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ちょっとしたボタンの掛け違いからEUが解体していくというシナリオも、20年くらいのスパンで見るならば、完全に否定することはできない。(1)

 

 

『メルトダウンする世界経済』

ベンジャミン・フルフォード イーストプレス  2011/11

 

 

 

<「ユーロ崩壊」のカギを握るもの>

・いま、まさに世界経済は破局を迎えつつあるようだ。

 リーマン・ショックに端を発する金融危機は、「格差社会を是正せよ」と訴えるウォール街占拠デモへと発展し、その規模は数千人にも達した。格差社会や市場主義経済への抵抗運動は、ボストン、シカゴ、テキサス、サンフランシスコなどアメリカ各地に拡大し、運動は欧州の各都市部にも飛び火した。

 そのヨーロッパも、ギリシャに端を発したEU(欧州連合)の公的債務危機に直面し、風雲急を告げる事態となっている。現在、世界金融危機によって金融と財政が破綻状態にあるとされるのは、ユーロ圏の南ヨーロッパ4カ国、すなわち、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、そしてスぺインの頭文字に由来する「PIGS」諸国。これにアイルランドを加えて「PIIGS」といったりもする。

 

では、ギリシャの借金を棒引きにすることでユーロ危機は回避されるのかというと、もちろんそんなことはない。むしろこれから危機の序章が始まるのだ。そして、このユーロ危機は、世界の権力構造に大きなインパクトを与えることになるだろう。

 これまで私は、戦後の世界体制は一部の欧米の権力者である「闇の支配者」たちが牛耳り、操ってきたと主張してきたが、それも終焉を迎えつつあるようだ。

 

<紙幣、金融システム頼りの時代は終焉する>

・その最大のメルクマールになると私が考えているのが、ヨーロッパの「闇の支配者」たちが支配してきたユーロの消滅である。この原稿を書いている段階ではユーロはまだ存在しているが、いまの情勢から察するに、消えてなくなるのは時間の問題であろう。

 そしてユーロの崩壊を機に、同じく欧米支配階級の金融マフィア主導のもとで機能してきた、国連、IMF、世界銀行、BIS(国際決済銀行)といった多くの国際機関のあり方が根本的に見直されることとなるだろう。

 

・こうした目にみえる変化が始まれば、それは第1次世界大戦、第2次世界大戦、冷戦、ベトナム戦争、イラク侵略、偽テロ戦争などを次々とつくりだしてきた勢力が、世界の権力構造から完全に失脚することを意味している。

 

・いまの状況は、1981年から1991年にかけての世界情勢に酷似している。1988年秋、ポーランドで民主化を求める大規模なデモが起き、翌1989年に東欧の先頭を切って自由選挙が行われて民主化が達成され、その年の11月にベルリンの壁が崩壊。さらに、それが引き金となって、2年後の1991年にソ連が崩壊した。あの当時の東欧は、あちこちであまりに多くの出来事が起こり、全体像をつかむことができなかったが、終わってみれば、一つひとつの動きが大きなうねりとなって歴史を変えたのだった。

 

・いまのヨーロッパで起きているのも、それと同じことなのだ。いまのギリシャの危機がポーランドの民主化だとすれば、これから起こるフランスやドイツの銀行の倒産はベルリンの壁の崩壊に相当する。そして、その後にソ連崩壊にあたるような大きな出来事もやってくる。

 

・結局、現実的な経済力を持つアジアが世界経済の運用をめぐる覇権争いに乗り出したとたん、ヴァーチャルな金融システムを支配してきた欧米の金融貴族はそれに太刀打ちできなくなったのだ。

 現実として、ヨーロッパ諸国は全体的にほぼ対外赤字国であり、それがいま騒がれているヨーロッパ圏およびそこで使われる共通貨幣であるユーロの問題を招来したのだ。

 

<EUは「第2のソ連」になる>

・ユーロを維持するためには、現実的に日本、ロシア、中東、中国など債権国からの資金援助が必要となってくる。

 

・ユーロは風前の灯だ。ユーロ崩壊の事態に備え、ドイツ政府はすでにユーロ導入の際に廃止されたドイツ・マルクの印刷を始めているようだ。また、フランス政府もフランス・フランの復活を目指しているという。ギリシャをはじめとする地中海の赤字国も、いずれ独自の通貨を発行して国の再建を図ることになるだろう。そのとき、欧米の金融貴族によって長期計画されていた、EUを中心とする欧米人主導の世界政府計画も、完全に終わることになる。

 

・ヨーロッパがEUに統合されて一体的な経済政策をやろうとなったとき、加盟国の多くが財政政策をEUに譲り渡すことを拒んだ。財政を明け渡してしまったら、自国政府で予算編成ができないし、国債を発行して歳入不足を補うことができなくなり、国としての体裁さえ失ってしまう。これは政治的には不可能だった。

 ところが、金融政策ならば統合できた。そもそも金融政策は、表向きは政府から独立した中央銀行が管理し、中央銀行のやり方には政府も口出しができないことになっている。もともと政府が管理できない機能なら、なくたってかまわない。そこで、EU加盟国は自国のオリジナル通貨を廃止して、共通通貨ユーロを新しくつくり、それをECB(欧州中央銀行)が一元管理する仕組みにした。

 

<「闇の支配者」に反旗を翻したアイルランド>

・世界にはこうした世界に冠たる力を持つミニ独立国があちこちにあるが、それらは決まって「闇の支配者」たちが支配してきた。

「闇の支配者」といっても、その数はきわめて少なく、せいぜい数万人程度のものだ。彼らが世界の70億人を支配しようとすると、経済の源泉である金融を支配するか、そうした有力なミニ独立国を支配するのが手っ取り早いのだ。

 

 

 

『メルトダウンする世界経済』

闇の支配者と「金融大戦争」のカラクリ

ベンジャミン・フルフォード  イーストプレス  2011/12/19

 

 

 

<スカル&ボーンズ(SB)>

・SBは1832年にイェール大学の学生らによって創設された秘密結社とされているが、その実態は、1823年にドイツで設立されたトゥーレ協会のアメリカ支部である。

 

・イェール大学と言えば、アメリカ全土からエリートの予備軍が集まる大学だが、その中でもボーンズは家柄が良かったり、学内での活躍が目立っていたり、ルックスが良かったりする者だけを選別して入会させる。

 

・必然的にボーンズは卒業後に社会的に高い地位に就く者が多く、彼らのOBを互いに引き上げるためにSBの人脈を駆使して社会を動かしてきた。会員は、3000人であり、そのうち800人が存命だという。また、ボーンズ出身者はCIAに入る者が多く、その実態については、映画『グッド・シェパード』でも描かれている。

 

<知っておきたい「闇の支配者」のルーツ>

・まず、「闇の支配者」のルーツはどこにあるのか。それを理解する前に、ユダヤ人というものはなんなのかということを知っておかなければならない。

 

・まず、そもそも「ユダヤ人」というのは人種的区分けではなく、まさしくユダヤ教を信奉する人々のことを指す。ユダヤ教ではいわゆる『旧約聖書』を根本聖典としていて、唯一神ヤハウェを神とし、キリスト教が神の預言者としているキリストを認めていない。

 

・現在、世界を陰で操る陰謀組織のメンバーの多くが、この悪魔崇拝者の血を受け継いでいる。私は彼らを「ルシフェリアン」と名付けた。彼らは、「自分たちは太陽神を崇めているのであって、「悪魔」など崇拝していない」と主張するだろうが、神をも恐れぬ彼らの思想は悪魔そのものである。

 

・ルシフェリアンの頂点に君臨するのが、ロスチャイルド家である。ルシフェリアンの研究者によれば、ロスチャイルド家は自分たちの祖先を『旧約聖書』に出てくる「ニムロデ」だといっているそうだ。ニムロデとは「ノアの方舟」で有名なノアの子クシのそのまた子。ニムロデはこの世の最初の権力者として君臨し、多くの都市を支配した。

