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ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」とした。(1)


 

『検証 予言はどこまで当たるのか』

ASIOS  菊池聡  文芸社 2012/10/3

 

 

 

<出口王仁三郎は日本史上最高の予言者だった?>

<伝説>

大本教主・出口王仁三郎((18711948)は単に一宗教法人の教祖的人物というだけにとどまらず、日本史上最大の予言者として記憶されるべき巨人である。

 

・「今度の世界大戦に敗けて日本が領地の台湾や琉球を喪失することは、霊界物語真善美愛に何十年も前から神示されている。大正12年の127日に口述して示している

 

・「霊界」とは顕界(私たちがいる現実的な世界)、幽界(霊的存在が潜む隠れた世界)、神界の3つの世界の総称で、その中には過去・現在・未来のあらゆる事象が書かれているという。

 

・王仁三郎はたしかに日本が追いつめられて台湾や沖縄を手放すであろうことを大正時代にすでに予言していたのである。そればかりか敗戦前夜のソ連参戦で満州にいた権力者たちが満鉄であわてて逃げ出すことまで物語に取り入れていた。

 しかも王仁三郎は『霊界物語』の口述時、大正12年(1923)の関東大震災が実際に起きる前に物語に取り入れていたという。

 また『霊界物語』第15巻第21章では登場人物が50世紀の未来世界を訪ねているが、そこでは「空中郵便」という通信手段が行われている。それは紙を媒介することなく空中に書いた文字を送信するのだという。

「昔のように今日の時代は、毛筆や鉛筆や万年筆などの必要はありませぬ。ただ指先を以て空中に75声の文字を記せば、配達夫は直に配達してくれますよ。私が一つ手本を見せましょう。この交通機関は21世紀の初期から開始されたのですよ」

 1983年にはこの箇所がワープロやファックスの発明を予言したものだという解釈が発表されたことがある。メール送受信が日常生活にしっかり溶け込んだ現在ではこの解釈は80年代当時よりさらにリアルなものとして見える。

 この他にも『霊界物語』で予言されていたことが実現したという事例は数多い。そこにはさらに、いまだ解読されていない数多くの予言が秘められているだろう。

 

<真相>

<弱腰だと台湾や沖縄を失うぞと警告した>

・つまり、王仁三郎は関東大震災後に『霊界物語』からエトナ山の噴火を拾い出し、それが震災の予言だったとこじつけたと見るべきだろう。そして、それは実際の災害への警告としてはまったく役立たなかったのである。

 また、この談話による限り、東京に起きる地震の時期は王仁三郎の発言によって示されたものであり、『霊界物語』の解読から導かれたものではない。

 さらに王仁三郎の発言と実際の関東大震災の時期の一致については、王仁三郎の地震予言が複数回行われ、そのうち、実際の震災と時期が一致したものが記録に残ったものと考えられる。東日本大震災においてもそのような「予言的中」の実例はいくつも現れている。(を参照))。

 

<空中郵便は想像上の未来科学技術を記しただけ>

・『霊界物語』50章における50世紀の描写は現代(当時)社会への風刺に満ちている。たとえばその時代は身長が2尺(約60センチ)そこそこが普通で3尺(90センチ)もあれば大男だというのだが、それは交通機関の発達で体をあまり動かさなくともよくなったため、身長まで萎縮してしまったのだというのだ。

 

<UFOと予言「少しだけ先の未来」 秋月朗芳>

・そしてUFOと予言がもっと端的に結びついているのが「UFOコンタクティ」というムーブメントだろう。UFOコンタクティとは、いわゆる地球にやってきた宇宙人とコンタクトしたと称する人物のことだ。

 彼らと彼らを信奉する者にとって宇宙人は地球の行く末を知る予言者で、近似的な神様のような存在であった。それは現代的な解釈を取り入れた規模の小さな宗教団体としての様相を持ち、50年代初頭に現れ、しばらくの間UFO業界を科学的なUFO研究と二分する勢力となる。

 その発端に位置する代表的な人物を挙げると、「地球における核兵器の使用や核実験が他の惑星にも影響があるので、それを阻止するため」にやってきた金星人とコンタクトしたとするジョージ・アダムスキー、クラリオン星人から「貞操観念の欠落と核戦争が地球を自滅させる」と言い渡されたトルーマン・ベサラム、アランと名乗る宇宙人に先の二人と似たような核による脅威を伝えられたダニエル・フライなどがいる。

 コンタクティは他にも大勢いたが、そんなその他大勢の祖となるのがアダムスキーだ。UFOコンタクティとしての先鞭をつけ、汎用性のある思想と活動のフォーマットを築いた。

 現代ではUFOコンタクティという言葉は廃れた感があるが、そのフォーマットは「少しだけ先の未来」の信仰のあり方を予見していたかのようでもあり、ニューエイジ運動やスピリチュアル・ムーブメントと融合し現在でも生きながらえている。

 彼らがコンタクトしたとするのは、我々より高度に発達した科学と文化を持った宇宙人で、前に書いたように、地球来訪の目的のそのほとんどが核戦争や環境汚染による地球の危機を訴えるものであった。そこに見えるのは冷戦下の中で核戦争は避けられないだろうという当時の「少しだけ先の未来」への恐れだろう。

 

<こんなにあった!当たらなかった世界滅亡・大異変予言オンパレード(外れたときの言い訳つき)>

1960年 空飛ぶ円盤研究団体「宇宙友好協会」(CBA)の代表で航空ジャーナリストの松村雄亮氏が会員たちに伝えたところによると、彼は19597月に円盤の母船に招かれ、宇宙人の長老から、「まもなく地球の地軸が急激に変化し、大災害が起きる」と知らされたという。CBAの会員だけはそのときに円盤に救い上げてもらえるのだそうだ。

 その日は、最初は1960321日だとされ、次に621日になり、さらに1122日になった。いざとなると、「リンゴ送れ、C」という電報が会員に発信され、琵琶湖畔に集まることになっていた。

 

1967年 デンマークの「オーソンの使徒たち」の教祖アンデルス・イェンセンは、テレビに出演し、「1967年のクリスマスが世界の終末となるであろう」と予言した。

 この宗派はコペンハーゲン郊外の野原に屋根を20トンの鉛で葺いた地下シェルターを建設し、そこに避難した。クリスマスが過ぎて彼らが地上に姿を現すと、見物人が面白がって拍手で迎えた。

 イェンセンは「いささか予想は外れたが、理由は単純なものに違いない」と述べた。

 

1969年 「眠れる予言者」と呼ばれるエドガー・ケイシーは、1945年に死去するまでにたくさんの予言を残したが、その中に「カリフォルニアが太平洋に沈む」というものがあった。

 1960年代、当時の予言者がケイシーの発言を調べ、「カリフォルニアの沈没は19694月だ」と推定した。これが発表されるとパニックが起き、多くの住民がカリフォルニアを離れた。

 

1974年 コホーテク彗星の地球接近が話題になっていた19731221日、アメリカの「神の子供たち」という団体が、「1974131日に世界の終わりが来る」と警告するパンフレットを出した。

 大阪の神道系新宗教「一元の会」の教祖・元木教尊氏は、「1974618日に地球規模の大地震が起こり、中でも日本は壊滅的な打撃を受ける」との神示を受けた。この会では数千枚のチラシを作って、人々に避難を訴えた。

 地震は起こらず、元木氏は責任を感じて割腹自殺を図ったが、発見されて一命を取り留めた。

 

