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ゲルマン神話の神々は日本の神々だった。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」で、別名の「オッド」は、「尾頭、尾渡」等の日本の地名に対応する。(1)


 

 

『日月神示と日本の地下神都』    神々の地政学

シャンバラ/アガルタ・ネットワーク

山田久延彦   徳間書店  2009/8/27

 

 

 

<チベットと日本そしてドイツをつないだ>

・緑龍会については、秘密結社ということだけで実態は不明であるが、ハウスホッファーは日本駐在武官の時代に、日本でこの結社の会員になった。したがって、緑龍会は日本に存在したことになるのだが、日本ではほとんど知られていない。

 

<チベットの緑龍会と満州の「紅卍会」>

・「日本に帰ったら、京都府の亀岡に行け、そこですべてが明白になる」と言われた。

 京都府の亀岡には「大本教」の本山がある。満州の紅卍会は大本教と手を組んで、日本を満州に引き込もうとしていた。満蒙地域にロシアが侵入することを阻止しようとしていたのだろう。

 紅卍会も半秘密結社的な神秘主義者の集まりで、いわゆる宗教的な色彩がない。宗教とアニミズム(精霊崇拝)とは基本的に性格が異なっている。アニミズムが高度な科学を背景に取り込んで進化した形を神秘主義と言ってよいかもしれない。

 神秘主義は、かなりの高度な文明を背景にして成立する超人的発想のようだ。いわゆる既成科学の先をいく「超論理未来創造科学」と言えるかもしれない。要するにここで言いたいことは、「紅卍会も緑龍会も、高度な精神文化を育む風土のもとで成立した結社で、表に出ないで社会変革の歴史に強くかかわってきた」ということだ。

 

<日本の善光寺平に12匹の蛇に守られた「地下神都」が存在する>

・ハウスホッファーは、アガルタ探検の過程で、「寺平の地下に12匹の蛇神に守られた地下神都がある」という情報を入手し、善光寺平がそれではないかと考えた。

 善光寺平の北西には戸隠連山があり、戸隠神社下社の「表春神」は「うわばみ」のことで蛇神だ。また、戸隠山麓の鬼無里村には「十二瀧神社」がある。南北朝時代に編纂された日本の「神道集」の中には、善光寺平一帯の地下に存在する神都に行って帰ってきた「甲賀三郎伝説」が収録されている。

 

「外国の神」を名乗る「艮の金神・国常立神」が予言した「石屋の陰謀」>

『神道集』の「甲賀三郎伝説」――日本にも地底王国伝説があった

・甲賀三郎伝説の概略は、偶然に地底王国に迷い込んだ甲賀三郎が、72の地底王国を巡歴し、地上に戻ってくるという物語だ。どこから、地底王国に紛れ込んだかということに関してもさまざまなものがある。ここに取り上げたものでは<八ヶ岳の蓼科山の裏>としている。私はこれをかなり重視しているが、なぜなら地下洞窟の竪穴の外で帰りを待ち続けた甲賀三郎の妻・春日姫の名がその地名になって現在も残っているからだ。

 さて、甲賀三郎の愛妻・春日姫が、天狗にさらわれた。探し求めているうちに、蓼科山の裏の洞穴に連れて行かれたという情報を得る。そして、深い竪穴の中に入ってゆく。

 ここでは仮に、現在の北八・横岳山麓の双子池だと考えてみる。今では竪穴が埋められて二つの池になっている。

 

・竪穴の底に横穴があり、その横穴の先の光を頼りに「人穴」(人工的な穴)を中に進むと、突然に地下王国の野原が開け、池があり、池の先には九体阿弥陀堂があり、さらにその先の小道をたどっていくと、檜皮葺の小御所があり、その奥の障子の内で、春日姫がお経を読んでいた。そして、

春日姫をさらった天狗は、百済まで女狩りに出かけて留守だった

 春日姫と再会した甲賀三郎は、早速、春日姫を背負って元の竪穴に戻り、竪穴の上で待ち受けている兄の甲賀次郎に綱で引き上げてもらった。しかし、美人の春日姫を自分のものにしようとした兄の次郎に命綱を切られて、

甲賀三郎の地底王国巡歴が始まる。

 甲賀三郎伝説に描かれた地底王国は<日月星宿の光も、只本朝の如し>、すなわち、人工の太陽・月・星が地上の日本のように輝いていたというのだ。そして、四季折々に早乙女たちが、田植えをし、田の草取りや稲刈りをしていた。

 甲賀三郎はこのような地底空洞73と地底王国72を巡り歩き、行く先々で歓迎を受けた。そして最後に、維縵国にたどり着く。そこはまさしく別世界のような楽園だった。ここでも国王の大歓待を受け、国王は甲賀三郎に「3人の娘のいずれでもよいから、選んで妻とせよ」と勧めるほどだった。結局、甲賀三郎は末娘・維摩姫を選んだが、この1819歳と三郎が見た娘は、実は年齢<3百歳>、長女は<8百歳>、次女は<5百歳>、そして国王自身は<3万歳>だった。そこでしばらく楽しい、日々を過ごした。

 