 

<悪魔の集団『サバタイ派ユダヤ人』とは>

・サバタイ派ユダヤ人の権力を生みだしてきた源は、輪転機で通貨を「無」からつくりだし、それを分配する権利を持っているBIS(国際決済銀行)を本部としたG7の中央銀行だった。

 

・サバタイ派マフィアはユダヤ教の神ではなく悪魔を信奉しているのである。私は、この連中を「ルシフェリアン」、あるいは「悪魔教信者」と呼んで、一般のユダヤ人と区別してきた。

 

・イタリアのフリーメーソン「P2ロッジ」の幹部が「我々は、古代エジプトの太陽神ルシファーを崇拝している」と語っていたし、また、純粋なキリスト教信者たちが、昔から彼らを悪魔教と呼んでいた史実もある。

 

・彼らの信じる太陽教では「この世界には神は存在しない」とされている。

 

・このようにハルマゲドンを経て神の国が成就すると、サバタイ派の連中は本気で信じているのである。

 

<義の集団「ホワイト・ドラゴン・ソサエティ」>

・じつは、近年、サバタイ派マフィアを中心とする「闇の支配者」と対峙する勢力が力を伸ばしている。そのひとつが「ホワイト・ドラゴン・ソサエティ(WDS)」と呼ばれるネットワークだ。

 

・これまで欧米の裏の権力の世界ではサバタイ派が跋扈して政治・経済を牛耳ってきたが、じつは中世の時代からケルト民族やグノーシス派など、サバタイ派の支配に抵抗する勢力もあったのだ。現在まで続く彼らのネットワークを総称するものとして私が名付けたのがWDSである。

 

<アメリカの日本支配計画を裏付ける「ネバタレポート」>

・小泉・竹中の売国的政策については金融界や霞が関では、小泉とブッシュが日本を売り渡す密約をしたという噂が呟かれている。

 

・「消費税の大幅アップ」「資産税導入」「預金封鎖」など誰もが恐れる経済政策だが、こんなものを現実に行えば、破滅的な焦土と化した日本経済にハイエナのように外資がやってきて、やりたい放題に占領するのは目に見えてくるではないか。

 

日銀総裁が脅されている!?

・小泉・竹中が表舞台から姿を消してからも、サバタイ派の日本への圧力は続いている。最近、ヤクザ関係者から聞いた話では、サバタイ派とそれに隷属する売国奴の一味が、2008年から現在まで日銀の総裁を務めている白川方明を、20代の若い娘さんをネタに脅かしているとのことだ。白川の娘を拉致したり、誘拐したりということではなく、白川がサバタイ派の意に沿わないことをすれば、娘を殺すと脅されていたらしい。

 

 

 

『秘密結社を追え!』  封印された、闇の組織の真実

ジョン・ローレンス・イノルズ  主婦の友社  2007/2/1

 

 

 

<現代の秘密結社の4つの分類>

・現在知られている集団がどれくらいの危険性をはらんでいるか確かめることはできるだろうか?それにはまず、秘密結社を4つに分類することから始めよう。

 極秘に活動しているかもしれない小説や歴史上の結社

 掲げている前提が善良で、脅威のない組織

 陰謀との関係がまだ明らかにされていない集団

 自分の守備範囲を超えて、権力を行使している行政部門

 

<小説や歴史上の集団>

・ウェルチによると、ロスチャイルドとの関係があったから、イルミナティほどの大規模な組織が、2百年間、見つからなかったのだという。明らかにロスチャイルド家の富がそのために利用されたが、フリーメーソンとの関係がイルミナティの隠蔽にとって重要だった、とウェルチは断言している。

 

<慈悲深く、脅迫のない組織>

・ほかにも種々様々な非難がなされているが、そこには具体性に欠ける主張も含まれている。ビルダーバーグ・グループの会員は互いに協力したり、またはイルミナティやフリーメーソンなどの手を借りて、世界を陰で動かしているという説だ。そしてなんと、ヨーロッパ諸国を支配するため、このグループが戦争を避けているという珍妙な意見すらある。まるで外交で問題を解決するのが危険な活動であるかのように、戦争を避けていると非難しているのだ。

 

・ビルダーバーグ・グループに対する、もっと現実的でまともな批判は、おもに次の4つの点に向けられている。

 

《超政治的組織である》

・民主主義政府は目先の利益ばかり迫って、長期的に見た世界の不安要因を認識し、すばやく対処することができない。この点を考えれば、ビルダーバーグ・グループのような集団が、優先すべき問題を議論し、それを解決するために集合するのは、別に驚くべきことではない。

 

通貨を操作し、世界の為替レートを決定している

・通貨操作をしているとすれば、市場や個人に甚大な影響が及ぶ。これが事実だとするなら、ほうってはおけない問題だ。しかし、この件に関する議論は筋が通っていない。有権者にマイナスの影響を与え、再選が見込めなくなるような計画が議論される会議に、大統領や首相が参加するだろうか?場所、時間、参加者が公に知られている会議より、中央銀行などで実行したほうが賢明なのではないか?

 

《今後、支配者となる政治家を選び、現在の指導者を排除している》

・アメリカの次期大統領、イギリスの次期首相、カタールの次期首長を指名し、承認している10人余りの人間の姿を想像すると、背筋が寒くなってしまう。しかし、それが本当なら、拒絶されたリーダーは、自分の運命を黙って受け入れてしまうということになる。

 

《どの国とどの国を戦争させるか決定している》

・陰謀理論のマニアは、ビルダーバーグ・グループは戦争と同様に、平和を維持するかどうかも決定していると主張するかもしれない。しかしグループが設立されて以来発生した対立はほとんど、ベトナム、イラン、イラク、旧ユーゴスラビアなど、グループの会員とは関係のない国家や地域で起こっている。このような地域に彼らがかかわりをもっている可能性もなくはないが……。

 

・しかし、事実と合致している批判もいくつかあり、その原因をつくったのは、ビルダーバーグの創設期にあるかもしれない。このグループの創設者ベルンハルト皇太子自身が不安を煽ることを口に出している。「愛国心を教えられて育った人々に対し、超国家的団体に主権の一部を譲り渡すという考えを教えるのは難しい

 

<見た目には陰謀活動をしていない集団>

・スカル&ボーンズの会員は、学生時代は、イェール大学以外の問題に影響を及ぼすことはない。しかし、企業や政界に入った瞬間、会員のなかの関係はどうなっていくだろう?

 

<自分の守備範囲を超えて権力を行使する政府組織>

・アメリカの国家安全保障会議(NSC)のような、世間に認められた連邦政府の組織を暗殺教団やマフィアと同じような角度から評価しなくてはいけないというと、不快に思う人もいるかもしれない。確かに、この批判には頷けるところもある。しかし、より幅広い尺度で、この組織がひそかに下した決断は、フリーメーソン、テンプル騎士団、薔薇十字団、カバラ、イルミナティなどの陰謀論マニアが実行していたことより、世の中に大きなマイナスの影響を与えている恐れがある。

 

 

 

『秘密結社を追え!』  封印された、闇の組織の真実

ジョン・ローレンス・イノルズ  主婦の友社  2007/2/1

 

 

 

<宇宙船を隠蔽した秘密結社?>

1947年、ニューメキシコ州ロズウェル近郊の、広大な牧場でなにかの残骸が見つかった。この発見が、政府の陰謀やその陰謀を抱く秘密結社の存在を疑っている人々にとって、重大な意味を持つ出来事となった。この事件から半世紀以上経っても、数百万のアメリカ市民は、相変わらずその残骸は、ほかの惑星から飛来した宇宙船か、驚くべき飛行能力をもつ極秘の軍事飛行物体のいずれかであると信じている。