1975年 「ものみの塔」は1969年頃から、多くの出版物の中で「1975年に千年王国が訪れる」と予言していた。また、「現在の社会の体制は数年で終わるので、若い信者はわざわざ高等教育を受けないように」と呼びかけていた。これを信じ、仕事や学業を投げ出す者が多く現れた。

 

1984年 日本の占星術師・流智明氏は、著書『惑星大予言』(二見書房、1980年)の中で、「19845月に、第三次世界大戦が火ぶたを切る」と予言していた。

 

1998年  予言者エドガー・ケイシーによれば、1998年までに地軸のずれによって地表に大変動が起こり、北ヨーロッパとアメリカ南部諸州は沈没、日本は地震と火山噴火で破壊されているはずだった。

 

1999年 イギリスのピラミッドロジスト、ピーター・ラメジャラーは、1977年の著書『大ピラミッドは語る』の中で、大ピラミッドの通路の寸法を元に、1999221日に人類は滅亡すると予言していた。

 

16世紀フランスの予言者ミシェル・ノストラダムスの著書『予言集』の中に、「19997の月、恐怖の大王が空から降りてくる」という一節があり、これを人類滅亡や大異変の予言だと解釈する者が大勢いた。日本では1973年に五島勉『ノストラダムスの大予言』(祥伝社)が大ベストセラーになって以来、1999年までの間に何百冊というノストラダムス本が出版された。

 

*(筆者注;その他は省略しました

 

<ジョー・マクモニーグルはリモート・ビューイングで未来も過去も投資できる?>

・ジョー・マクモニーグルという人物のことは、日本テレビ系列の特別番組「FBI超能力捜査官」に出演する超能力者としてご存じの方は多いだろう。

 彼はその番組の中で行方不明者などを「リモート・ビューイング(Remote Viewing/以下RV)」という遠隔透視の手法で見つけ出す超能力者だ。

 このRVは遠隔地が透視できるだけでなく、未来や過去を透視することに用いることもできる。

 

・特筆すべきはこの本の中で、「1998年から2003年に、イラク北部で第二の戦争が起きるだろう」「1998年から2003年(または2004年)に、米国は人類がかつて遭遇しえなかったような脅威に、直面する」など、まるで2003年のイラク戦争や、2001年にアメリカを襲った「アメリカ同時多発テロ事件」を予知していたかのような恐るべき記述があることだ。

 

<真相>

<「FBI超能力捜査官という肩書はウソ>

・日本ではテレビ特番の影響で彼の職業を「FBI超能力捜査官」だと思っている方も多いと思うが、これは大げさな物言いで話題を集めようとする日本のテレビの業界の悪しき慣例ともいうべきものだ。実際には彼がFBIに所属する超能力捜査官だったという事実はない。

 

911テロを透視できなかった>

<「今後日本で発生する大地震」の表に東日本大震災への言及なし>

・指標として一番わかりやすいのは2011311日に日本を襲った「東日本大地震」だろう。もし彼が本当に未来の「知らなければならない情報」を透視できるのであれば、これほどの大災害を感知できないはずはない。

 本書には「今後百年のあいだに、以下に挙げる地域ではほぼ間違いなく大きな地震が起きるだろう」として年表化された21の年代と国・地域が挙げられている。しかし、それはすべて2013年以降のもので、当然そこには東日本大地震と思われるものはなかった。

 そして日本版で付け加えられた「日本の自然災害」の項で表としてまとめられている「今後日本で発生する大地震」を見ると、まるでピンポイントに東北と2011年をよけているかのようで、どうももの悲しい。

 

・また本書と離れるが、マクモニーグル氏は2010年、とある作家に「小笠原の福田港と、関西国際空港を直線で結んだその中央で、かなり大きな地震が起きる。淡路島の北側だ。時期は10915日プラスマイナス7日だろう」との、かなりピンポイントな未来透視をメールで送っている。それは同年93日付の東京スポーツに掲載されたのだが、気象庁の発表を参照してみても、98日から22日の間、彼が予言したような淡路島の北側を震源とする、死者や負傷者が出たような「被害地震」が起きた形跡はなかった。

 

<最後に>

・これから先は余談になるが、本書には全体を通してざっと数えてみたところ500あまりの未来透視があり、そのうち検証できる2012年までの約140の未来透視をすべて書き出し、内容をできる限りの範囲で実際の出来事と照らし合わせてみた。

 

・明確に未来を透視していたと言い切れるようなものは見つからなかった。 

 なので、これがたとえ彼が言うように「情報収集手段の一つ」としてとらえるものであったとしても、それが「有効な」ものとするに値するだろうかという疑念は、湧いたまま最後までぬぐい去ることはできなかったというのが素直なところだ。

 しかし、本書にはまだまだ検証不可能な西暦3000年までの未来透視がびっしり詰まっている。これからも注意深く見守っていくことにしよう。

                        (秋月朗芳)

 

 

 

『闘え、日本人』   外交は「見えない戦争」である

日下公人    集英社インターナショナル  2005/10/3

 

 

 

<欧米人は“事務的”に戦争する>

・彼らの暮らす世界では、戦争のほうが日常で、むしろ平和は戦争と戦争の間のごく例外的な事態である。海に囲まれた島国と違って、大陸区では隣国と地続きでつながっている。国境の向こうから、ある日、突然敵が押し寄せてくると、ただちに戦争が始まる。

 

戦争が日常なのだから、欧米人は日本人のように逆上せず、きわめて事務的に冷静に戦争を行う。戦争のたびに逆上しているようでは、そんな国家や民族は滅びてしまうからである。

 

日本人のように「永久平和」を本気で願っているような純情な国民はどこにもない。食うか食われるかが国際政治で悪知恵の限りを出して生きてゆくのが当然の世界なのである。

 

<日本の核武装は1年で完了する?>

・もし、日本が本格的に再軍備を始めれば、中国も韓国も、もちろん北朝鮮も対抗できないくらいの軍事力を持った国家になるはずである。やろうと思えば日本はあっという間に核兵器を作り出すことができる。それが5000発分か1万発分かは大型原爆か小型原爆かにするか、ともかくその原料となるプルトニウムを日本は青森県にたくさん持っている。やる気になれば1年で原爆は開発できる。

 

若者増加が戦争を招く

ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」とした。

 

・つまり、「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたのである。

 

・むろんどこの国の、どの時代の指導者も政治家も、自国の国民が多いからという理由で戦争を始めるわけではない。しかしながら、現実としてみれば、たしかに戦争を起こす国は決まって国内に「余剰人員」を抱えている。特に若くて血の気の多い青年が多い国は戦争を起こしやすい。

 

またブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」とも書いている。逆に言えば戦争の真の目的は余剰人口の解消なのだから、若者がたくさん死なない限り戦争は終わらないという事でもある。

 

世界中にあった「口減らし」の知恵

ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いている。女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である。

 

<少子化日本は世界平和のリーダーになれる>

・中国は一人っ子政策を採っているが、実際のところ、それがうまく行っているのは上海や北京といった大都市で、地方特に辺境地方では守られていなかったり、除外されたりしているらしい。農村部で人が余っていることは行ってみればわかる。右を見ても左を見ても若い人だらけである。続々と上海などの大都市に人間が流入したり、あるいは海外に密航してでも稼ぎに行く人間が減らないことにもそれは現れている。つまり中国は戦争や内乱の危険がなくならないということである。日本は中国に対してこれまで多額の経済援助をしているが、その資金の多くは中国の軍備増強に回されてきた。

 

<「現状打開派」が戦争を起こす>

・答えを先に書いてしまえば、戦争は現状打破派と現状維持派との間で起こる。そして戦争を最初に仕掛けてくるのは、かならず現状打破の側である。これは戦争の鉄則と言っていい。