・地上に出た甲賀三郎は、維縵国服を着ていたために<あな怖しや、此に大なる虵あり>と恐れられる。この衣を脱ぎ、生まれ故郷の近江国甲賀に戻ると、7代後の子孫にも会えないほど年がたっていた。しかし、神々の加護で生きていた春日姫とも巡り会い。二人とも特殊な能力(神通力)

を授かり、二人で信濃の蓼科山に出かけ、岡谷の里で「諏訪大明神上宮(三郎)、諏訪大明神下宮(春日姫)」となった。

 

・また、地下王国の妻・維摩姫までが夫を慕って地上に現われ「浅間大明神」となった。この姫神と春日姫との間はうまくいったが、三郎は群馬県富岡市の一之宮貫前神社の女神との不倫で春日姫の嫉妬を招いたということだ。この女神は、インドの王女が日本に飛来し群馬県の荒船山に天降って貫前神社の神となったと伝えられている甲賀三郎は地下王国巡歴の過程で、インドの地底王国にも行ったのだろう。そしてこの女神ともなんらかの関係があったのかもしれない。

 以上が日本の代表的な地底王国伝説である。しかし、この伝説をまともに信じる人がいるだろうか。あまりにも荒唐無稽で、できの悪いフィクションとしか考えられないだろう。

 

<日本の神秘学の系譜>

・ともあれ、ドイツ神秘主義と英米神秘主義は背後の神々の世界で対立しているように思われる。日独枢軸同盟の背景は、どうも、アスガルドの神々と日本の神々との関係にあるようだ。そしてゲルマン神話によれば、アスガルドの神々と対立関係にある神々の世界があることがうかがわれる。

 

日本に接触してきた「外国の神(国常立神)」と大本教

・明治25年(1892年)丹波の福知山に隣接した綾部の本宮村で、不思議な出来事があった。この地に住む老女(当時は55歳でも老女)出口なおは、白い衣を着た仙人のような人と何度も幻想の中で対面したあとに、突然腹の中にズシンとした重たい大きな力が宿ったような気持ちになった。そうして、フシギな力は腹の底から上に上がり、声になって出ようとしていた。いくら歯を食いしばってもこの不思議な声は、口をこじ開けて出てきた。

 

ゲルマン神秘学が信じた地下神都を支配するゲルマン神話の神々

いわゆる『シオンの議定書(プロトコル)』では、「自分たちの背後神は蛇神で、この蛇神が地球のあらゆる国家や国民の膏血を吸い取り、身動きができないように締め上げている」と言っている。

 

・ギリシャ神話では、蛇神は「プルートン」で地獄の女神「ヘスティア」と一緒に冥界を支配している。『旧約聖書』の中では、蛇はアダムとイブをそそのかした知恵の神として描かれている。また『聖書』の神はイスラエル民族を動かし、執拗にカナンの地を攻め滅ぼそうとした。この地域は、プルートンやヘスティアの支配する神域であるようにも考えられる。

 日本にも蛇神は存在する。それは、奈良の大神神社の「三輪大神(大物主神)」だ。しかし、この神に関してはわからないことが多く謎に包まれている。

 

・ゲルマン神話の中では、とかく問題を起こすが愛嬌のある「ロキ」という神様が出てくる。この神は、世界最終戦争でゲルマン神話の主神「オーディン」と対決することになっている。しかし、ロキには二柱存在し、地下神都・アスガルドに在住する「アスガルド・ロキ」と現在のヨーロッパと思われるウッドガルドに在住する「ウッドガルド・ロキ」がいる。アスガルド・ロキは「愛嬌のあるイケメンのロクでなし」のように描かれているが、ウッドガルド・ロキは威圧感のある大物のようだ。

 世界最終戦争のロキは、どちらのロキかわからない。あるいは二役なのかもしれない。

 

  • ゲルマン神話の舞台であるアスガルド(タリム盆地の南の神都)の

主神はオーディンであるが、それを脇で支えるのが「ウル神」と「ネヨルド神」だ。ネヨルド神には男女二柱の子神がおり「フレイ」と「フレイヤ」である。特にフレイヤは美女神で、マルデル、マリエッタ、マリヤ(マリア)、その他多数の別名を持って登場する最大の人気者である。そのほかに「トール神」という長老がいる。さらに「オッド」と「フリッグ」という狂言回しの夫婦神が出てくるが、ドイツ人はこの夫婦神の実態はオーディンとフレイヤではないかと考えている。

オーディンはフレイヤの操る「猫が引く戦車」に乗って戦場に現われ、戦死者の中から勇敢な戦士のみを集めてアスガルドに連れて行く。

 

・アスガルドに連れて行かれた勇敢な戦士の霊魂は、アスガルドで神の戦士「アインヘリエル」に生まれ変わる。そして、アインヘリエルたちには毎日、「世界最終戦争」に向けた訓練がある。その訓練を終えた戦士たちがワルハラ宮の凱旋門を軍歌を唄って行進する。ワルハラ宮では、その戦士たちを歓待する宴会が毎夜開かれ、女神たち「ワルキューレ」が戦士たちの間に入りお酌をして回る。そのワルキューレを束ねているのが美女神・フレイヤである。ワグナーの歌劇にはこの情景が描かれている。主神・オーディンはこのアインヘリエル部隊を結成するために、勇敢な戦士の魂を必要としているのだ。