 

・しかし、すべての人間がこの説明に納得したわけではなかった。こうして、ごく日常的な出来事の周囲に伝説が組み立てられていった。もっと多くの物質を明らかにしないのは怪しいというのである。秘密結社が、必要な秘密や証拠を守り、調査を妨害し、「真実」に近づかないようにしているという憶測が生まれる。この場合、秘密結社は、ロズウェルの「宇宙船」墜落のような、エイリアンのアメリカ侵入の証拠を隠すために設立されたジェーソン・ソサイエティだとされた。アイゼンハワー大統領が創設したこの組織は32人の著名人から構成され、会員の多くがCIAと関係があり、アメリカ市民や世界から、ロズウェルについての「真実」を隠すことを目的としている。この真実のなかには、ふたりの異星人の死体が宇宙船の残骸のなかに見つかったことも含まれている。

 

・ジェーソン・ソサイエティの組織の存在に気づいたために、ジョン・F・ケネディ大統領はCIA内のMJ12のメンバーにより暗殺された、と信じているものがいる。このCIAのスパイたちは、アメリカ国民に異星人や彼らの武器や器具を公表する計画に同意しなかった。ジェーソン・ソサイエティは、アメリカ大統領を始末しなくてはいけないと判断した。彼らの金庫のなかには、ダラスの通りをリムジンを運転しながら、ケネディにとどめの一撃を加えるため手にピストルを握って後ろを振り向いている運転手の姿が映されたフィルムが隠されている、という。確かにおかしな話だが、自分たちの存在を隠しながら、2千年間、世界の出来事を操っている、というイエス・キリストの子孫がいるという考えと、似たり寄ったりではないだろうか?

 

・秘密結社が成長する鍵とは、指導者が殉教者になったときだ。暴力的手段で命を奪われた場合、それは重大な情報を握っていた証拠として利用される。ジェーソン・ソサイエティの場合、この役割を果たし、大きな影響を及ぼしたのは、ミルトン・ウィリアム・クーパーという人物だった。彼は運転手により射殺されたジョン・F・ケネディのことをはじめ、ロズウェル事件での政府の秘密に関する莫大な資料を所有している、と主張していた。極秘ファイルを閲覧できる海軍情報士官の時代に、このような事件の証拠を調査した、というのだ。

 

・クーパーの支持者には極右過激派の人間が多く、クーパーが毎日出演していたラジオ番組にダイヤルを合わせるか、または1991年の彼の著書『青ざめた馬を見よ』を読んでいた人々だった。彼らはクーパーを「アメリカ最高の愛国者」と呼び、『シオンの長老の議定書』は真実であると彼が主張した後でも、彼への賞賛をやめることはなかった。(彼はラジオのリスナーに、この書物のなかの「ユダヤ人」を「イルミナティ」に置き換えて読むように指示してはいるが)。クーパーは自分の主張が正しいことを裏づけるために、自分がかつて会員だったドモ―レー団(フリーメーソンの子供用の外郭団体)でフリーメーソンの秘密を知ったことを挙げている。

 

・彼がフリーメーソンの会員だったかどうかは別にして、アメリカ軍の公式記録によると、クーパーは1975年に除隊する前、海軍情報の専門家ではなかった。25年後、アリゾナ州の片田舎にひっそりと暮らしていたクーパーは、脱税と凶器による加重暴行罪の罪で、捜査令状を執行しようとした数人の保安官代理と銃撃戦をし、その最中に死亡した。

 

・クーパーが「殉教により」死んだとは思えない。彼の主張した「疑う余地のない事実」も同様だ。しかしこのような伝説は、この世の中の堕落や自分たちの財産の喪失は、経済システムや自分の先見性のなさが原因なのではなく、秘密の誓いや儀式を利用した秘密結社や魔女のグループの目標が実現された結果だと信じたがっている人間を引きつけていくだろう。彼らは、世の中の悲劇は、まだ解明されていないが、秘密結社の活動のせいだと思っている。そう信じる必要さえあるのだ。彼らは確実な事実で心を慰めるだろう。しかし、それは彼らの想像に過ぎないのだが・・・。

 

 

 

『NASAアポロ計画の巨大真相』 月はすでにE..の基地である

コンノケンイチ  徳間書店   2002/12

 

 

 

<アメリカはUFOテクノロジーをすでに手にしている>

・「UFOの推進テクノロジーを、ついに人類―アメリカ合衆国が手に入れることができた」

 

・考えてもみてほしい。この技術こそ世界の歴史のなかで、もっとも懸命に探し求められてきたテクノロジーなのである。こうみれば、この開発のために費やされてきた資金には制限などあろうはずはない。UFO情報が政府によって『超極秘』とされ、固く秘守されてきた最大の理由の一つが、今回の『重力制御テクノロジーの完成』という大成果につながったのである」

 

<ペンタゴン上級将校による暴露本!>

・驚かされたことは、米国防総省の上級将校フィリップ・J・コーソーが、ロズウェル墜落UFOの国家的な研究を暴露した本を1998年に出版したことだった。 

 本書はロズウェル事件の真偽どころではない、コーソーの職務体験を基にした「墜落UFOの収獲」の方法を述べているからである。

 アメリカではベストセラーの上位を続け、『サンデータイムズ』も「ロズウェルの墜落がUFOであることを証言した、もっとも位の高い人物の本」と絶賛している(邦訳『ペンタゴンの陰謀』中村三千恵訳 二見書房)。

 

・フィリップ・コーソーは21年間にわたり米陸軍の情報将校を務め、アイゼンハワー政権時代には国家安全保障会議スタッフなどの要職を歴任、常日ごろから国防に関わる機密に接し、そのため極秘のUFO情報も握っていた。

 

・つまり、UFOの極秘情報に関わる者でも「54-12」から命じられた範囲だけしか知らず、全体は分からないようになっている。それにコーソーの本の内容も準じているからである。コーソーの本も、アポロ計画やNASAには何も触れていない。

 

<暴露本に見る恐るべき真実>

・「軍は二つの戦争に巻き込まれることになった。ソ連と異星人との戦いである。異星人の方がソ連よりも、はるかに大きな脅威だった。そこで相手のテクノロジーを逆手に取り、軍需産業に恩恵を与え、宇宙関連の防衛システムを築き上げることだった」

 

・「これには異星人テクノロジーがふんだんに盛り込まれている。レーザー、加速粒子ビーム兵器、『ステルス』技術を搭載した戦闘機など、そのかげで冷戦終結をもたらすことができた」

 

・「二番手に甘んじるのはイヤだとばかりに、どこも密かにロズウェルの兵器開発に明け暮れ、ペンタゴンでは異星人テクノロジーの開発戦争が繰り広げられていた」

 

・「検視報告書に述べられたEBE(墜落UFOから発見された生命体で、通称『グレイ』と呼ばれる)は、生物というよりも、長期の時空飛行専用に設計されたヒューマノイドと考えるべきかもしれない。察するところ、彼らは食料も排泄物処理施設も必要としない。肌を通して科学物質を処理し、排泄物を利用するロボットかアンドロイドにすぎない」(註・1980年代、アメリカで「キャトル・ミューティレーション」といわれる年間2万頭も上る牛の大量虐殺事件が起こった。牛の体内からすべての血が抜き取られ、切り口はレーザーで切り取ったように鮮やかだった。これはグレイの栄養素を得るためだった)

 

・「しかし、宇宙船本体はそのままノートンに残され、ノートン空軍基地はさながら空軍とCIAが管理する異星人テクノロジー博物館のようになった。宇宙船を複製する実験と推進システムの応用実験は今なお続けられている」

 

・コーソーは出版後に心臓麻痺で突然死したが、UFOの真実を暴露することは身の危険さえ生じるのである。

 

