけれども、戦略上緊密な協力関係にあったことは、レーガンがイスラエルを「NATO未加盟主要友邦」と称したことからも明らかだ。

 

<現時点での戦略的価値>

・しかしその一方で、ハイテク兵器の国際的共同開発に貢献し得るイスラエルの技術力、またモサドその他イスラエル諜報機関の威力は、中東という領域を超えた現代国際政治の厳然たる事実であり、アメリカがそのような便益を手放すとは考えられない。ユダヤ・ロビーならずとも、イスラエル援助の中止や削減は国益に反すると考えるネオコンのような政策立案者が、政府部内にいないはずはなかった。

 

<自動車王ヘンリー・フォードの『国際ユダヤ人』とは?>

<フォードの反ユダヤ主義宣言>

・世界の自動車王となったヘンリー・フォードは、農家に生まれ、独学だったから、無知な面が多々あった。彼にとって真のアメリカ人とは、畑や工場で額に汗して日々のパンを稼ぐ男女を指し、その対極に据えられたのが「吸血鬼」たる東部の銀行家だった。金融業者の内情暴露を一任された腹心の補佐役アーネスト・リーボールドは、1918年に無名のニュース週刊誌『ディアボーン・インデペンデント』を買収し、やがて同誌は攻撃目標を金融業者からユダヤ人に転換した。

 その原因として、ユダヤ系の銀行家やジャーナリストに対するフォード自身の私怨や、当時アメリカ主流社会がユダヤ系移民に抱いていた脅威と軽蔑の複合的感情もあげられるが、ともかく1920年に入ってフォードは、「あらゆる戦争の背後に国際的金融資本家、いわゆる国際ユダヤ人がいる」と主張し、自他ともに認める反ユダヤ主義者となった。

 

<ユダヤ陰謀論のルーツとは?>

<陰謀論出現の背景>

・ユダヤ人の世界的陰謀というようなフィクションが真実味を帯びて流布した背景として、一方にはユダヤ人の歴史と宗教が常に自らを<異なる者>であり続けようとする集団を作りあげてきたこと、他方にはイエス殺害に由来するキリスト教の反ユダヤ的神学および<異なる者>ユダヤ人に対する反感、不信、憎悪という古代から中世にわたる歴史があった。

 

<ユダヤ陰謀論の成立>

・近代社会を担う新興階級としてユダヤ人の進出が目立ち、これに反発して中世の反ユダヤ感情は新しい生命を与えられて、反セム主義に変質していったのである。こうして反ユダヤ主義は革命や戦争はもちろん、政財界のスキャンダル、パニック、経済危機や国際間の対立や紛争などとユダヤ陰謀を連動させて大衆を動員するスローガンとして機能させうることを学びとった。

 第1次世界大戦後には、ユダヤ陰謀論の聖典にして偽書『シオン長老の議定書』に流布、ボルシェヴィズムとユダヤ主義の同一視などユダヤ人の世界征服陰謀といった新型の反ユダヤのプロパガンダが行われ、ドイツの敗戦も将軍たちをユダヤ人が背後から刺したのだという匕首伝説が流布した。

 日本にユダヤ人問題論議が起こったのは第1次世界大戦末期のロシア革命とシベリア出兵の時代である。一部の軍人や国粋主義的人士の手で『シオン長老の議定書』などの反ユダヤ文献がもたらされ、社会主義やデモクラシーの潮流に対抗する手段としてユダヤ人の世界的陰謀の危機を警告したのである。

 

<『シオンの議定書』は誰が作ったのか>

<『プロトコール』のルーツ>

・ノーマン・コーンによれば、ユダヤ人の世界支配陰謀の神話はフランスのイエズス会士オーギュスタン・バリュエル神父が『ジャコバン主義の歴史に関する覚書』(1797)によってフリーメーソンの参画するフランス革命秘密結社説を開陳して先鞭をつけたという。これはたちまち英、伊、西、露の各国語に翻訳された。

 

・手紙はフリーメーソンとユダヤ人を直結させ、1世紀足らずのうちにユダヤ人が世界の主人となり、一元的支配を行うという陰謀を記したものであり、これがバリュエルの思考を進展させた。

 これも一説であるが、以後実に多様な起源説が出現した。いずれも超人的能力をもつシオンの賢者の属性に結びつけられた。こうして稀代の偽書は1920年代ヨーロッパを中心に世界を席巻したといってよい。そして30年代にヒトラーの狂気の政策決定に到達した。

 日本へも1920年代にシベリア出兵の軍人や民間人によってもたらされた。『プロトコール』は要するに、ユダヤ人が現存の諸国家を破壊したうえに、超国家的な政府を樹立して、彼らが世界に君臨して諸民族を跪かせるという大陰謀を指南した秘密文書であるというのである。秘密結社フリーメーソンは、この陰謀実現のため世界に張りめぐらされた団体にほかならぬ、と妄想をたくましくし、昭和戦時下にももてはやされた。この反ユダヤの聖典信奉はナチスをもって終わることなく、「たとえ偽書といわれようとも」といって、いまも日本における反ユダヤ論者の聖典としての役割を解任されないでいる。