 

ゲルマン神話の神々は日本の神々だった

・こうしたゲルマン神話に対して、唐突だが推論の過程を省略し、その神々と日本の神々との対応づけをおこなってみる。まず、主神・オーディンは「須佐之男神」で、別名の「オッド」は、「尾頭、尾渡」等の日本の地名に対応する。

 

・美女神・フレイヤは此花咲夜姫や「香取神・布留斯大神」「花園稲荷」(インドの女神ハンナハンナでもある)と、別名の「フリッグ」が「神大市姫」――スサノオの正妻は「奇稲田姫」だが、ほかに愛人兼第二妻のような神大市姫がいる――に対応。この神はギリシャ神話では「アテネ」だ。

また、フレイヤの兄のフレイは「五条天神」「布留大神」「少彦名神」に対応し、ギリシャ神話では「ヘーパイトス」として登場する。

 そして、フレイとフレイヤの父神・ネヨルドは「経津主神」「鹿島大神」「大山積神」「三島大神」「天神・大山祇」などに対応し、のちには「根津権現」として活躍している。

 

・ゲルマン神話では脇役だが、ウル神は「大山咋神」「八幡大菩薩」、ギリシャ神話では大地の神「ゲー」として登場する。

 トール神は縄文の神で、日本神話には直接登場しない。ギリシャ神話では「オーケアノス」に対応するのではないだろうか。この神が大本教の「国常立神」だと考える。

 

<ゲルマン民族は『聖書』に描かれたイスラエルの「失われた10支族」>

・イスラエル民族に取り憑いた神は、もともとはアスガルドのネヨルドであり、欧州では「ネージュ神」とも呼ばれて恐れられた神である。そして「ケアー・オブ・ネージュ(ネージュ神のいたわり)」というと、「虐殺」を意味する。またこれは「カーネギー」という家名の由来でもある。

 

<キリスト教はネヨルド神・根津大権現の文化地政学の策略>

・ついでながら、日本には「エスキリ(キリスト)は青森県の戸来に帰って来て、『よし子』という女性を妻に迎え、余生を平穏に暮らした」という伝説があり、キリストの墓も存在する。

 

<アスガルドの地下神都をグーグルマップ地形図で検証>

・ゲルマン神話によると、アスガルドは「タリムヴィッスル」の南にあるといっている。タリムヴィッスル」とはタリム盆地を意味するのだろう。したがって、アスガルドはチベット山岳地帯に存在することは明確だ。そして、ゲルマン民族のアスガルドとチベット民族のアガルタは民話を対比しても相似だ。

 ハウスホッファーは、「間違いなくアスガルド=アガルタはチベットに存在する」と考えた。

 最初に思いつくのは「地底神国アガルタ」の「神都シャンバラ」は、チベット族の信仰対象となってきたカイラス山の地下に存在する可能性が高いということだろう。

 

<国常立神の出自を伝える『富士文書』>

日本にコンタクトしてきた外国の神・国常立神は、ゲルマン神話に登場するアスガルドのトール神ではないかという推測を先に行ったが、この神の出自を伝える文書が日本には残っている。日本の学界では「偽書」とされている『富士文書』である。

 

<『富士文書』が伝える縄文の神々・神農氏はギリシャ神話の神々だった>

・高皇産霊神はギリシャ神話のウラノスと対応する。そして、農立日子はオーケアノス、農佐日子はイーアベトスのことだ。オーケアノスの子供神が豊雲神、すなわち、ギリシャ神名のクロノスだ。

 

<大山咋神の文化地政学政策が仏教だった>

・大山咋神は日本神道の中では重要な位置を占めているわけではない。比叡山の日吉大社に祀られている神で、ここでは狛犬の代わりに猿が神社を守っている。東京・溜池山王の日枝神社でも同じだ。保津川の上流には日吉という地名があり、この地名は日吉大社に由来する。保津川の下流には松尾大社があり、日吉大社の神の持っていた「矢」がご神体だ。

 大山咋神は、アスガルドの神ではウル神に対応する神だが、ネヨルド神ほど華やかではない。しかし、ギリシャ神話では大地の神ゲーで、ギリシャ神の天降り以前からの地球の住人として絶大な力を持った神だ。

 大地の神ゲーは、インド神話では「ハヌマーン」という猿神で、人気者だ。ハヌマーンが日本の「八幡」となったのだろう。

 

石原莞爾の背後にいたアスガルドのウル神

・ハウスホッファーの背後神はネヨルド神だ。そして、日本にも同じような超人がいた。石原莞爾だ。彼については多数の図書が出版されているので、解説を割愛するが、ここで取り上げる石原莞爾は、日蓮を信じていた国柱会会員の軍人だが、日蓮宗そのものの信徒ではない軍略家だった。

 

<石原莞爾とハウスホッファー、その栄光と没落の人生>

この二人はアスガルドのエージェントだった。そして、背後神のプライドが彼らの行動を制限し、世の中を要領よく渡ることができなかったのだろう。

 