 

<中国共産党が抱える二つの悩み>

・「日本さえいなければ」と思っている国の筆頭は何といっても中国である。彼らとしては日本は「目の上のたんこぶ」で、その現状を打破したいと思っている。

 

・経済でいえば、中国経済が抱えている大きな問題の一つはエネルギー不足である。

 

・中国の共産党政府は人民が何億人飢え死にしようとも気にしないが経済が混乱して軍が離反することを恐れている。中国史をひもとけばわかるが歴代王朝の交代はすべての軍隊に給料を払えなくなったことから始まっている。

 

・給料を払ってもらえなくなった軍隊は王朝に離反して、かならず各地方の徴税権を持った軍閥になる。そうなったら中国共産党はおしまいである。

 

・ちなみに中国の王朝が倒れるもう一つの原因は農民離反である。

 

中国史の権威である岡田英弘氏が書いておられるが、中国では飢饉が当たり前で、むしろちゃんと食料が足りている時期のほうが珍しい。だから日本人のように故郷が恋しいとは思わない。故郷に帰るくらいなら殺されたほうがましだと思って反乱を起こすのである。

 

さて、経済が破綻したらどうなるか。農民は内陸部に帰らないから都市部と内陸部の中間地帯に反乱がおきる。もう起こっている。

 

・これから予想される貧富の差の拡大による混乱は極貧の奥地でなく、大都市周辺の人口増と経済発展がともに盛んだった地域で起こる。大都市のバブル的発展に動員されて集まったたくさんの農民はどこに帰るのか。奥地に帰るより大都市の向かって進むと考えるほうが歴史的認識というものである。

 

 

 

『未来からのスピリチュアルメッセージ』 予言者ジョセリーノ

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース 講談社  2008/10/2

 

 

 

<あなたの行動が未来を変える>

・私は9歳のころから予知夢を見てきました。その多くは、決して明るいものではありません。とくに最近は、地球温暖化や天変地異など、人類にとって重大な危機ともいえる光景が現れるようになってきました。

 予知した夢の内容は、関係者や公的機関に通知しています。事件や事故、災害などはできることなら回避してほしいし、被害を最小限に食い止めてほしいと願っているからです。

 

・予知夢は、私が〈助言者〉と呼ぶ存在からもたらされる警告です。〈助言者〉も私も、悲惨なできごとを回避したいと思っています。もしもそれが回避することのできない未来であったなら、私が予知夢を見る意味がありません。そうした未来を「運命」のひとことで片づけてしまうとしたら、それはあまりにもネガティブな考え方です。

 

<私のからだに溶け込んだ黄金の光の球>

・その光の球が影響したのかどうかはわかりませんが、まもなく私は予知夢を見るようになっていったのです。

 

・それ以来、「黄金の母」に出会うことはありませんでしたが、最近、日本を訪れてその光の球をふたたび目にすることになりました。

 

 出雲大社を参拝したとき、波の上に乗った金色の玉の像を見たのです。その瞬間、私は非常に懐かしい気分になりました。そしてそれは、大国主命を国つくりに導いたという「幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)」と呼ばれる神の姿だったのです。それを知ったとき、やはりあの「黄金の母」は、私を導いてくれた霊的な存在だったのだと確信したのです。

 

<自分に与えられた能力の意味を求めて>

・多くの人が、スピリチュアルレベルの向上には厳しい修行が必要だと思っていますが、スピリチュアルな能力はあらかじめ与えられていることがほとんでです。その力を得るための特別なトレーニングというものは存在しません。

 必要なのは、その能力をコントロールできる精神です。

 

<迷う私を導いてくれた2人の先人>

・シャビエル師は、エマヌエルという靈からのメッセージを受け取り、400冊以上の本を書いている、ブラジルではとても有名な偉人です。しかも、著作権を放棄し、印税を慈善団体に寄付して、みずからは清貧な生涯を貫きました。

 

・私を導いてくれたもう一人の人物が、フレイ・ダミオン師です。カトリックの修道士としてブラジルの国民から敬愛される存在でした。

 彼はブラジル各地を歩き回り、貧しい人々の面倒を見つづけて善行を積んでいました。高い精神性をもった人で、行く先々で、それが路上であっても、たちまち人が集まって人だかりをつくるほどでした。

 

<地球温暖化による被害はやまず>

2005年には、地球全体の二酸化炭素の排出量が266億トンに達しました。そしてこの数字は、さらに増えていくことが予想されています。今まさに、急激な勢いで地球の温暖化が進んでいるのです。

 もしも二酸化炭素の排出量が500億トンに達したら、急速に大きな気象変動が起こり、地球環境は壊滅的な打撃を受けることになります。

 今のペースで二酸化炭素の排出量が増えていくと、この数字に達するまでには、あと4年ほどしかありません。もしもそうなったとき、地球と私たち人類にとって、恐るべき事態が引き起こされるでしょう。

 

・私の見る夢は、まさに絶望的な未来を示しています。

 地球の肺と呼ばれているアマゾンのジャングルは、森林伐採によって2027年までに消え去り、砂漠化が進んでしまいます。

 

・気温はどんどん上昇し、日本でも2015年の夏には摂氏57度にまで達してしまいます。

 

・そして、世界各地を熱波や旱魃が襲い、多くの尊い人命が失われます。

 台風やハリケーンなども、地球温暖化による影響で多発するようになり、また被害も甚大なものになっていくでしょう。20058月にアメリカのニューオリンズを襲ったハリケーン・カトリーナは、まだまだこの地球のカタストロフィの始まりに過ぎないのです。

 

<地球の人口の80%がいなくなる!?

・それだけではありません。森林が伐採されたり、温暖化による生態系の変化が起こったりして、それまで人類が接触することのなかったウイルスや病原菌が登場してきます。

 

・「H5N1」と呼ばれる新型インフルエンザが、その代表です。私の見た夢では、2011年にはこの新型インフルエンザが世界的に大流行し、2013年までに7300万人が死亡するという予知がありました。

 さらにデング熱の流行や、まったく新しい「エルス」と呼ばれるウイルスの発生も引き続いて起こります。

 

・そして、干魃と水質汚染があいまって、人類はかつてなかった水不足を体験することになります。たとえ、川や海に豊富な水があったとしても、それを飲み水として利用することはできなくなってしまうのです。

 その結果、2011年からは水資源をめぐって国同士が争い合い、新たな戦争が始まります。

 

・これらはすべて、環境破壊と地球温暖化によって引き起こされることです。そしてそれ以外にも、大地震の続発や火山の噴火、小惑星の地球衝突などの天変地異も起こり、地球に住む人類に大きなダメージを与えることになるでしょう。

 

・私の夢の中で、2043年までには全人口の80%が失われていることを知りました。しかも、何度も繰り返し見ているうちに、そうした絶望的な未来は、少しずつ加速しているのです。

 この状況が続くようであれば、おそらくあと、30年から32年ほどで、人類の80%が死滅してしまうでしょう。私たちは今すぐ、歯止めをかけるためのアクションを起こす必要があるのです。

 

<温暖化が進めば、日本は海に沈む!?