<実用化されたUFOテクノロジー>

・コーソーが手掛けたという、UFOテクノロジーは次のようなものである。▼映像倍増管・・・・・後の「暗視装置」になる

▼スーパーテナシィ・・・・後の「光ファイバー」

▼レーザー切断装置・・異星人たちの2万頭に上る家畜虐殺に使用された

▼分子を圧縮した合金

▼集積回路および超小型ロジックボード

▼移動式原子力発電機・・・・・アポロ宇宙船に使用された

▼ガンマ線照射食品・・・・・どんな食品も常温保存できる

▼グレイのヘアバンド・・・・第3の脳・誘導システム

▼加速粒子ビーム兵器・・・電子を刺激する強力光線「SDI迎撃ミサイル」に応用。

▼電磁推進システム・・・・・ステルス機に使用。

▼劣化ウラン発射体・・・岩窟深くで爆発する弾頭、湾岸戦争で使用。

 

・アメリカ(ユダヤ勢力)はロズウェルUFOテクノロジーを利用することによって、現在の世界一極支配を作り上げたのである。

 

 

 

『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店   2010/6/18

 

 

 

<エイリアン集団紳士録>

<アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

 

<アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

 

<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

<プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>

・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ-ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

 

1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

 

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。

 

<爬虫類人(レプティリアン)支援のシリウスB星人が作った仏教思想>

・こうした宗教の蔓延は、地下の爬虫類人たち(主にチベットの地下に集まっている)が、意図的にコントロールしていた。

 

・この爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようと企むこと座人(リーライアン)の裏切り者集団もいた。奇妙な相棒だ。

 

・エジプトは、爬虫類人の神々は、オシリスとイシスとして知られていた。エジプトの万能薬的な効力を持つ神々には、極めて多様な合成物(半人半獣)が含まれていた。

 

・これはアトランティスの交配実験を懐古する気持ちがエジプトの文化になって表われたといえるが、爬虫類人の乗っ取りに向けてエジプトの文化を準備していたシリウス星人普及させたものである。

 

・アトランティス人は、昔からのこと座の信仰体系に揺るぎない愛着があったため、爬虫類人が文化的な拠点を築くまでに数千年の時間が必要だった。

 

<「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人>

・その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来たこと、そして、その生物種は、この現実界に由来するものではないことを伝えた。さらに、その生物種は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた。

 

・また、シリウスA星のシリウス人の協力を得て爬虫類人を作り、りゅう座(ドラコ)に配置したとも語った。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともない。

 

 

 

『シークレット・ドクトリンを読む』」 

(ヘレナ・P・ブラヴァツキー)(出帆新社)  2001/5

 

 

 

<第4根幹人類と第5根幹人類の文明と崩壊>

<彼ら(レムリア人)は、途方もなく巨大な都市を建築した>

・次第に、人類は、第4根幹人類が真に出現する前に、彫像(泥人形)ともいうべき肉体の中に入り込んでいった。“選ばれた者たち”のハイアラーキーを除いて、人類は邪悪と罪の中に落ちていった。選ばれた者たちとは、“意志とヨーガの子たち”に従者たちと弟子たちのことで、後に“火の霧の子たち”と呼ばれるようになる。

 

・アトランティス人(約8メートル10センチの高さ)が出現して、彼らは巨人で身体的な美しさと力は絶頂に達した。進化の法則によれば、彼らは周期の真ん中に現れる第4亜人種だからだ。

 

 

 

『ステルス・ウォー』

日本の闇を侵食する5つの戦争

ベンジャミン・フルフォード      講談社  2010/3/9

 

 

 

<フリーメーソンからルシフェリアンー「闇の支配者」たちの構造>

・テンプル騎士団は、14世紀初頭に滅亡するが、その直後、フリーメーソンが登場する。フリーメーソンがテンプル騎士団の直系といわれるゆえんである。また、テンプル騎士団は武器や食糧を調達していたことで、ドイツから中東(イスラム帝国)までの独自の密輸ルートを確保、莫大な富を持っていたという。それが、フリーメーソンに引き継がれ、ドイツ系ユダヤ人の「金融王」ロスチャイルド一族を生みだす母体となったわけだ。

それだけではない、テンプル騎士団からフリーメーソンへと移り変わった過程で、また別の組織を取り込んだともいわれるのだ。それが「イルミナティ」である。

 

・いうなればフリーメーソンが「表の合法的な組織」の全体を掌握、その裏側でイルミナティがヘッドクォーター(総司令部)の役割を担いそのイルミナティの下に「300人委員会」「CFR(外交問題評議会)」「ビルダーバーグ会議」「三極委員会」などが連なる。これが「闇の支配者」のおおまかな構図となっている。

 

・複雑な経緯の過程で過激グループ「テロ派」、貴族や企業の創業者一族を中心とした比較的穏健なグループ「温暖化派」、ダビデやソロモンなどにつながる血脈を有する(とする)天上人「中立派」といった勢力が生まれ、激しく対立することもあれば、共通の目的のために協力してきたというのが、「闇の支配者」の実像なのである。

 

・その陰謀の歴史は、有史以来、人類史とともに連綿と続いてきたのである。

 

 

 

『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』

ベンジャミン・フルフォード    青志社  2009/10/23

 

 

 

 <バチカン 内部に内包された偽善と矛盾>

・(ザガミ)

 AAというのは、Angelo Angelorumの頭文字をとったものですが、これは、天使と話をすることができる貴族のことを指します。彼らは、完全に物的世界の人間で、イルミナティ内部の戦争を続行させようという連中です。イルミナティ内部の戦争は、暗黒の世界に通じている人たちとそうでない人たちの間で繰り広げられているのです。

 

 <ザガミが体験した悪魔との遭遇>

(フルフォード)

悪魔とは何ですか?悪魔を呼び出せば、実際に何かが現れるのでしょうか?

(ザガミ)

ええ、本当に現れます。私も一度だけ体験したことがあるのですが、悪魔というよりも天使のような存在だったと思います。

(ザガミ)

1993年から1994年にかけて、儀式に加わりました。6ヶ月間つづく特別な儀式です。高位の人たちの間で受け継がれている、昔からの儀式です。19世紀末のイギリスで近代西洋魔術を行ったゴールデンドーン(夜明けの黄金団)のイルミナティで行われています。これはビクトリア朝時代のイギリスでも実践されています。

その儀式を行うとエンティティ(実体)が目の前に現れます。エイリアンのように思えるでしょう。周辺が茶色に囲まれた、光のエンティティでした。

 

・悪魔的なエンティティのパワーは違います。違った形で現れることができますから。たとえば、猫などの動物の形でも現れます。人間、老女の形でも。私は、2度目撃しましたが、本当に邪悪な年老いた存在でした。ちょうど私の別れた妻が身ごもっているときに起こりました。私だけでなく、元妻も目にしたのです。ひとりだけではありません。

やがて、本当に消えてしまったのです。別のときには、善良なエンティティ、惨めなエンティティ、アルキデーレと呼ばれる緑の男が現れました。

 

(フルフォード)アルキデーレですか?