<坤(ひつじさる)の金神・豊雲神と名乗った日月神はアスガルドのロキ神>

・封印された古代の神とは、本書で指摘している「縄文神」のことであり、主としてギリシャ神話の神々だ。

 豊雲神は、先にも述べた『富士文書』の中に明記されている。そしてこの神は、国常立神の第一子だ。ということは、オーケアノスの子どものクロノスと豊雲神が対応する。

 

・クロノスは、ローマ帝国「大秦国」の守り神であり、中国の「秦王朝」の背後神だという推測も可能だ。しかし、キリスト教では悪魔の総帥「サタン」であり「堕天使」とも呼ばれている。大秦国の守り神は、中東の神話に登場する月神「シン」と呼ばれる拝火教の神とも対応する。

 また、中国伝承の閻魔大王には十人の大王がいるが、そのうちの「秦皇」はクロノスのことだろう。

 月神シンは、先に述べたように、義経を育てた「クマルビ」神と同一神だ。クマルビ神は、鞍馬山に天降った「サナート・クマーラ」として義経を育てたばかりか、神武東征のときには「偉大なる熊」として登場し、神武東征軍の軍隊を一気に眠らせてしまった。

 

・この大物国つ神こそが、アスガルドのロキ神だ。そして、ゲルマン神話ではこの神は、とかくアスガルドの問題児として描かれている。主神オーディンにときに盾突きながらもときには重用される。このような行動をとることができるのは、名門で大物の神であるロキ神・猿田彦大神のこと以外に考えられない。

 

<仏典が伝える宇宙都市と木星の外を逆行する宇宙都市・太陰>

・超古代文明は、宇宙空間のどこに退避したのだろうか。『古事記』の記述では、<高御産巣日神の国>と<神産巣日神の国>の二つの宇宙国家が登場する。別の『古事記』の記述では、太陽系の生成を説明する下りで、高御産巣日神は太陽系外惑星群を意味し、神産巣日神は太陽系内惑星群を意味する。

 

 

 

『日月神示と日本の地下都市』 神々の地政学

   シャンバラ / アガルタ・ネットワーク  

 山田久延彦   徳間書店   2009/8/27

 

 

 

 <差し迫ったアガルタ地政学の行動計画>

・とりあえず、現時点での私が読み説いた結果を箇条書きにして以下に示す。

 

 <神示の要点>

 1、ロスチャイルド支配が解消されて日本の三菱が蘇生する。

 2、世にも稀有な高度福祉社会が日本に実現する。

 3、次世代の弥勒社会へ向けた企業の再編成が国家戦略として推進される。

 4、一時、大臣不在(官僚体制再編成か)の状態になり、その後、解消される。

 5、農村社会の大変革(農業の大企業化が進むということか。)

 6、コンピュータ関連技術者の大リストラ(IBM世界帝国の崩壊か。)

 7、マニラを拠点として日本の新企業展開。

 

 <絶対的なピンチの中で地下神都の神々と接触を試みたヒトラー>

第一次世界大戦後のドイツでは、1929年の世界恐慌以降、経済は急速に悪化し、1932年ごろには、600万人(全労働者人口の50%)もの失業者が巷にあふれた。そして、超インフレで物価は1万倍にもなった。

 

・このような狂乱の中でドイツ国民はどのような行動をとったのであろうか。現代の日本人社会では想像を絶する事態であるが、意外にもドイツ国民は「夢の理想郷」を追い求めていた。

 

手がかりは、これも神話にあった。ゲルマン神話のアスガルトとワルハラ宮は、チベット神話の「アガルタ」と「シャンバラ宮」に見事に対応する。そこで、ドイツ国民はゲルマン神話の神都はチベット高原の山中深くに実在すると考えた。そして、何回かのアガルタ探検隊をチベットに派遣した。その総指揮者が当時、「ドイツ総力戦研究所」の所長だった「ドイツ地政学の創始者」ハウスホッファーである。

 

 

 

『空洞地球』

ダイアン・ロビンズ 徳間書店   2007/6

 

 

 

<地底都市テロスからやってきたシャルーラ>

インナーアースには100を超える都市が存在する。テロスの人口は150万人程度で、政府は男6人、女6人の計12人で構成された評議会によって運営される。もし誰かが賛成しないことがあれば、自分たちの間で議論を戦わせるのではなく、調停人のところへ行く。調停人たち全員は評議会に報告を行い、絶えず替わっていく。彼らは、そのような役目を好む自分たちの自然な相性に基づいてその役職に任命される。その調停人を任命するのは、メルキゼデク寺院で、全宇宙を通じて、メルキゼデク(聖書におけるメルキゼデクに関する記述がイエス・キリストに酷似することから、同一の存在と考える人々も多い)と呼ばれている節理があるという。

 

・地底都市間の交通手段には、「チューブ」と呼ばれるポピュラーな方法が採用されている。地球全体の地下に張り巡らされた鉄道のようなものである。我々が利用する地下鉄によく似ているが、空気や電磁波をクッションにして走るため、決してトンネルの側面に接触することはない。このクッションは摩擦なしでフォース・フィールドを生み出すので、極めて高速な走行を実現している。