・地球温暖化の影響は、気候や生態系の変化だけではありません。

2038年には南極の氷の80%は融けて水になり、世界中の氷河も次々となくなってしまいます。その結果、太平洋の島々や標高0メートル以下の土地は、海面が上昇して陸地が水没してしまうでしょう。

 

・日本は、地理的にもっとも温暖化の影響を受ける場所に位置しています。もともと地震や火山活動も多いうえに、海面上昇の影響を直接受けやすい場所に位置しています。もともと地震や火山活動も多いうえに、海面上昇の影響を直接受けやすい場所にあるのです。

 そして、2038年、南米プレートの地殻変動に始まり、太平洋地域一帯で地震が頻発し、火山活動も盛んになっていきます。さらに、地震によって巨大な津波も引き起こされるでしょう。

 そして、日本はもちろん、太平洋の島々やオーストラリアまで、その多くの土地が海中に没してしまいます。

 

<今から行動に移すとき!>

・アル・ゴアは、そうした状況を察知して、たくさんの人に伝えようとしました。世界中を飛び回って講演活動をおこない、『不都合な真実』というドキュメンタリー映画を作ったり、本を執筆したりしています。

 

2011年、世界経済の崩壊が始まる!?

・石油の埋蔵量は、どんどん減りつづけていきます。それに代わる新エネルギーの開発や普及が進まない状態で、現在の石油の消費を続けていけば、あっという間に限界が来るでしょう。そのことに気づいたとき、世界中がパニックに巻き込まれてしまうのです。

 結果的には、自分たちの利益のためにとった行動が、自分たちの首を絞めることになるのです。

 そして原油価格の高騰は、製品の生産原価や輸送費に転嫁され、物価は大幅に上昇します。航空運賃も、国際線では通常の運賃に加えて燃油サーチャージを徴収するようになっていますが、利用者の負担はさらに増えていきます。

 こうした経済危機の被害を真っ先に受けるのは、生産コスト上昇のつけを払わされる一般の消費者なのです。

 

<世界中の影響を受けても日本も経済危機に>

・日本もこの影響を避けることはできません。2011年には、日本もふたたび経済危機に見舞われるでしょう。多くの銀行が破綻し、倒産する企業が続出、失業や物価の高騰で、国民の生活は困窮します。

 いくつかの分野では、すでに変化が起きています。社会構造そのものも経済格差が広がって二極分化しています。

 

・ところが現在、日本政府は増税の方向に動きつつあるといわれています。しかし、それは経済破綻の条件を、わざわざ自分たちでつくっていることになるのです。そんなことをしてしまうと、国内産業は衰退し、大規模なリストラが進んで、最悪の状況を招きかねません。

 

<このままでは年金制度は崩壊する>

・日本の年金制度は、遅くとも今から11年以内に適正なシステムを構築しなおさなければ、確実に崩壊します。歳入と歳出のバランスが崩れ、数兆円が不足することになるでしょう。

 

<経済格差は治安の悪化をまねく>

・私がいちばん懸念しているのは、経済格差の拡大や貧困層の増大という問題です。

 

・それはとても危険な道です。私たちブラジル人は、その先になにがあるか知っています。かつてブラジルも、1970年代のオイルショック以後に急激なハイパーインフレに苦しみ、紙幣は文字どおり紙くずになったのです。

 

2017年.新しい経済システムが誕生する>

・世界を襲う経済崩壊の危機も、2017年には新しい経済システムが誕生し、やがて世界を立ち直らせることに成功するでしょう。その中心となるのが日本と中国です。日中の経済学者が共同して研究を進め、資本主義と社会主義のいい面を合わせた経済システムの理論を完成させます。

 

・北欧などでは民主社会主義が取り入れられましたが、そうした理念の代償として高い税金に悩まされています。

 そうしたマイナス要素を取り払い、両者の理想である、自由な経済活動と格差の是正を実現する。それがこのシステムの特徴である。資本主義と社会主義を、〈対立〉でなく、〈調和〉させることで、この理論が導き出されます。

 

・政府と国民は対等のパートナーになります。国民は大きなリスクをともなうこともなく、経済活動をおこない、政府と利益を分け合うでしょう。その結果、政府が国民から税金を徴収する必要はなくなっていきます。

 株式市場は存続しますが、従来の資本主義市場での投資よりも、リスクが少なくなります。不動産の私有も認められますが、所有者が死亡すると、所有権はいったん国に移り、国民に再分配することで活用されるでしょう。

 これは、どの国にも、どの政府と国民にも、有利な結果をもたらします。そのため、理論が完成してから15年から20年のうちに世界各国に波及し、世界を単一の経済システムに統合することができるでしょう。その結果、世界は長い経済恐慌の深淵から立ち直ることができるのです。

 

<世界経済が一つになり、南北格差が消える>

・新しい経済システムは、多少時間がかかりますが、南北格差の問題も解決します。貧しい国がなくなっていくのです。これまでの経済支援や援助のように、お金のあるところから取って貧しいところに再配分するのではなく、経済活動のバランスをとることで、格差を解消していきます。

 このシステムを導入するために、革命や政治的混乱が起こることはありません、移行はとてもスムーズに進むでしょう。

 

・為替の変動相場制は、国際情勢や市場の思惑によって貨幣価値が上下しますが、そうしたリスクもなくなります。各国の通貨は、これまでどおりその国ごとに発行されますが、レートが一定になります。現在のユーロのように、どの国の通貨も世界中で同じように使うことができるようになるでしょう。

 しかし、このシステムが導入されても、国同士の合併や統一に直接、結びつくことはありません。東西ドイツの統一は、非常に特殊なケースでした。EUでさえ、経済面での統一は進んでいますが、政治的な統一にはまだまだ大きな障害があります。

 

<イギリスとイスラエルが世界をリードする>

・しかし、長期的な視点で見れば、現在でも世界経済のリーダーはアメリカではないことがわかります。世界の経済を動かしているのは、常にイギリスであり、国際資本のネットワークをもっているイスラエルでした。アメリカはその尖兵でしかありません。

 

・もちろん、このシステムが導入されても、イギリスやイスラエルが経済をリードします。

 

<ジョセリーノの予言年表>

・ここに掲載した予言は、私が見た数多くの予知夢のうちの一部にすぎません。みなさん一人ひとりの行動によって、これらの「起きて欲しくない予知夢」が一つでも多く現実にならないことを願っています。

 

★(筆者注:2015年以前は省略)

 

2016年・世界各地で新しい天然ガス田が発見されるようになる。

・中国唐山市でマグニチュード9.6の大地震が起こる。

 

2017年・世界各地で旱魃が激しくなる。

・ヨーロッパとフィリピンで大雨のために洪水が発生し、多数の死者と難民が出る。

・新しい経済システムが誕生する。

 

2018年・6月、日本の東海地方でマグニチュード10.6の巨大地震が起こる。

・イタリア・シチリアとカラブリアでマグニチュード9.3の大地震が起こり、津波が発生する。被災者は20万人以上になる。

 

2020年・55日、ペルー・ユンガイでマグニチュード8.9の大地震が起こる。犠牲者は55000人になる。

・カリフォルニア・ポリナスで大地震が起こり、犠牲者は数千人になる。

 

2021年・10月、メキシコで巨大地震が起こり、犠牲者は2万人以上になる。

2023年・29日、サンフランシスコでマグニチュード8.9の大地震が起こり、犠牲者は数千人になる。

2024年・世界で、最高気温が摂氏74度に達するところが出る。

・バングラデシュでサイクロンのために数千人が死亡する。

・フランスのセーヌ川の水位が上昇し、パリが水浸しになる。

・ブラジルで海岸線の浸食による難民に関して環境会議が開かれる。

・海面上昇と砂丘の浸食で、イタリアのヴェネツィアが水没する。

・世界中の島国や半島の国の存続が危ぶまれる。日本も同様。

 

2027年・アマゾンの砂漠化が拡大する。

2029年・世界各地で火山爆発と地殻変動が頻発する。

・オランダが水没する。

 