 

<フリーメーソンとユダヤ人>

・フリーメーソンは18世紀初頭のイギリスから始まって世界にひろがった世界主義的、人道主義的な友愛団体であった。フランスの啓蒙思想との親和性、カトリックとの微妙な対立関係のあったことは否定できない。このためとくにカトリック国では危険視され、迫害も受けて秘密結社的にならざるをえなかった側面はあった。

 はやく18世紀末にはフリーメーソンを陰謀集団とする説が立てられ、19世紀中葉には世界征服を企てるユダヤ人の秘密結社であると付会されるに至った。今世紀初めの『シオン長老の議定書』はその見解を決定的にし、ナチス・ドイツ政権はこれを最大限に利用した。

 フリーメーソン起源論は、反ユダヤ側にも異説があるが、結論は要するに、自由平等博愛の美名のもとに社会主義や共産主義を鼓吹する一方、享楽思想を盛んにして、現体制を崩壊せしめるという野望実現のための秘密機関だというのである。

 

<日本における警戒論>

・フリーメーソンが世界的陰謀をもって実際に政治に関与して動かしたとはいえず、危険な陰謀団体というイメージは虚構であり、客観的、科学的な研究は怪しげなフリーメーソン・ユダヤ陰謀説が過去の遺物となっていることを明らかにしている。

 

<ユダヤ人の定義は?>

・ユダヤ人とは、「ユダヤ人の母親から生まれた人、あるいはユダヤ教に改宗した人で、ほかの宗教に帰依していない者」をいう。これは1970年の帰還法改訂にもとづく定義である。

 

<ユダヤ人になる>

この定義から判るように、ユダヤ人男性と非ユダヤ人女性の間に生まれた子供は、ユダヤ人ではないので、改宗手続きをする必要がある。非ユダヤ人の子供がユダヤ人の家庭で育てられても、その子がユダヤ人になるわけではない。ちなみに、ユダヤ人特有の身体的特徴はない。

 ユダヤ人の母親から生まれても、ほかの宗教、例えばキリスト教に帰依すれば、その人はユダヤ人とは認められなくなる。典型的な例がメシアニック・ジューと呼ばれる人である。(ユダヤ人であるが、ナザレのヨシュアを救世主として認める人を指す)。悔悛して元に戻ればよいが、イエスを救世主として認める限り、ユダヤ人共同体からはずされる。キリスト教の世界では、ユダヤ教とユダヤ人を認めるに至ったが、福音主義系は積極的にユダヤ人の改宗を運動として進めている。1960年代のイスラエルでは、このメシアニック・ジューは数百人しかいなかったが、最近は数千人になっているようである。

 

<揺れるユダヤ人の定義>

・姓は父親の方を継ぎ血筋は母親の方をたどるのが、きまりであるが、母親云々については、16世紀に編纂された宗教法典「シュルハン・アルーフ」に規定されている。この法典は現在もハラハー(ユダヤ教の宗教法)の基準となっている。

 西側先進国では異教徒の結婚が50%に達するようになったことから、ユダヤ人社会は深刻な同化の問題に直面し、ユダヤ人口の減少が憂慮される。このような状況を前に、改革派は「父親がユダヤ人であれば、子供もユダヤ人」とする立場をとるようになった。もちろんこれは、正統派のみならず保守派からも、猛烈な反対にあっている。

「ユダヤ人は誰か」論争は、1970年代頃から論点が変わり始めた。正統派、保守派、改革派の手による改宗の正当性をめぐるもので、正統派は、他の二派(再建派を加えれば三派)による改宗を認めていないため、時々論争となって火を噴くのである。「イスラエルでは正統派のみの改宗、ディアスポラ(離散)における保守派と改革派による改宗には目をつぶる」というのが暗黙の了解なのであるが、時々これを破ろうとする動きがでて、論争になる。

 

<ユダヤ人の言語は?>

・ユダヤ人の言語はヘブライ語である。ただし、世界のユダヤ人口1290万のうち、日常的にヘブライ語を使っているのは、500万強である。残る700万余は、居住する国の主要言語を使っている。

 一方イスラエルでは、移民で成り立っていることもあって、ヘブライ語のほかに、さまざまな言語が飛び交っている。

 1990年代になって旧ソ連からのユダヤ人が多数移住してきたため、一時国内にロシア語が氾濫したことがあった。イスラエルの第2言語はヘブライ語というジョークも生まれたほどである。

 