(ザガミ)

ええ、年配の男性でポジティブな霊体です。ネガティブなときには老婆のような姿をしています。儀式によって現れたときには、エンティティ特有の匂いが立ちこめます。悪魔的なものには硫黄のような匂い、天使的なものにはポジティブな匂い。悪魔は下層領域に住んでいます。汚水とともに死者に接しながら暮らしているのです。私達が、清潔にしていないと悪魔とつながる可能性があります。例えば、黒死病(ペスト)は最初の生物兵器を用いた戦争でした。

 

 

 

『日本を貶めた『闇の支配者』が終焉を迎える日』

ベンジャミン・フルフォード KKベストセラーズ  2010/3/26

 

 

 

<グリーン・ドラゴン団>

・東洋の秘密結社由来とされる奇妙な伝説に、グリーン・ドラゴン団(グリーン・メン団とも)のことが出てくる。北チベットや中央アジアの隠れた修道会と同定される秘密の道士グループであるというものだ。他者の侵入を許さない聖域からグリーン・メンは夢と幻影を通じて信奉者とコミュニケーションをとり、彼らに「終末の帝国」のゴールへの道を指示するのだという。これら東洋の「智の尊師」や「知られざる尊師」とそっくりである。

 

・これも信じられていることだが、尊師たちが現在、暮らしているのは地底深くの地下洞窟で、そこは「ラマ僧のなかのラマ僧」や「三つの世界の尊師」が支配している。

 

・すべての東洋的秘密結社の裏の内部社会と同様、彼らはシャンバラ王国―人類があの世での輝かしい統治のために、この世の事物に対する幻想を捨て去る時に出現する黎明の国―の最終勝利のために修業している。

 

・シャンバラの聖なる都市は世界の尊師が支配しているが未熟者の目には見えない・・・それは秘密の聖域であり、神秘の統治者の席である、地下にある王国では尊師たちも世界の秘密の保管文書も安全に保護されている。これは輝かしい現実なのである。

 

・伝えられるところでは、グリーン・ドラゴン国は、人類が現在の形で構成されている間は、決して物理的世界にその姿を現すことはない。それゆえ、彼らは、何人もの密使を選んで権限を与え、暗号化されたメッセージ、思想、シンボルを外部世界に伝えるように指令した。

 

・世界のスピリチュアル・センターに関連する伝説すべてをしのいで、シャンバラおよび「世界の指導者」が支配する地下王国の神話とともにグリーン・ドラゴンはオカルトの象徴として屹立している。

 

・「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」とアフリカン・アメリカンの詩人イシュマエル・リードは言う。世界史は、秘密の知識を用いる陰謀グループが作ってきたのだろうか?アングロ・アメリカの秘密結社は東洋の悟達者とその連合軍と大闘争を続けているのだろうか?

 

 

 

『闇の支配者に握りつぶされた世界を救う技術』

ベンジャミン・フルフォード ランダムハウス講談社  2013/8/22

 

 

 

 <UFOとそっくりな古代の飛行機「ヴィマナ」>

・ヴィマナの性能は驚くべきもので、現代の飛行機も負ける。『マハーバーラタ』に描かれたヴィマナは、上下にも、横にも、斜めにも素早く移動でき、別の宇宙からもこれに乗って来ることがあると書かれている。

この乗り物の特徴については、『ヴィマニカ・シャストラ』という文献にも詳しく書かれている。紀元前十世紀の昔にサンスクリット語で書かれた技術解決書だが、これは『ヤントラ・サルヴァスパ』(機械装置の百科事典の意)という全40章からなる幻の大聖典から、ヴィマナに関する一章だけを抜粋して書き改めたものである。著者のヴァラド・ヴァージャが「私が古代の著作物を参照しつつ貧しい能力を振り絞って記述したものである」と記していることから、いかに古い時代にこの技術があったかが想像できる。

 

 <インドの伝統に残る「万能飛行機」と「強力破壊兵器」>

・古代インドのインダス文明(ハラッパ文明)には、不思議な伝説がたくさん残されている。宇宙は生命だらけで、さまざまな戦いが繰り広げられてきたという。中でも驚かされるのが、不思議な乗り物が存在したことで、大きな戦争が起きたことである。3世紀頃まとめられた大叙事詩『マハーバーラタ』には、それらのことが詳細に記されている。

 

 

 

『新・100年予測  ヨーロッパ炎上』

ジョージ・フリードマン     早川書房   2015/7/23

 

 

 

 

<ドイツ・ロシアが急接近?フランスは衰退の道へ?ベルギーは消滅?>

・大ベストセラー『100年予測』『続・100年予測』で世界を驚かせたフリードマンが、次に注目するのはヨーロッパだ!クリミア危機を見事に予言した著者による最新の大胆予測。

 

<解説   作家・元外務省主任分析官 佐藤優>

・中期分析のノウハウは、具体的分析を積み重ねることによってのみ身につく、本書を読んで痛感したが、フリードマンは、中期分析に関して天賦の才がある。これは、フリードマンが中央のハンガリー出身のユダヤ人であることと関係しているのであろう。周囲を大国と大民族に囲まれているために、中央のユダヤ人は、アンテナを張りめぐらせ、情報を精査し、正しく分析した上で、素早く行動しなくては生き残れなかった。

 

・「もちろん、皆、過去に何があったかは知っているし、その過去に嫌悪感を抱いていないわけではない。過去に起きたこと、見聞きしてきたことはすべて踏まえた上で、長らく存在してきた悪魔をヨーロッパから切り離そうとする試み、それがEUなのだろうと思う。

 

・ヨーロッパは、本質においてエゴイスティックだ。文化と文明の表の下に隠れているヨーロッパの民族と国家の本質を見極めないと、国際情勢の正確な予測はできないのである。フリードマンの強さは、国際政治学者が目を背けがちなヨーロッパの暗黒部を見据えているところにある。第1次世界大戦で1600万人、第2次世界大戦で5500万人の死者が発生し、さらにスターリンの下で殺害されたり、餓死させられたりした約2000万人を加えると、1914年から1945年までの31年間に9100万人が死んでいる。まさに20世紀は大量殺戮と大量破壊の時代で、その原因はヨーロッパにあるのだ。

 フリードマンは、ウクライナ、トランスコーカサス地方、バルカン半島など紛争の火種となる地域について詳細な分析を行うが、それとともにEU自体が解体するシナリオも排除すべきではないと考えている。

 

・今のところ、EU内部に限って言えば、戦争は一度も起きていない。それは確かだ。ヨーロッパに紛争を求める本能のようなものがあるとしても、EUはそれをきっと抑えることができる、そう信じる人にとって、これまでEU内で戦争が起きていないことは強力な論拠となる。だが、ここで一つ疑問が生じる。もしEUが失敗して、加盟国がばらばらになったら、あるいはEUは存続してもかたちだけで何も有効に機能しなくなったとしたら、EUという組織が戦争の発生を抑えているのだとして、その組織が消滅するか、あるいは無効になるかしたら、何がヨーロッパの暴走を抑えるのか。

 

私は、EUは今、簡単に対処できない危機に直面していると考えている。このままではEUは失敗してしまう。問題は崩れたバランスを取り戻せるかどうかだ。私はバランスを取り戻せないだろうと思っている。問題は構造的なものなので、必然的に失敗することになる。ヨーロッパの統合が紛争を防いできたというのが本当なら、EUなしでは、バルカンやコーカサスのような紛争が他でも起き、ヨーロッパの未来は多くの人の期待とは大きく異なるものになる。

 

・ギリシャ危機で、EUの危機は現実の問題となっている。ギリシャが欧州共通通貨ユーロから離脱するような事態になると、ロシアが対ギリシャ支援に踏み切るかもしれない。その場合、ヨーロッパの秩序が抜本的に変化する。さらに英国がEUから離脱する可能性も強まっている。さらに英国からの分離傾向を強めているスコットランドが、EUへの加盟を求めるという錯綜した状況が生じるかもしれない。ちょっとしたボタンの掛け違いからEUが解体していくというシナリオも、20年くらいのスパンで見るならば、完全に否定することはできない。

 

さらにフリードマンの分析で秀逸なのは、トルコの近未来に関してだ。

 地中海は今のところ静かだが、この状況は長くは続かないだろう。海も周囲の土地もあまりにも価値が高いため、どうしても争いは起きる。また元々多くの問題を抱えている地域でもある。アメリカとロシアの緊張が、さらに新たな紛争を生む恐れもある。北アフリカの状況によっては、経済的に危機にあり、国民の間に不満がたかまっている南ヨーロッパで何か起きるかもしれない。