2036年・小惑星アポフィスが地球に大接近する。

2038年・南極の氷が80%融解し、世界の海面上昇が激しくなる。

・南米プレートの地殻変動による大地震が起こり、太平洋地域一帯で地震が頻発する。

 

2039年・各地で気温が摂氏63度になり、低地国は水没する。

2042年・世界の熱帯化の後、北米を中心に激しい寒冷化が始まる。

2043年・このまま環境破壊が進めば、天変地異やウイルスなどのさまざまな要因で世界の人口が減少し、人類の80%がいなくなる可能性がある。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より、

 

<ジュセリーノ・ダ・ルース>

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(Jucelino Nóbrega da Luz, 1960 3- )はブラジルの英会話教室の教師。予知夢(予知的明晰夢)による予言ができる予言者として日本の一部マスメディアで紹介されている。パラナ州マリンガ市フロリアーノ出身。妻と4人の子供がいる。サンパウロ州アグアス・デ・リンドーヤ市在住。

 

評価

 

肯定的なもの

 

下村博文(自民党 の衆議院議員、元内閣官房副長官、文部科学大臣)

 

インターネットテレビ「超人大陸」で民主党の議員やテレビ局関係者と共に初来日したジュセリーノの話を聞いたことを報告。ジュセリーノを的中率90%の予言者として紹介し、視聴者にジュセリーノの著書『未来からの警告』(たま出版)を勧めた。末松義規(民主党の衆議院議員)

 

自身のブログでジュセリーノの著書を読んだことに触れ、日本で起きると予言された大地震について読者に警戒を訴えた。また20071220日放送の日本テレビ系列のジュセリーノの特別番組にもビデオ出演し「ジュセリーノの予言にはファクツ(実績)がある」とコメントした。増子輝彦(民主党の参議院議員)

 

議員仲間と2時間程ジュセリーノの話を聞いたことを明かす。「結果に対して後付けで予知したようなレトリックを使わないので信憑性が高いそうである」と紹介し、「予知能力の優れた人物に直接話を聞く事は興味深くエキサイティングな体験である」と述べている。藤田幸久(当時、民主党の衆議院議員。現在は同党参議院議員)

 

200869日のブログで国会議員会館で夕食をとりながら話を聞いたことを報告。「的中率90%という、テレビ・雑誌等で話題の人です。」と紹介。だが、この記述は2010年の春頃にブログから削除されてしまった。

 

否定的なもの

 

『週刊新潮』

 

200887日号の『怪しい予言者「ジュセリーノ」の正体-8M6.5の大地震が東京襲う」』と題した記事で、90パーセントとされるジュセリーノの予言の的中率は実際は10パーセント程度であることや、ジュセリーノの予言の文書が事件の後に作成されたものであることを指摘している。『予言者ジュセリーノの疑惑』(晋遊舎 20081215日)

 

ジュセリーノの予言についての初めての批判本。ジュセリーノの予言を正面から検証し批判した内容になっている。山本弘(SF作家『と学会』会長)

 

日経BPnet 200917日付けの「ジュセリーノ予言の大ウソ」と題したコラム記事で、ジュセリーノ予言がもたらしたデマ騒ぎを総括し、ジュセリーノの当った予言というものは事件のあとから公開されたものでしかないことと、そして先行予言はまったく的中していないことを説明。そして「予言者の言葉よりも災害対策専門家の助言に耳を傾けるべき」と提言。

 

 

 

『世界の終焉へのいくつものシナリオ』

ジョエル・レヴィ   中央公論新社   2006/07

 

 

 

<巨大津波>

2004年のボクシングデー(1226日)にスマトラ沖で発生した津波は、そんな事態など予想だにしていなかった沿岸地帯に襲いかかり、巨大な波の恐るべき破壊力をまざまざと見せつけた。第一線で活躍する地球物理学的災害の専門家によると、先進国世界の中心的地域もいま現在、巨大津波の危険にさらされていると言う。しかもその津波はボクシングデーの波を遥かに超える超巨大かつ破壊的な波だ。ロンドン大学のビル・マクガイアー教授はこう警告する。アフリカ沖合の小さな島で起きたかすかな地響きが、高さ50メートルにも達する化け物のような波となり、ニューヨーク、マイアミ、リスボンなど環北大西洋沿岸諸国の大都市のほとんどを壊滅させることになるかもしれない、と。

 

・マクガイアー教授によれば、ハワイ諸島や北西アフリカ沖合のカナリア諸島などで見られる火山島は、その側面で破局的な斜面崩落を起こすと、それが引き金となって巨大津波が発生するという。こうした火山はしばしばガレ石が堆積したしまりの悪い地盤でできていて、しかも地震や浸食によって割れ目や穴が蜂の巣状にあき、非常に不安定な状態になっている。噴火や小さな地震が起きただけでも、火山の側面がごっそりと剥がれ落ち、わずか数秒のうちに海中へ滑り落ちる可能性がある。カナリア諸島のラパルマにあるクンブレ・ヴィエハ火山は、そうした斜面崩落を起こす第一候補と考えられている。クンブレ・ヴィエハ火山の西側面は、数百立法キロメートルの岩石からなり、5000億トンの重量がある。1949年の地震の間にわずかに地盤がずれたため、マクガイアー教授は、西側面は、いつ大規模な斜面崩落となって一挙に海に滑り落ちてもおかしくないと考えている。

 

<巨大津波が誘発されるといったい何が起きるか?>

・この津波はカナリア諸島の他の島へ到達した時点で高さ100メートル、人口の集中する海岸地域から生命の気配まで根こそぎする。1時間後にはアフリカの海岸に激突し、57時間後、スぺイン、アイルランドそしてイギリスに依然7メートルの高さを保って襲いかかる。

 西方に向かう津波はほとんど高さを変えない。ブラジルに高さ数十メートルの津波が襲いかかるのは、斜面崩落から6時間後だ。912時間後にはアメリカ合衆国の東海岸地域を襲い、入り江や河口部では波が集中して50メートルもの死の壁となり、マイアミ、ワシントン、ボルチモア、ニューヨーク、ボストンを壊滅させる。

 

・先進国世界の主要都市の多くが壊滅すれば、世界経済は一挙に崩壊する。文明の崩壊にまでは至らなくても、その様相は一変するだろう。

 

<それは過去に発生したことがあるか?>

1792年に日本の雲仙で火山島が崩壊し、それが巨大津波を誘発したほか、1808年にはニューブリテンのリッター島(パブアニューギニアの近く)でも発生している。どちらの場合も数千人が死亡した。先史時代になると、さらに巨大な崩壊と巨大津波が同時期に発生した証拠が存在する。

 

<それは現実に起こりうるか?>

・マクガイアー教授は、平均すると巨大津波は1万年に1度発生していると試算する。

 

・マクガイアー教授は、アメリカやその他の地域への脅威は現実的なもので、真剣に取り組む必要があると主張する。教授によれば、アメリカ合衆国をはじめ各国政府は、大規模な避難行動の体制を整えておく必要があるという。

 

・理論が対立しているため「地球最後の日」となる巨大津波の本来のリスクを評価するのは難しい。結局、不確定な要素があまりに多いので、このシナリオの脅威レベルを低く設定することもできない。クンブレ・ヴィエハ火山の噴火が起きるまで、あるいは他の火山島で予期せぬ崩壊が起きるまでは本当のところはわからないのだ。同時にその時、マクガイアー教授の主張の正統性も試されることになる。

巨大津波の発生可能性 レベル2 

ダメージ レベル4 危険度 レベル3

 