<多様な言語を生んだ背景>

・イスラエルに行くと判るが、年配の人のなかには、5~6の言語を喋る人が珍しくない。逆にイスラエルの現代っ子は、日本人と比べればまだましだが、祖父母の代ほど外国語には堪能ではないようだ。これは、流浪と定着の差を物語るものであろう。支配者の圧力に翻弄され、あちこちに流されてきた人生が、数々の言語に刻み込まれている。

 ディアスポラのユダヤ人社会は、同じ国に住んでいても、時代やその前の居住地の違いによって、日常語が違っていた。

 

<民族の独自性を担うヘブライ語>

・世界各地に離散したいわゆるディアスポラのユダヤ人は、居住地の言語を取りこみながら、独自の言語を作りあげていった。その代表例が、ドイツ・東欧系のイーデッシュ語で、アシュケナージ系のユダヤ人が使用し、もうひとつがスペイン系のラディノ語である。こちらはスファルディ系が使った。スファルディ系は、スペイン追放で、オランダ、北アフリカ、バルカン半島、トルコなどへ行き、さらに南米にも渡ったので、それぞれの地でラディノ語が使われた。

 

<ユダヤ人になるにはどうすればよいか>

<厳しい就業と学習>

・ユダヤ人になるには、改宗すればよい。しかし、日本の新興宗教のようにすぐに入信して、宗旨変え完了というわけにはいかない。仏教の得度にも似た厳しい修業と学習を経なければならない。さらに、超正統派、正統派、保守派、再建派、改革派とさまざまな派があり、例えば正統派は、正統派のラビによる改宗手続以外は認めないので、改宗はそれほど容易なことではない。

 

 

 

『失われたメシアの神殿『ピラミッド』の謎』

 飛鳥昭雄、三神たける   学研  2010/1

 

 

 

<秘密組織フリーメーソン>

・預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。

 

・預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密儀宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行きつく。もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 

・すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

 <地底王国シャンバラ><チベット密教とカッバーラ>

・シャンバラは、チベット密教において語られる世界である。一般の仏教では語られることのない思想である。仏教には表と裏がある。表が顕教であり、裏が密教である。

 

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

 <釈迦はセムメーソンだった!>

・釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして、神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

  注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点にある。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのは、ヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

  しかも、それだけではない。釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生み出したスキタイにある。

 

<釈迦は失われたイスラエル10支族だった>

<地球内天体アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ>

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか、これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ、一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象は、プラズマ・トンネルである。

 

・プラズマ・トンネルは地球内部に通じており、そこには巨大な亜空間が形成されているのである。まさに、この亜空間の中心に、実は地球よりもひと回り小さい天体が浮かんでいるのである。

 

・アメリカ軍は50年以上も前に、この地球内天体の存在に気がつき『旧約聖書』の外典にちなんで、コードネーム「アルザル」と名づけている。コードネームでわかるように、失われたイスラエル10支族が北極圏から入り込んだ世界こそ、この地球内天体アルザルなのである。

 

・日本人の中には古代イスラエルの血が流れている。そういっても、多くの人は、すぐに信じることができないであろう。

 

 

 

『エクソシスト入門』 実録 悪魔との対話

 大川隆法  幸福の科学出版   2010/3/18

 

 

 

 <国家の指導者に悪魔が入った場合>

・また、悪魔は、念力の強い指導者のところに入った場合には手下を使うことができるので、“組織戦らしきもの”をすることができます。

もっと規模が大きい場合には、ナチスのように国家レベルでやられることもあり、その結果、6百万人ものユダヤ人が殺されたりします。

 

・あるいはポル・ポト政権下のカンボジアのように、2百万人が「されこうべ」になったりします。ポル・ポトに悪魔が入ったのは間違いないでしょう。

 

・中国でも文化大革命で何千万人もの人が死んだと言われていますが、このようなことが起きる場合には、おそらく指導者に悪魔が入っているだろうと思います。そういう状態が永遠に続くことはないのですが、一時期なら悪魔が国家を乗っ取ることも可能なのです。そこが悪魔との戦いにおいて難しいところです。政治的な指導者や、大きな組織を動かす人のところに悪魔が入った場合には、あるていどの組織を動かす戦い方ができる可能性があるのです。

 

 

 

『ユダヤ陰謀説の正体』

松浦寛  ちくま新書   1999/11/1

 

 

 

<UFOとホロコースト>

<UFOを操っているのはだれか>

・ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

 

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦}(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

 

・飛鳥によれば、194774日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

 そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

 

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。

 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジー・ユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディ・ユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジー・ユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

 

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

 

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうこは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。

 

 

 

『聖別された肉体』  (オカルト人種論とナチズム)

(横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種であると断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1

 

 

 

<高天原はスバルである>

<太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた>

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>

・これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

 

・藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

・我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている

 

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として非難している。

 

・この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である。