 

・そして注目すべきはトルコが発展しているという事実だ。必ずしも一直線に成長しているというわけではないが、周囲の多くの国々が衰退しているか、紛争状態にある中、徐々に強くなっている。トルコでは、オスマン帝国への回帰という懸念が急速に広まっている。世俗主義者は、そうなれば、シャリーア法国家になってしまうと恐れる。微妙な問題を含むため慎重な扱いを必要とするが、今後のトルコのあり方を大きく変える可能性はある。トルコの力が強くなれば、コーカサスやバルカンを含めたヨーロッパに長期的に大きな影響を与えることになるだろう。これまでのように単にトルコや他のイスラム諸国から多くの移民が来るということにとどまらない影響があるはずだ。

 

・トルコが、オスマン帝国への回帰という表象で、帝国主義的傾向を強めていることは間違いない。さらに、トルコのエルドアン政権には、スンナ派イスラム原理主義的傾向もある。トルコ帝国主義とスンナ派イスラム原理主義が複雑に絡み合い、トルコが世界の不安定要因となっていることも間違いない。

 

1914年からの31年間、ヨーロッパは真っ二つに分かれて戦うことになる>

1914年から45年までの間に、ヨーロッパでは、戦争、集団虐殺、粛清、計画的飢餓などの政治的理由によって1億人もの人間が死んだ。それは他のどの時代と比べても、世界の他のどの場所と比べても極めて異常な数である。しかも、400年以上にもわたって世界の大半を支配下に置き、人々の世界観を大きく変えてきたヨーロッパで、これだけの死者を出したというのが驚きだ。

 

・ヨーロッパほど、狭い範囲に多くの国が集まっている大陸もないだろう。オーストラリア大陸より少し広いだけの場所に50もの独立国が存在する。国だけではなく、人も密集している。ヨーロッパの人口密度は1平方キロメートルあたり72.5人である。欧州連合(EU)諸国に限ると、1平方キロメートルあたり112人となる。アジアの86人と比べると多いことがわかるだろう。ヨーロッパは込み合っていて、細分化されている場所ということだ。

 

・つまり、隣国は長い間ずっと同じということも多いわけだ。そうなると、もはや相手を信頼することも許すことも不可能だというほど、悪い記憶が積もることになる。ヨーロッパ内部で戦争が絶えず繰り返されていたのはそういう理由からだ。20世紀の大戦争は、本質においてはそれ以前の戦争と変わらない。ただ、テクノロジーとイデオロギーが違っていただけだ。その違いがヨーロッパ大陸に破滅をもたらした。

 

<とてつもない大虐殺が普通のことに>

・一日に何万人という人が亡くなるのは異常事態のはずだが、それが毎日続くと当たり前になってしまう。ヨーロッパ人の心はもはや、それには驚かされなくなった。常態化により一つのタブーが破られてしまったということだろう。

 大勢が殺し、殺される状況が長く続いたことで、ヨーロッパは永久にまったく違う場所へと変わってしまった。ただ、各国が疲弊しきったことと、まったく疲れていないアメリカ人が百万人単位でやって来たことにより、戦争自体は終わりを迎えることになった。

 

1930年代には、ウクライナやその他の地域で、計画的な飢饉によって死んだ人は約2000万人にもなった。

 

・スターリンは、小作農から穀物を取りあげ、彼らが餓死するのに任せた。

 

・アドルフ・ヒトラーがなぜそれほどドイツ人の心を強くとらえたか、ということについては、何度も繰り返し議論になっている。まず、わかっているのは、ヒトラーが第1次世界大戦に従事しており、一般の兵士として(最高でも伍長より上の階級には昇進してない)、前線で戦ったということである。苦しい戦争に耐え、鉄十字勲章を受けるという栄誉にも浴している。彼は何も持たず戦場に行き、戻ってきた時には毒ガスにより視力を一時的に失っていた。いつの時代でも戦争に行った人間はそうなりやすいが、彼もやはり「戦争のために自分を犠牲にしたが、何も得るものはなかった。自分が得るはずのものを誰かが盗んだ」と感じたようだ。

 

・ヴェルサイユ条約によって講和は成立したものの、その条約でドイツの経済は壊滅的な打撃を受けた。しかも戦後、政権を取ったリベラル勢力は、無為無策だった。ヒトラーを含め、生きて戦場から戻ってきた兵士の中には、戦争神経症にかかった者が多くいたが、その彼らでさえ、戦後の生活の苦しさに、軍隊の方がまだよかったと頻繁に思うほどだった。

 

20世紀の知の巨人の一人とも言えるマルティン・ハイデガーのような人が、ヒトラーに服従する姿勢を見せたほどである。ハイデガーのこの態度を単なる日和見主義者だと批判した人は多かった。確かにそういう面はあっただろう。しかし、ハイデガーは生き残るためにそんなことをする必要はなかったはずだ。全面的にではなくても、ある程度までヒトラーに賛同したからこその行動だったのではないだろうか。ヒトラーの分析は学術的に見て洗練されているものとは言い難く、洞察の深さも十分ではなかったが、彼の思考の持つ強い力にハイデガーは惹きつけられたのかもしれない。

 

・ヒトラーは、ドイツの復興のためにはまず、ドイツ人が誇りを取り戻す必要があると考えた。彼はドイツという国を、根本から定義し直した。国の文化から、国民の血統、歴史、神話にいたるまで、すべてを見直し、ドイツとはこういう国である、と改めて定義したのだ。ヒトラーは、国家を「血筋」で決まると主張した。

 

・さらにヒトラーは、民俗はすべて平等というわけではないとも主張した。民族には優劣があるというのである。特にスカンジナビア人とドイツ人は生来、他に類のない優れた能力を持っており、世界を支配する資格があるとした。歴史の創作もした。ヒトラーの語るドイツの歴史は、神聖ローマ帝国やルター主義から成るものではなかった。それはたとえば、ドイツの黒い森やチュートン騎士団、そして英雄たちの歴史である。英雄の中には実在が疑われる人もいるが、同じ血筋、民族の人たちを一つに束ねる枠組みになればそれでよかった。歴史は、ヒトラーの手によって一つの芸術作品となった。

 

・ヒトラーの意図は、ドイツから弱みになりそうな要素を取り除くことだ。キリスト教の慈悲の代わりに、アーリア人本来の無慈悲さを取り戻したいと考えていた。他国に戦争を仕掛けることは、ヒトラーにとって単なる国家の政策の選択肢ではなく、兵士と国家の健全性の試験でもあった。ヒトラーのキリスト教に対する敵意は、啓蒙主義思想の延長線上にあるものだろう。彼はいわば自分の神を信じる異教徒であったと言える。

 第1次世界大戦中、ドイツ軍では、兵士にニーチェの著作を配布していた。ニーチェは著作の中でキリスト教を攻撃するとともに「超人」、「地平」といった概念を提唱した。人間は常に「地平」、つまり「ここから先は見えない、見なくていい」という境界線を必要としているというのだ。

 

・ヒトラーはユダヤ人を差別の対象としたが、その根拠についてはこんな説明をしている。まず、ユダヤ人はあらゆる土地にいるが、どこにいても、必ずそこに悲しみをもたらしているというのだ。住んでいる国を利用して自らを富ませるのが彼らの戦略だからだという。自らは豊かになった上で、利用した国は破滅に追いやる。それがユダヤ人だとヒトラーは決めつけた。また、ヒトラーは、ユダヤ人を啓蒙主義の受益者と見ていた。

 