 

・地下から地上に飛び出す際には、いくつか存在する出入り口が使用され、シルバー・フリート(銀艦隊)と呼ばれる飛行船が利用される。シルバー・フリートはアガルタの都市の人々によって作られており、地球外からの略奪者集団の飛行船を除いて、我々が空で目撃する飛行船の多くはシルバー・フリートであるという。

 

・テロスの人々の外見的な特徴は、肌がやや金色がかっており、頬骨が高く、ややアーモンド形の目をしている。目の色は様々で、髪の毛は明るい。男性の身長はおおよそ2.12.3メートル、女性は2.02.2メートルぐらい。彼らが地上に現れる際には、自分たちの体の分子を変化させて、地表の人々の身長に合わせることができる。

 テロスの人々は周囲の環境を常に監視しており、公害や汚染などは存在しない。

 

・アメリカ政府は、テロスや他の地底政府の存在を古くから知っており、特に1950年代以降、テロスやシルバー・フリートの情報にアクセスするため、内部に入り込もうと試みてきた。テロスの人々はアメリカ政府に対して、情報を提供する代わりに、正直で開かれた政府となって、すべての情報を一般に公開することを求めた。しかし、アメリカ政府は、シルバー・フリートではない存在と唯一交流を持つようになったという。

 

<私たちはポータルを通して旅します>

<私たちのポータルはすべての星系に通じています>

・私たちの銀河は、星間コミュニケーション網を通じて完全に相互連結された一つの巨大なシステムとして機能しています。ポーソロゴス図書館内にある私たちのポータルを介せば、私たちの宇宙内外の誰にでも、どこにでも、コンタクトしたり旅したりできます。

 

・私たちの図書館は銀河を回る旅人たちにとって、多次元のポータルであり中継地点でもあります。あらゆる次元と宇宙から、創造の謎――自分たちの想像を超えた領域へと自身を移動させる広大なポータルへ、いつ足を踏み入れるのかを明らかにする――を目撃するためにここにやってきています。ここは素晴らしい場所になり、その謎に際限はありません。生命と学びは永遠に続くので、そのすべてを体験するためには無限の時間を要します。常に学ぶべきことや行くべき場所が増えています。これは、あなた方が空洞地球の私たちを訪問し、ポーソロゴス図書館へと招待される際に待ち受けていることです。ひとたびあなた方が私たちの領域に来れば、そのポータルへのエントリーが保証されることは、あなた方の宇宙パスポートに記載されているのです。それは全創造の始まりで、地球の中心のまさにここにあるのです。なんと素晴らしい旅があなた方を待ち受けていることでしょう。私たちは、やってくる者全員に対して扉を開放していますので、ひとたびあなたがここを訪れれば、中に入れる聖なる入場券が与えられます。あなたの入場券はDNAの中に暗号化されています。また、あなたが肉体とともに中に入る時、何が待ち受けているのか事前に見るために、夜間、あなたは睡眠状態でここにやってくることもできます。これはあなたを本物の「ショー」に順応させることを促します。これによってあなたが最終的に私たちの領域に入る際、そこがとても馴染みのある場所のように思えたり、以前ここに来たことがあると感じられるのです。

 

<太陽のポータルへのご招待>

・今朝、私たちはあなたと会うに際して最高の服を装っています。頭上では太陽が輝いており、私たちはまさにこれからこの広大なポータルに入り、あなたを中にお連れしようとポーソロゴス図書館の階段に立っています。私たちは光と愛でもってあなたのエーテル体を包みますので、これから私たちとともに歩んでください。

 

・私たちの太陽の中心に行きましょう。そこには、あなたを待っている友人や種族がたくさんいます。よろしいですか?太陽にフォーカスして足を踏み入れれば、もう私たちはそこにいるのです。実に早いことです。あなたの周りで輝く光を見て、あなたの肉体と精神に浸透する愛を感じて、清らかな音楽のコーラスを聴くのです。サナンダ(訳注:地球ではイエス・キリストとして転生したことのある魂)はここにあり、愛情のある包容力であなたを出迎え、光でもってあなたを包みます。

 

あなた方はなんと1200万年以上自らを見失ってきていたのです!

私たちは地底のコンピューターの画面を通してあなた方を何千年間も監視してきたので、あなた方が体験するプロセスを理解しています。あなた方はすべての困難を解決し、人生におけるすべての障害を除去しようとしますが、一歩先に進んでは一歩後退してしまいます。地上の時間で過去1200万年以上もの間、一時的に迷子になってきた同胞として、私たちはあなた方のことを知っています。

 

<地底都市の秘密>

<アガルタ・ネットワーク>

・小シャンバラは、アガルタ・ネットワークを形成する100を超える地底都市が集まった国連のようなものと考えて下さい。それは本当に地底世界のための政府が存在する場所です。小シャンバラは内部にある大陸ですが、それに属するコロニーは、まさに地殻の下や山々の内部深くに存在する、小さく閉じられた生態系です。アガルタ・ネットワーク内のすべての都市は物理的なもので、メルキゼデクの節理というキリストの教えに従った社会規範に基づいた、精神的に好意的であることを意味した光でもあります。まったくシンプルに、人々は自分たちの長年の遺産である精神的な教えに加えて、地上の偉大なる神秘派の伝統――地上の私たちが認め、愛してきたイエス/サナンダ/、ブッダ、イシス、オシリスなどのようなアセンディッド・マスター(次元上昇した覚者)たちすべてを尊重した――を守り続けています。