<世界の終りは近いのか?>

・本章で取り上げた「地球最後の日」のシナリオの中で、間違いなく文明を脅かすのはただ一つ、超火山の噴火だ。その他のシナリオは可能性が低すぎるか、異論が多すぎる。あまりに巨大で方向を逸らすことも破壊することもできないような小惑星や彗星が衝突する確率はきわめて低い。島の崩壊による巨大津波の脅威については論争中だ。磁極逆転はおそらく災害を引き起こすことはない。そして宇宙論的破局あるいは迷走天体が、問題になるほど地球の近くに出現する確率は天文学的にほぼ確実にゼロだ。しかし、超火山はいつか必ず噴火する。

 

<訳者あとがき>

・本書で著者ジョエル・レヴィは人類文明が崩壊する29のシナリオを紹介している。インフルエンザ・パンデミックや全面核戦争、大量移民、生態系破壊、環境汚染、世界的飢饉、気候変動、小惑星の衝突・・・。対応する学問分野も医学や生物学から、工学、地球物理学、天体物理学、さらに経済学や地政学にまで及ぶ。

 

・しかも各シナリオの末尾には現実化する「可能性」、文明に与える「ダメージ」、そして総合的な「危険度」を10段階で評価した数値が示されていて、重視すべきシナリオの目安を与えてくれている。

 29のシナリオのうち著者が最も高い「危険度」にランクしているのは「世界的飢饉」、「生物多様性の崩壊」、「欲望爆弾」、「地球温暖化」、「超火山の噴火」で、これらはどれもレベル7という評価になっている。レヴィによると危険度がレベル5の場合、「憂慮すべき事態であり、できれば懸念される問題に取り組み、シナリオの実現を回避するために行動を起こすべき」ということだから、これらのシナリオはかなり深刻に受け止めなければならない。

 

 

 

『続 未来からの警告』 ジュセリーノ予言集2

ジュセリーノ・ノーブレガ・ルース / サンドラ・マイア

たま出版 200845

 

 

 

<カナリア諸島の噴火と津波>

・独立した災害として注目すべきなのは、カナリア諸島にあるパルマにある火山が噴火して山が海に崩落するために起きる大津波である。被害が大西洋全域に及ぶため、ブラジルでも非常に注目されている予言である。

 

1949年に最後の噴火を起こした際、水蒸気爆発のためコンプリ・ビジャの尾根の西半分が数メートル大西洋の方にすり落ちたといわれる。今度はそれが海の底に落ちてしまうということにある。

 このとき、崩れ落ちる土砂の大きさは、容積的には、おそらく富士山が一つ海に落ちて行くのに近いと思われる。

 

・この大災害の予言は、随分初期に出ているようで、先の文書から1972年には、警告書簡を送っているようである。

 これ以後さまざまな国の政府や科学者に文書が送られ、最近になって各国のマスコミや研究者が科学的シミュレーションを発表しています。

 

・興味深いことにその内容はジュセリーノ氏の予言に非常に近いのである。その一例は次のようにレポートしている。

 

・最初に発生する津波の高さは、9百メートルであるという。これが大西洋に広がっていくのだ。まず1時間後に、アフリカ大陸西岸を最大百メートルの津波が襲う。

 3時間後には、スペインの海岸に回り込んで減衰した5メートルの津波が届く。 

 しかし、真正面から大陸に向かった津波は、50100メートルの高さで南北アメリカ大陸に向かう。

 

6時間後に北アメリカ東岸全域に10メートル。南アメリカには15メートル、そして、またイギリスにも5メートルの津波が及ぶという。地形によってはさらに高くなるところもでる。

 

・この予測は2004年に科学者によって計算された数値である。

 

・これらの警告情報をアメリカは宇宙人からのメッセージとしてすでに受け取っていると言っていることである。

 

 

 

 

『マヤ2012 宇宙のニューサイクル』

先端科学とマヤ歴がつかんだ、天変地異と未来予測のすべて

サブリーナ・ムニョス   徳間書店  2011131

 

 

 

<ガイアは震動するー地震、津波、火山噴火>

・地震は毎日14百回程度、発生しています。

 

・とはいえ、イタリアは、アメリカのカリフォルニア州西海岸ほど深刻な状況にあるわけではありません。カリフォルニア州西部と残りの合衆国をほぼ13百キロメートルにわたって分断する「サンアンドレアス断層」は、住民にとってはまさに脅威です。

 

・事実、1906418日には、未曾有の大地震が発生しました。サンフランシスコの街は壊滅し、無数の死者が出てしまったのです。それ以来、人々は「ザ・ビッグ・ワン」再発の恐怖に常に怯えながら暮らしているのです。特に、現在の人口密度を考え合わせれば、なおさらのことです。

 

・地震は、一部予測可能な火山の噴火とは違い、予測ができません。しかしながら、人口密集で避けるべき危険度の高いエリアというのは十分な精度で判明しています。とはいえ、こうしたエリアの人口密度が高くなってしまっているのが現実です。

 日本(世界有数の地震国)のような国では人々は生まれた時からこの自然現象と共存する術を学び、地震対策の知識も身につけています。ですが、地球という生命体が強烈に震動して犠牲者を出そうと決めたならば人間には何ら打つ手はないのです。

 

・海底で岩盤が破壊されると、その影響が更に拡大する場合もあります。

 

・隕石衝突で発生する津波は、高さ数百メートルの超巨大波になり得ますが、他の原因の場合には、大きくても高さ数十メートルが限度です。とはいえ、この高さでも死者を出すほどの破壊力は十分に備わっています。その典型的な例として、挙げられるのが、先ほども触れた、20041226日に発生したスマトラ島沖大地震です。インド洋に面する国々の海岸線に襲いかかった津波は、25万人以上を死に至らしめたのでした。

 

・一方、老朽化したバラック住宅の貧民街が広がる海岸地帯などといった自殺行為的な都市計画は、被害の拡大に繋がりました。さらには警報システムが機能していない、あるいは存在すらしない状況が犠牲者を増やす結果となったのです。地震発生から津波が陸地へ到達するまでには数時間を要します。ですから、予め避難勧告を出していれば、少なくとも一部の市民は難を逃れることができたはずなのです。

 

・同じような状況にあるのが、ハワイ島の海底です。そこでは、約70の巨大な海底岩屑なだれが確認されていて、その堆積物量は1千立方キロメートル以上にも上るのです。もし不安定な状態にあるこの岩屑が崩壊するようなことになれば、太平洋沿岸に散在する街が全て呑み込まれるほどの超巨大津波が発生することになります。

とはいっても、こんなものは、地球の他の地域に起こりかねない災害に比べれば微々たるものです。

 

・カナリア諸島。ラ・パルマ島には数百立法キロメートルの巨大岩塊が、ケンプレビエハ火山の西斜面に不安定な形が残されています。

 

・これが崩壊すれば(崩壊することは確かですが、いつそうなるのかは分かりません)、大西洋沿岸は巨大津波に襲われることになります。一部の研究者は山が崩壊し岩屑が海に流れこんでから、僅か2分後には、高さ9百メートルにも及ぶ「水の壁」が聳え立つと算定しています。また、その後45分間で波の高さは百メートルにまでに低くなりカナリア諸島沿岸に大打撃を与えるとのことです。

 

・そして、この殺人津波は制御不能に陥った列車のように、アメリカ大陸に向けて突き進んでいきます。噴火から数時間を経て、高さ数十メートルの津波が沿岸部に襲来することになります。大西洋沿岸の街は壊滅状態に陥り、海岸線の地形は大きく様変わりすることでしょう。もちろんのこと甚大な被害と数多くの犠牲者が出ることになってしまいます。