・啓蒙主義の時代となってから多くのユダヤ人が頭角を現した。スピノザは何冊もの偉大な著作を生んだし、ロスチャイルドは大銀行を作った。マルクスは、唯物論を基礎にした自らの革命理論を打ち立てた。ヒトラーは、資本主義、共産主義の両方を良く思っておらず、どちらも悪いものになったのは主にユダヤ人の責任だとしていた。そして、すべての悪の根源は啓蒙主義だと考えた。

 

・ユダヤ人が支配する大銀行、ユダヤ人の主導する共産主義、リベラリズムが邪魔をするため、前身したくてもできない。1914年に戦争が起きたのはなぜか。ユダヤ人がそうなることを仕組んだからだ。ドイツが戦争に負けたのはなぜか。ユダヤ人がドイツを弱体化させたからだ。なぜそんなことをしたのか。自分たちを富ませるためだ。

 このように、多数の問いが立てられ、個々に答えが提示された。ヒトラーにとって最も重要だったのは、ユダヤ人がなぜこのような民族なのか、という問いだった。そして、その問いへの答えは、「ユダヤ人の血がそうさせている」だった。この答えはまったく科学的ではない。だが科学ではなくても、魅力的な芸術作品にはなり得る。

 

・そう言うと正気とは思えないかもしれないが、第2次世界大戦は地政学的事件であると同時に、一つの芸術作品でもあった。ソ連に侵攻したドイツ国防軍の後方には「アインザッツグルッペン」という特別行動隊がおり、劣等民族とされたユダヤ人を集め、殺害する任務を担った。彼らはヨーロッパをヒトラーが頭に描いたスケッチのとおりの姿にすべく動いていたのだ。

 

・文明の進んだ国であったはずのドイツがなぜ、怪物のようになってしまったのか。それはヨーロッパの歴史上の謎だった。

 

<神々の黄昏>

・この戦争によりヨーロッパで一体、何人が死んだのか、正確な数字は誰にもわからないが、5100万人に達するのではないかと言われる。これは兵士、民間人を含めた数字だ。従来型の戦闘で死亡した人以外に、民族虐殺や空爆で死亡した人も含まれている。1939年時点でのヨーロッパの人口は中立国も含めて55000万人ほどだったので、なんと1939年から45年までのたった6年の間に、ヨーロッパ人の10分の1が戦争で死んだ計算になる。

 

<イギリス>

イギリスに危機が訪れるとしたら、それはEUからではないだろう。危機はアメリカから訪れる。ヨーロッパでの地位を保つために利用しているはずのアメリカが危機の原因になるのだ。イギリスはヨーロッパ内の大国の一つにすぎないが、アメリカは世界の超大国である。イギリスはヨーロッパとアメリカとを天秤にかえているが、アメリカは地域と世界全体とを天秤にかけている。イギリスはアメリカにとって地域の一部分にすぎない。にもかかわらず、一定の影響力を持てたのは、アメリカにとって「有用」だからだ。今後もその影響力を失いたくないと思えば、アメリカが何かの紛争に関わる度にそれに追随しなくてはならない。自らの身を守るために積極的にどこかの紛争に関与する、イギリスはそんな世にも珍しい国家になっている。

 

・イギリスにとっての紛争の火種は、世界中のどこになるかはわからない。歴史を見ればそれは当然のこととも言えるが、今のイギリスが特殊なのは、紛争に巻き込まれる場合には選択の余地なく巻き込まれてしまうということだ。たとえば、再び力を持ち始めたロシアがますます強くなれば、アメリカは、ロシアとヨーロッパ大陸の境界地帯に大部隊を展開するかもしれない。その時もイギリスは、アメリカに追随して動くのである。それは、ヨーロッパの中で、紛争後の世界で一定の影響力を持つために支払う代償だ。

 

  

 

『激動予測』   「影のCIA」が明かす近未来パワーバランス

ジョージ・フリードマン   早川書房   2011/6/20

 

 

 

 

<中国と日本>

・中国の生産経済の規模が、消費経済に比べて不釣り合いに大きいことを考えると、問題は避けられない。

 

・それでいて中国は、人件費ではもうパキスタンやフィリピンなどに勝てなくなっている。半熟練労働者の不足から(未熟練の農民工は無尽蔵に存在する)、人件費が上昇している。そのため競争圧力から価格引き下げを余儀なくされ、輸出品の利益率は低下している。今後中国では、競争の激化と輸出相手国の景気低迷から、競争力が損なわれ、企業の返済能力が低下し、金融システム全体がますます大きな負債にさらされるだろう。

 

・中国は次の10年で国内治安を強化するしかない。人民解放軍はいまでもすでに強大である。国を最終的に一つにまとめるのは人民解放軍だが、その大前提として社会の最貧層から集めたこの軍がまとまりと忠誠を保っていなければならない。中国政府は階級的反感を鎮めるために沿岸部と6000万人の富裕層に課税し、人民解放軍や小作農に分配する必要がある。課税される側は、抵抗し、政府が恩恵を与えようとする側にとっては不十分な税収しか得られないが、少なくとも軍の忠誠をつなぎとめることはできるだろう。

 

・しかし、日本には、中国にない圧倒的な強みが一つある。それは貧困にあえぐ10億の国民がいないことだ。日本は米国とは違って、必要とあれば社会不安を起こさずに、乏しきに耐えることができるのだ。

 

<日本のパワーバランス>

・日本社会は大規模な移民を受け入れることができない。移民は日本文化が大切にしてきた一体性を損なうからだ。したがって日本の工場に労働者を招くより、労働者のいる場所に工場を建設することで、問題解決を図ることになる。

 

・また中国は輸出に依存しているものの、必要があれば、苦痛を伴うが、経済体制を組み替えることができる。

 そういうわけで、中国は強硬姿勢をとることも望まないし、そうする能力も乏しい。中国は主に海路によって世界と交易しているが、地理的な環境のわりに、またアメリカ海軍と比べて、それほど強力な海軍を持たない。海軍力の構築には数世代を要する。必要な技術を開発し、またそれ以上に培われた経験を伝え、優れた司令官を育てるには時間がかかるのだ。中国がアメリカや日本と海上で対決できるようになるのは、まだまだ先のことだ。

 

アメリカの戦略―時間稼ぎ

・この地域では必然的に「時間を稼ぎ、関心をそらす」戦略をとらざるを得ない。

 

・少なくとも現時点では、アメリカに無害な軌道を歩んでいる。したがって、アメリカは、時間稼ぎをしながら、今後起こることに備えて地ならしをする方針をとる。

 

・中国の経済的「奇跡」は、経済成長の例に漏れず、やがて必ず鈍化する。そのため中国は、急成長に頼らずに安定を維持することに取り組むだろう。

 

・日本は力をつけるにつれて、必然的に海軍力を増強する。アメリカの基本方針は、海軍国の台頭を阻止することだが、もちろんだからといって1941年にやったような方法で、2015年や2020年に日本と戦争を始めることはない。とはいえ、自己主張を増した日本に対処するための戦略を考えなくてはならない。

 

・アメリカにおける対日戦略における第一歩は、中国が分裂しないよう万全の手を打つことだ。中国が弱体化すれば日本は思うまま力を誇示できるようになる。

 

・アメリカの対日戦略の第2段階として、日本をできるかぎり友好的な関係を保たなくてはならない。アメリカのとるべき戦略は、日本の依存をできるかぎり引き延ばすことだ。

 

<これから10年間の激動の世界を予測>

・金融危機が世界的に経済ナショナリズムをもたらす。

 

・世界帝国になったアメリカは、イスラエルから距離を置き、イランと和解する。

 

・ドイツはEUに見切りをつけロシアに接近する。

 

・日本は短期的に経済問題にとらわれる。長期的には軍事力を増強する。

 

・中国は国内問題に足をとられ、弱体化し始める。

 

・マイクロチップやインターネットに相当する次の画期的な新技術が現れるのは、10年以上先になる。

 

 

 