 

<主要都市>

POSID:ブラジルのマット・グロッソ平野の下に位置する。アトランティスの第一の前哨基地。人口130万人。

 

SHONSHE:5万年前に自分たちのコロニーを作ることを選んだレムリア人たちの支部である。ウイグル文化の避難所。人口はヒマラヤのラマ教の修道院によってガードされている。人口は75万人。

 

RAMA:インドのジャイブル近くに位置する地上都市ラーマの名残。住人たちは古来のヒンズー教の特徴を持っていることで知られている。人口100万人。

 

SHINGWA:ウイグルの北部移住者たちの遺跡。中国とモンゴルの国境に位置する。人口75万人。

 

TELOS:米カリフォルニアのラッセン山にある第二の小都市とともに、シャスタ山の内部に位置するレムリアの第一の前哨基地。テロスとは「精神とのコミュニケーション」を意味する。人口150万人。

 

<テロスへの注目>

100万人もの人々がどのようにシャスタ山の内部に家を持てるのか、お知りになりたいことでしょう。私たちが自己のイマジネーションを拡張させている間に、私たちの隣人である日本人は、地表での問題に対する答えとしてすでに地下都市を計画しています。小都市で暮らすことは、数千年にわたって人類が発展するためには自然な方策でした。今、ここは生態系に対する思考が十分ピークに及んでいます。

 このドーム都市の大きさは、幅1.5マイル(2.4キロ)、奥行き2マイル(3.2キロ)ほどです。テロスは5つのレベルから構成されています。

 

レベル1:この一番上の階層は貿易、教育、行政の中心地。ピラミッド型の寺院が中央の構造物で、5万人の収容能力がある。周囲には、政府の建物、賢明な司法制度を促進する裁判所に相当する建物、記録庫、芸術・娯楽施設、海外から訪れる使者たちのためのホテル、「ラーとラーナ・ムー」(レムリアの血筋を持った王と女王で、アセンディッド・マスター)が住まう宮殿、通信塔、宇宙船基地、学校、食料や衣類の発送所、そして大多数の住宅がある。

 

レベル2:住宅が存在する階層であると同時に製造センターがある。家々は丸い形をしており、そのために埃とは無縁。地表での生活と同様に、独身者、カップル、大家族向けの住宅が標準的。

 

レベル3:水栽培庭園。高度に進んだ水栽培技術は、都市間貿易向けの分を含めても、都市全体をまかなっている。すべての穀物は、より大きく美味しいフルーツ、野菜、そして大豆製品を生み出す。それは、テロスの人々にとっては多様で楽しい食事となる。アガルタの都市は肉の代用品を重要視して、今は完全にベジタリアンになっている。

 

レベル4:さらなる水栽培庭園、製造所、そして、いくつかの自然公園地区がある。

 

レベル5:自然の階層。地表面から1マイル(1.6キロ)ほど地下に降りると、この地域には大きな自然環境がある。それは、地上では絶滅した多くの種を含めて、様々な動物たちに適した生息となっている。すべての種は非暴力の環境で繁殖し、地上では共食いをしていた種も、今は大豆ステーキを好み、人間との交流も楽しんでいる。ここでは、獰猛さが消えた剣歯虎とはしゃぎ回ることができる。他の植生レベルに加えて、ここでも生物圏を維持するために十分な酸素が生み出されている。

 

<言語>

・都市ごとに方言は異なるが、ソーラー・ランゲージを意味する「ソーラーラ・マル」が共通語。これは、サンスクリット語やヘブライ語のような神聖な言語の元になった。

 

<政府>

・男6人、女6人の12人からなる評議会が、ラーとラーナ・ムーを加えて、集約的に問題解決を行い、人々のガイドとしての役割を果たす。ラーとラーナ・ムーが持っているような王の地位は、神の聖なる計画を支持する責任のある立場と見なされる。アダマと呼ばれる高僧で、アセンディッド・マスターもまた公式な代表者。

 

<コンピューター>

・アガルタのコンピューターシステムはアミノ酸に基づいており、非常に様々な機能を提供している。すべての小都市は高度に霊性を付与された情報ネットワークによって連結されている。そのシステムは、ホームにいる個人の要求に応えながらも、都市間および銀河間コミュニケーションも同時に監視している。それは、例えば、あなたの体のビタミンやミネラルの

不足を報告し、必要な時に、個人の成長のためにアカシックレコードから適切な情報を伝えることができる。

 

<身長>

・文化の違いにより、地底人たちの平均身長はまちまち。テロスでは概して195センチから226センチ、小シャンバラでは365センチ程度。

 

<年齢>

・テロスでは老衰による死はまったくない。たいていのアガルタ人たちは、30歳から40歳の間の年齢に見えることを選択し、そのまま持続して、技術的に数千歳にも成り得る。死を信じないことで、この社会に制限はなくなる。望んだ体験をやり遂げることで、人は意識的に肉体から解放されることができる。