 

<地震と津波は同じコインの裏表なのです>

 

 

 

『未来を透視する』  FBI超能力捜査官

(ジョー・マクモニーグル) (ソフトバンク・クリエイティブ) 2006/12/26

 

 

 

<気象変動>

・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。

 

2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300550ミリメートルずつ増加する。

 

 

 

『未来を透視する』   FBI超能力捜査官

ジョー・マクモニーグル  ソフトバンク・クリエイティブ  2006/12/26

 

 

 

<日本の自然災害>

2010年、長野で大きな地震が起きる>

・透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。

 

<今後、日本で発生する大地震>

 

2007年  高槻市  震度6

2008年  伊勢崎市 震度6

2010年  長野市  震度7

2012年  伊丹市  震度6

2018年  東京都  震度6

2020年  市川市  震度6

2037年  鈴鹿市  震度7

 

・噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。

 

・遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。

 

・内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。

 

・幸い日本には、優良な早期警戒システムがあるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。

 

<日本を襲う津波>

2008年夏   11メートル

2010年晩夏  13メートル

2018年秋   11メートル

2025年夏   17メートル

2038年初夏  15メートル

2067年夏   21メートル

 

・日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。

 

<土地>

・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。

 

 

 

『世界不思議百科』

コリン・ウィルソン + ダモン・ウイルソン 青土社 2007/2

 

 

 

<歴史と文化の黒幕 神秘の人びと>

<ブラヴァツキー夫人の奇跡>

1883年の初頭、ロンドンで『密教』と題する本が出た。たちまち評判になり第二版に入った。著者はアルフレッド・パーシー・シネット。髪の毛が後退しかけた痩身小柄な人物で、インドでもっとも影響力のある新聞「パイオニア」の編集長である。まずセンセーションの対象となったのは、第一ページに麗々しく出ているシネットの序文である。同書の内容は、チベットの山中深く住みほとんど永遠の長寿の「隠れた聖者たち」から得たものという断り書きだ。インドにおける大英帝国の代弁者とみなされる新聞の編集長が出した本だ。そこいらの「オカルト」狂いと無視するわけにはいかない。

 

1880年の10月、シネット夫妻は評判のブラヴァツキー夫人を自宅に招待した。夫人は自分の知識の大部分は、ヒマラヤに住んでいる「隠れた聖者たち(隠れた首領)」から得たものだと彼に語った。

 

<生来の「霊媒」>

・生来の霊媒が存在するという前提を認めるとしよう。特殊な「魔力」を所有するか、またそれに所有されている霊媒だ。その前提に立てば、ブラヴァツキー夫人がその種の人間であることはまず疑いようがない。

 

<心霊は存在するのか>

・ブラヴァツキー夫人は、隠れた聖者たちという考え方の発明者ではない。これは、昔から「オカルト」に一貫した考え方である。

 

・オカルティストは、第一に比較的不完全な状態から、比較的高い肉体的および精神的状態へ進化の途中だという考え方を奉ずる。第二に、進化の過程のあらゆる段階は、この比較的高い状態へすでに達している「偉大なる知能者ヒエラルキー(階層)」により命令されるとオカルティストは考える。

 

<超能力と進化>

・ブラヴァツキー夫人は1891年に世を去るが、高度知能と接触したと信ずる「オカルティスト」(超自然現象に興味を持つ人という意味の広義)はその後も跡を絶たない。アリス・ベイリーは、ブラヴァツキー夫人の没後に神智学協会の有力メンバーになるが、シネットが言う「マハトマ」(「偉大な魂」の意)クート・フーミと接触したと自認する。神智学協会内の主導権争いにいや気がさした彼女は、1919年に別のグループを組織し、「ザ・ティベタン」(チベット人)という存在から口授されたと称する多くの書物を世に出した。

 

<洞察力あふれる哲学者の相貌>

・心霊調査協会の初期のメンバーの牧師ステイントン・モーゼスは、「自動筆記」の手段で、大量の筆記文書を残した。これは本人の没後、『心霊の教義』として出版される。モーゼスはこの抜粋を生前に『光明』という小冊子にまとめているが、自分の鉛筆を動かした心霊のなかには、プラトン、アリストテレス、旧約聖書のなかの予言者などと称するものがあると困惑を隠していない。

 

1963年のアメリカのことである。ジェイン・ロバーツと夫のロブはウィジャ盤で実験を始めた。「ペイシェンス・ワース」にある程度影響を受けた。さまざまな人格が身元を明かしてメッセージを伝えてきた。やがて身元を「セス」と明かした人格が登場し始める。

 

・「セス」は『セスの資料』、『セスは語る』などの題の多くの本を伝授し続けた。本はいずれも素晴らしい売れ行きを示した。ジョイン・ロバーツの無意識の心の一側面であれ、または本物の「心霊」であれ、セスが高いレベルの知能の所有者であることを、これらの書物はまぎれもなく示している。

 

<時代を越えて伝世されるオカルト教義>

20世紀のもっとも独創的な認識者の一人ゲオルギー・グルジェフは、青年時代の大半を「サームング修道会」というものの研究に捧げるが、後に世に出て、その基本教養を北ヒマラヤ山中の僧侶修道会から授かったと唱えた。

 

・しかし、グルジェフの高弟P・D・ウスペンスキーは著書『奇跡を求めて』で次のように述べる。「グルジェフの『精神現象的』教義の背景にはきわめて複雑な宇宙体系がある。これは教義そのものには明確な関連性を欠くもので、グルジェフ自身の独創によるものではないと考えられる」。

 

・この宇宙論をさらに詳述したものに、もう一人の高弟J・G・ベネットの4巻本の『劇的宇宙』がある。同著は次のような確信から出発する。「宇宙にはデミウルゴスという1クラスの宇宙要素がある。これが宇宙秩序の維持を司る。このデミウルゴス知能は、人間の生涯をはるかに超えた時間スケールに対して作用を及ぼす」(訳注:デミウルゴスはプラトンが世界の創造者と考えた概念で、キリスト教的グノーシス派もこの神を認めている)。

 

・デミウルゴスは、なにか新しくかつ生起原因のないものを世界のプロセスへ導き入れる点では、人間よりもはるかに大きな力を所有している。しかし、決して誤らないわけではない。デミウルゴスの主な仕事は「生命のない原初から世界の進化を導くこと」だが、「時には実験と試行を繰り返し、時には誤謬をおかして元に戻り、海から生命が発生して陸の動物が存在を開始すると前方への大跳躍を行なった」。ベネットは次のようにも付け加えている。「グルジェフ師はデミウルゴスを『天使』と呼んでいるが、この言葉には多くの連想があるので使用を避けることが望ましい」。

 

<文化の進展と地球の進化>

・あまたの世紀にわたって東方には不思議な言い伝えがある。どこか隠れた土地、中央アジアの高地地方と考えられているが、異常な力を所有する一群の人が存在しているという。この中心部は、少なくともある面では、世界の秘密政府として振る舞っている。

 

・この言い伝えの一部は十字軍時代に西方に伝えられている。1614年には薔薇十字団の装いで出現する。19世紀にはブラヴァツキー夫人とフランスの外交官ジャコリオによりヴァリエーションを加えて再登場する。英国では作家タルボット・マンディがこれに続き、最近では1918年のモンゴルの旅行家オッセンドウスキーがいる。

 