100年予測』

世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図

ジョージ・フリードマン  早川書房  2009/10/10

 

 

<アメリカの基本戦略とイスラム戦争>

1、   アメリカ陸軍が北米を完全に支配すること

 

2、   アメリカを脅かす強国を西半球に存在させないこと

 

3、   侵略の可能性を排除するため、アメリカへの海上接近経路を海軍が完全に支配すること

 

4、   アメリカの物理的安全と国際貿易体制の支配を確保するため全海洋を支配すること

 

5、   いかなる国にもアメリカのグローバルな海軍力に挑ませないこと

 

・世界中の海洋を支配するという、前例のない偉業を達成したアメリカは、当然ながらその支配を維持したいと考えた。

 

20年前のソ連崩壊により冷戦時代は動きを抑えられていたイスラム地域が急激に不安定になった。

 

・アメリカの基本戦略を知れば、対テロ戦争がどのような結果に終わろうと、イスラム世界が混迷さえしなければ、アメリカは勝ったと言える。

 

アメリカの支配はまだ始まったばかりであり、21世紀にはアメリカの世紀になる。

 

現在のアメリカ合衆国は、文化的にも歴史的にも発展の初期段階にある。

 

  

 

100年予測』

世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図

ジョージ・フリードマン  早川書房  2009/10/10

 

  

 

・「影のCIA」と呼ばれる情報機関ストラトフォーの創立者でCEOをつとめる政治アナリスト・フリードマンが予想する衝撃のこれからの世界は……。

 

・アメリカ・イスラム戦争は近く終局をむかえる。

 

・勢力を回復したロシアは、アメリカと第2の冷戦をひきおこす。

 

・アメリカへの次の挑戦者は中国ではない。中国は本質的に不安定だ。

 

・今後、力を蓄えていき傑出する国は、日本、トルコ、ポーランドである。

 

・今世紀半ばには、新たな世界大戦が引き起こされるだろう。その勝敗を左右するのはエネルギー技術であり、宇宙開発である。

 

・そして、今世紀の終わりには、メキシコが台頭し、アメリカと覇権を争う。

 

・地政学の手法を駆使してフリードマンが見通す未来は、一見荒唐無稽に感じられても合理的で、的確な洞察力を感じさせる。示唆に富む未来覇権地図がここに描かれている。

 

2020年の中国―張子の虎

・中国は過去30年にわたってとてつもない発展を遂げている。これほどの成長が無期限に、あるいは永久に続くというのは、経済の基本原則を無視した考え方だ。いつか景気循環が醜い顔をもたげて脆弱な企業を淘汰するはずであり、実際そうなるだろう。そして技術力を持った労働者の不足が持続する成長にいずれ終止符を打つだろう。成長には構造的限界があり、中国はその限界に達しつつある。

 

<中国の政治危機>

・中国では忠誠は金で買うか、強制するものだ。金がないなら、強制するしかない。景気低迷時には、企業倒産や失業が多発するため、一般に社会不安が起こる。貧困が広く存在し、失業が蔓延する国に、景気悪化の圧力が加われば、政情不安が広がる。

 

・あり得るシナリオの二つ目が、中国の再集権化である。景気低迷をきっかけに相反する諸勢力が台頭するも、強力な中央政府が秩序を打ち立て、地方の裁量を強めることによってこれを抑え込む。

 

3の可能性は、景気悪化がもたらすひずみにより、中国が伝統的な地方の境界線に沿って分裂するうちに、中央政府が弱体化して力を失うというものだ。

 

・これが実現すれば、中国は毛沢東時代と同じ状況に陥る。地域間の競争や、紛争さえ起きる中、中央政府は必死に支配を維持しようとするだろう。中国経済がいつか必ず調整局面に入る事、そしてどんな国でもそうだが、これが深刻な緊張をもたらすことを踏まえれば、この第3のシナリオが中国の実情と歴史に最も即していると言える。

 

<日本の場合>

大方の予想に反して、中国が世界的国家となることはない。

 

中国のもっともともありそうなシナリオは、日本をはじめとする強国が中国に経済進出を活発化させるうちに、中央政府が力を失い分裂するというもの。

 

<アメリカの力と2030年の危機>

・アメリカは50年周期で経済的・社会的危機に見舞われている。

 

・次の危機は労働力不足で、2028年か2032年の大統領選挙で頂点に達する。アメリカは移民の受け入れ拡大政策で問題の解決にあたるだろう。

 

<新世界の勃興>

2020年代のロシアの崩壊と中国の分裂が、ユーラシア大陸に真空地帯を生み出す。

 

・その機会を利用して勢力を伸ばしていくのが、アメリカと同盟を組んだ、日本、トルコ、ポーランドである。

 

<(『岩手県昭和震災誌』岩手県知事官房、1934年)>

1933(昭和8)年33日の昭和三陸津波の後も、津波危険地帯に集落を再興>

・当時、政府の外郭団体であった震災予防協議会の幹事であり、かつ地震学会の会長であった今村明恒博士(元・東大地震学科主任教授)ら、学者の進言に基づいて内務省と岩手県当局が一致して勧めた復興策の基本は、集落をあげての高所移転であった。

 

・すなわち「将来津波の際に於ける人命並びに住宅の安全を期する為、今次並びに明治29年に於ける津波襲来の浸水線を標準として其れ以上の高所に住宅を移転せしむる」こと、その際、倒壊家屋が少なく多額の工事を要しない部落については資金を提供せず、各戸に分散移転するように勧めるが、被害の大きい20カ町村45部落については預金部から低利の宅地造成資金(5カ年据え置きの15年償還)を融通し、町村を事業主体として宅地を造成、集団的に高所に移転させる。

 

ただし例えば釜石、大槌、山田などは諸般の事情(主に市街地を移転させることの困難)により高所移転が不可能であるから、原地に復旧することを認めるというものであった(『岩手県昭和震災誌』岩手県知事官房、1934年)

 

 

 

『続 未来からの警告』 ジュセリーノ予言集2

ジュセリーノ・ノーブレガ・ルース / サンドラ・マイア

たま出版 200845

 

 

 

<カナリア諸島の噴火と津波>

・独立した災害として注目すべきなのは、カナリア諸島にあるパルマにある火山が噴火して山が海に崩落するために起きる大津波である。被害が大西洋全域に及ぶため、ブラジルでも非常に注目されている予言である。

 

1949年に最後の噴火を起こした際、水蒸気爆発のためコンプリ・ビジャの尾根の西半分が数メートル大西洋の方にすり落ちたといわれる。今度はそれが海の底に落ちてしまうということにある。このとき、崩れ落ちる土砂の大きさは、容積的には、おそらく富士山が一つ海に落ちて行くのに近いと思われる。

 

・この大災害の予言は、随分初期に出ているようで、先の文書から1972年には、警告書簡を送っているようである。これ以後さまざまな国の政府や科学者に文書が送られ、最近になって各国のマスコミや研究者が科学的シミュレーションを発表しています。

 

・興味深いことにその内容はジュセリーノ氏の予言に非常に近いのである。その一例は次のようにレポートしている。

 

・最初に発生する津波の高さは、9百メートルであるという。これが大西洋に広がっていくのだ。まず1時間後に、アフリカ大陸西岸を最大百メートルの津波が襲う。3時間後には、スペインの海岸に回り込んで減衰した5メートルの津波が届く。しかし、真正面から大陸に向かった津波は、50~百メートルの高さで南北アメリカ大陸に向かう。

 

6時間後に北アメリカ東岸全域に10メートル。南アメリカには15メートル、そして、またイギリスにも5メートルの津波が及ぶという。地形によってはさらに高くなるところもでる。この予測は2004年に科学者によって計算された数値である。

 

・これらの警告情報をアメリカは宇宙人からのメッセージとしてすでに受け取っていると言っていることである。

 

 

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