 

<アシュター銀河司令部>

アシュター司令部は、司令官アシュターと主サナンダ・クマラ(地球ではイエス・キリストとして知られる私たちの最高司令官)の霊的な導きと指揮の下に存する<光の偉大なる聖職者団>の空挺部隊です。私たちはまた銀河司令部、ソーラー・クロス・フリート(太陽十字艦隊)、オリオン・エルサレム司令部としても知られています。私たちはキリスト――普遍的な愛という使命において最も輝かしい存在――に仕える天界のホストです。私たちは、<聖なる計画>に従って神聖に努力する使命を帯びた光の評議会として活動しており、事実上、天人や天使として最もよく理解されています。

 

・アシュター司令部は、数千の宇宙船と多くの文明からやってきた数百万もの人員で構成されています。また、現在地球で暮らしている司令部のメンバーたちもたくさんおり、ある者たちは地球の家族の一員として生まれ、他の者たちは、行ったり来たりして、地上の同胞たちの間でしばらく生活してから、各々の宇宙の故郷へと帰って行きます。

 

私たちや私たちの基地、私たちのマーカバ(空中戦車または宇宙船)は、私たちがそれを望まない限り、視認できません。私たちを見るためには、あなた方の波動を私たちが発する波長に合わせねばなりません。私たちも私たちの高次元の乗り物も、あなた方が自分たちの環境で認識しているのと同様に、私たちにとっては現実で弱体であるエーテル物質によってできています。そのため、私たちは自分たちの波長を3次元の波動に落として合わせることで姿を現し、あなた方が視認できる範囲を超えるだけ私たちの波動を上昇させると姿を消すことになるのです。

 

 

 

『カルト・陰謀・秘密結社大辞典』

アーサー・ゴールドワグ  河出書房新社   2010/10/9

 

 

 

<コレシャニティなどの地球空洞化説>

・サイラス・ティード(18391908)が設立した宗教・政治・疑似科学カルト。

 

・末日生徒キリスト教会(モルモン教会)の創設者ジョセフ・スミス(18051844)の遠い親戚にあたるティードは、19世紀前半、宗教的熱狂を受けやすい傾向のあったニュ-ヨーク州北部で育った。南北戦争の間は陸軍の兵士だったが、ひどい日射病のため神経症の症状が出て、数カ月間入院した(おそらく後年の彼の精神状態を考えればこの診断は適切であった)。退院後、ティードはニューヨークで医学を修め、ニューヨーク州ユティカにある叔父の診療所に入所した。

 

・それからわずか1年後の1869年、彼は錬金術の実験の最中に感電し、その瞬間、美しい女性が彼の元に現れ、宇宙の秘密を明かす幻視を見た。死の14年後に出版された最高傑作『細胞宇宙論』(1922)のなかで、彼は宇宙の形が球体で、私たちはその球体の内側にへばりつくようにして暮らしており、太陽と星はこの宇宙球の中央に浮いている、と述べている。

 

・錬金術的・有機的(物理)世界、もしくは宇宙は、5つの金属、5つの鉱物、5つの地層からできた殻であり、その内部に土地と水のある居住可能な地表がある。このさかさまの地理学から、彼は測地神学を導き出した。

錬金術的・有機的宇宙を本当に解明することで、神の謎が明らかにされる。外部の、もっとも物質的な構造は、意識するしないにもかかわらず、この構造を生み出した精神的な原因が表明されたものにほかならない。したがって、この精神構造が表明され、明らかとなった言葉をきちんと理解することが、人類の起源や運命の歴史を解き明かすことになる。

 

・ティードは地球空洞説を唱えた最初の人物ではない。1692年、偉大なイギリスの天文学者で、数学者のエドモンド・ハレー(16561742)は『極地方の変則的な磁気変動の説明、地球の内部構造の仮説』というタイトルの論文を王立協会に提出し、地球の内部は堅い中心核と二層の中空の球核からできている、と主張した。それから1世紀以上経った後、アメリカのジョン・クリーヴス・シムズ(17801829)は、地球の内部には同心円状に4つの入れ子状に重なっている球体があるという理論を一般の人々に講義し、北極と南極にある大きな穴を通ってそこに近づくことができると主張した(各球体の内部にも、同じようにして入ることができる)。

 

・この考えはオハイオ州の政治家ジェームズ・マクブライト(17881859)がシムズの講演を筆記して出版した著書でさらに普及し、エドガー・アラン・ポーもこの説を『ナンタケット島出身のアーサー・ゴ―ドン・ビムの物語』で紹介し、一般にも広く知られるようになった。

 

・ウィリアム・F・ライオンズは1973年『空洞の地球、または世界の扇動者と調停者』という興味深いタイトルの本を出版した。科学、霊媒の能力、「自明の運命」(19世紀中ごろの思想で、アメリカの領土拡大は神の使命であるとした)といった内容が盛り込まれたこの作品のなかでは、人類が地球の内部にある宇宙を所有した瞬間、次の進化段階に進むことができる、と主張されている。