・この言い伝えの神秘の土地シャングリラでは、一部の人は、通常の人間の状況を越えて進化し、この惑星を越えた力の統治者として行為している。下のほうの階級は、東方でも西方でも、それと気づかれることとなく普通の人と混じりあって生活し、歴史の重要局面では必要な結果を得るために努力し、地球の進化全体を太陽系の事象と歩調が揃うよう維持している。

 

<「隠れた首領」という知能>

・「隠れた首領」という表現を初めて用いたのは『劇的宇宙』におけるベネットその人である。キャンベルはこの本のテーマを次のように要約している。

 人類の長い物語を書くのは、人間自身の知能よりもはるかに偉大な知能である・・・地球上のこのプロセスを司るのは、『隠れた首領』と呼ばれる知能である。これは、オカルト伝承では個体(たとえば、「統治者」、「古代者」など)として象徴されるレベルに対応する。また、これはデミウルゴスのレベルまたはそのすぐ下のレベルにも相当する。

 

・人類全体に対する行為と並行して、執行者およびその直属者は、個々の人間の意識レベルの向上に関する地域的な行為も司る。

 特に選ばれたこの種の普通人は、執行者の作業への参加資格を望むこともある。この資格認定のプロセスは、マグナム・オーパス、すなわち「大事業」である。これは進化全体の潮流に合わせた緩やかな上昇とは対照的な高レベルへの垂直的上昇である。

 

 

 

『世界史と西洋占星術』

ニコラス・キャンピオン  柏書房   2012/8/1

 

 

 

19世紀  神智学的啓蒙主義>

・アリス・ベイリーは、教会の日曜学校で教師をしていて、後に熱心な神智学者となった。彼女の関心の多くは、シュタイナーと共通するものである。彼女はまた、シュタイナーと同じ秘教主義のキリスト教徒であ

 

り、スコットランドからアメリカ合衆国に移った後、神智学協会でその名を知られるようになった。彼女は、やがて、ブラヴァツキー夫人に秘伝の教理を伝えたとされる「アセンションした指導者たち」なる神秘的な存在と、自分もコンタクトをとることができると主張し、それが一因で人々の反感を買うようになってしまう。ベイリー御用達のスピリチュアルな指導者(導師)とは、通称「チベット人」といわれ、占星術的な黙想や、その書き物の大半を彼女に口述筆記させる存在だった。

 

・しかしながら、ブラヴァツキーを研究することに一生を捧げ、ベイリーに語りかける導師たちのささやきをそれまで一言も聞いたことがなかった神智学者たちにとって、彼女の主張は、我慢ならないものだった。そこで、ベイリーは、潔く静かに協会から離れ、今度はアルカン学派という新学派を、自ら始めたのだった。その出身者には、著名なイタリアの精神科医で、精神統合の礎を築いたロベルト・アサジリオ(18881974)や、20世紀もっとも大きな影響を与えたアメリカの占星術師、ディーン・ルディア(18951985)がいる。

 

・ベイリーの占星術も、シュタイナーに匹敵するくらい独特である。例えばそれは、月を「死んでいる」ととらえ、何の有効性も見出さない。また、「ヴァルカン」のような、実在しない架空の惑星の存在を前提とし、霊的な存在の水準を示す「レイ(光線)」をもちいる。彼女の占星術は、その厳密さゆえ、それを受け継ぐ者はほとんどいなかった。こうした彼女の占星学よりも重要なのは、彼女が、水瓶座時代――そして、ニュ―エイジ――の本質、そして、それが切迫したものであることを、繰り返し雄弁に説明し続けたことによってもたらされた、占星術世界全体への影響である。

 

・ベイリーは、シュタイナーと同じく、地球規模の危機が目前に迫っている、というような、終末論的な占星術の考え方に深く傾倒していた。そして、「水瓶座」の同義語として「ニューエイジ」という言葉が人口に膾炙するようになったのは、彼女のお蔭である。彼女にとって「水瓶座時代」と「ニューエイジ」というふたつの言葉の概念は、同一のものだった。

 

・春分に、水瓶座の星座の星から太陽が昇り――それは20世紀の終わり頃だろうと彼女は考えていた――ニューエイジ(新しい時代)が幕開ける。そうして、世界は、純粋なる霊へと回帰し始めるのだ。彼女は、心からそう信じていた。彼女はいつもの漠然とした調子でこう書いている。「人類が、その《意志をひとつにすること》によって、世界の状況に決定的な影響を与える時が刻々と迫っています。このことは、進化の過程が成功し、精神が開花することの帰結なのです」と。

 

 

 

『トランス・ヒマラヤ密教入門』3巻 意識の変化

アリス・A・ベイリー   (アルテ)  2008/9

 

 

 

<ディヴァチャン(天国)>

・ディヴァチャン。低位様相からの分離に後に魂が入る、二つの地上生活の合間の中間状態。

 

・濃密な肉体とエーテル体から完全に分離した瞬間から、そして過去の過程が始まったとき、人は過去と現在を認識している。また、除去が完了した魂との接触が生じ、マナス媒体が崩壊するとき、人は直ちに未来を認識する。なぜなら、予言能力は魂意識の財産であり。人間は一時的にこの財産を共有するからである。したがって、過去と現在と未来は一つのものとして見られる。「永遠の今」の認識が、転生から転生へと連結する再生誕の過程の間に徐々に発達する。これがディヴァチャンと呼ぶことができる(進歩した人間の正常な状態を特徴づける)意識状態である。

 

<敷居の住者>

 

・弟子が生命の門に近づくまで、敷居の住者がイリュージョンとグラマーの霧の中から現われることはない。弟子がイニシエーションの入口の微かなきらめきとその扉の側で待ち構える臨在の天使に体現される二重性の原理を把握できるようになる。現在のところ、私の言葉はあなた方にとって将来の状態と出来事を象徴的に表現しているだけであるが、右側に天使、左側に住者で表わされる相反する対をなすものの象徴の間に完全に意識して立つ日が必ず訪れる。そのときに、あなた方の人生の場が長きにわたって戦ってきたこの二人の対立者の間を真っ直ぐに突き進む強さがあなた方に与えられますように。そして、この二人が一人として見られる臨在へと入り、生命と神性しか知らなくなりますように。

 

 

 

『「宇宙人と地球」の超真相!』 

工学博士 深野一幸  (徳間書店)   1997/10

 

 

 

 

<オスカー・マゴッチの「深宇宙探訪記」の分析(宇宙の霊的存在)>

 

・「宇宙の霊的存在」 肉体を持たない様々な意識体(霊的生命体)を、マゴッチの情報で分類してみると。

 

1、 ガーディアン(守護神)―昔、人間であったが、霊的に進化し、霊的存在となった。人間世界の指導をしている。

 

2、 アセンディド・マスター(高級教師)ガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている。第7密度であり。7次元にいる。

 

3、 創造主(偉大な潜在界)さらに上位には、金白色のとてつもなく大きな光で全てを包含する存在がある。グレート・マニフェスト(偉大な潜在界)と呼ばれている。神・宇宙意識などとも呼ばれる。

 

4、 コズミック・トラベラー(宇宙の旅人)-ガーディアン委員会の下で、ガーディアン委員会の特命事項を遂行する宇宙人。ガーディアン委員会の代理人であり、実行部隊の隊長である。5次元(第5等級)に存在する。肉体を持った人間になったり、目に見えない透明な人間になったりすることができる。宇宙人のクェンチンは、コズミック・トラベラーの一人である。

 

・その下に肉体を持ち進化した宇宙人(人間)がいる。肉体を持つが、地球人の目には見えない。3次元及び4次元に住む。地球人は、波動が低い3次元世界に住む。霊的に向上すると波動が上がり、レベルが上がる仕組みになっている。

 

 

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