 

・オカルト主義者のアレクサンドル・サン・ティーブ・ダルヴェードル(18421909)はアセンディッド・マスター(悟りを得た人物)の住んでいるヒマラヤ山脈の下にある地下の空洞「アガルタ」について詳しく書いている。

 

・もちろん、ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』(1864は読者もご存知だろうし、また、古典的キャンプホラー映画『モール・ピープル(モグラ人間)』(1956)もシムズの考えを下敷きにしている。エドワード・ブルワー・リットンは『ヴリル――来るべき種族のパワー』(1871という作品のなかで、地下に住む超人的種族の物語を書いた。この種族は古代の大洪水の避難民で、究極のエネルギー『ヴリル』を利用している。この本の語り手は、ヴリルは今まで知られているものとは異なる自然の力であるといえるが、「これは電気と呼ぶべきだろう」と説明している。

 

・この地下の哲学者たちは、ファラディーなら「大気磁気」と呼ぶであろうヴリルを操作することで、気温――ひらたくいえば気候――を変えることができる、と断言している。また動物磁気、生物電気、オド・パワー

などと似たものだが、指導者がヴリルを科学的に応用し操作すれば、神秘的な恋愛とまではいかないが、人間の精神や肉体にも影響を及ぼすことができる。

 これらをはじめ多くの理論が、デヴィッド・スタンディシュの事典のような『空洞の地球――想像上の不思議な土地、空想上の生き物、進歩した文化、地表の下の驚くべき構造』(2006のなかで、詳しく説明されている。

 

・ティードは、空洞の地球(ヒトラーもこの考えに惹きつけられていたという)を仮定した最初の(または最後の)人物ではなかったとしても、空洞説から本格的な宗教を生み出した最初の人物であることは間違いない。奇妙で、一般人には信じられないかもしれないが、コレシャニティは驚くほど理論が詳細で、論理も首尾一貫している。

 

 

 

『レムリアの真実』(シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ)

(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ)(太陽出版)2007/5/18

 

 

 

<アガルタ・ネットワーク>

・レムリアの時代、現在カリフォルニア州となっている地域はレムリアの土地の一部でした。レムリア人たちは彼らの土地が滅亡する運命にあると悟ったとき、彼らの文化と記録を保存するため、シャスタ山の真下に都市を建設させてほしい、とシャンバラ・ザ・レッサーという当時のアガルタ・ネットワークの中枢部に願い出ました。

・シャンバラ・ザ・レッサーは、優に4万年以上前にこの惑星の地上からいなくなったハイパーボーリア文明の人たちが住んでいたところです。ハイパーボーリア人は、当時、アガルタ・ネットワークの責任者でした。現在、アガルタ・ネットワークは地下にある120の光の都市で構成されていて、そのほとんどをハイパーボーリア人が占めています。このネットワークのうちの4つの都市にはレムリア人が、2つの都市にはアトランティス人が住んでいます。

 

・シャスタ山があまりにも荘厳なため、シャスタ山には「大いなるスピリット」が創造したとしか考えられないものが存在する、とアメリカ先住民は信じています。目に見えない小さな人たち、約1.2メートルの背丈しかない人たちが、山の守護者として山の斜面に住んでいるとも信じています。この驚くべき小さな人々は「シャスタ山の小人」として、よく噂されてきました。彼らも物理的な存在ですが、普段は私達には見えない波動を持っています。時折、山の周辺で目撃されることがあります。

 

<シャスタ山の地下都市「テロス」>

・シャスタ山では、奇妙な光や音がよく見聞きされます。レンズ雲や影、抜群に美しい夕焼け空がこの山のオーラをさらに神秘的なものにしています。レムリアの時代から5次元の都市が今もなお存在していますが、都市への入り口やポータルが数多くあります。シャスタ山には、1万2千年前にムー大陸が沈んだ時に生き残った現代のレムリア人も住んでいます。その通りです、私達のレムリアの兄弟姉妹は生きています。

 

・シャスタ山の地下都市「テロス」で、身体を持って幸せに暮らしてきましたが、私達の目にはまだ見えない5次元の存在です。「地上」の波動は、目下、3次元から4次元/5次元の現実へと移行中です。 周りには多次元が存在していますが、地上のほとんどの人は、まだ多次元を知覚できるほどには意識を進化させていません。

 

<山の内部に住んでいるレムリア人>

・山の内部に住んでいるレムリア人は、優雅な存在で、2.1メートル以上の背丈があり、長い髪を自然に垂らしている、と一般的に言われています。白いローブに身を包み、サンダルを履いているとされていますが、とても色鮮やかな衣装を身に着けているのを見た人もいます。彼らの首と体は細長く、美しく忠告されたビーズや貴重な石で作られた首飾りをしているようです。第6感が発達したので、テレパシーでお互いにコミュニケーションすることができます。自分の意志で瞬間移動することも、姿を消すことも可能です。彼らの母国語はソラーラ・マルー語と呼ばれるレムリアの言語ですが、少し英国訛りのきちんとした英語も話します。彼らの住む位置がアメリカなので、英語を第二言語として学ぶことを選択してきたからです。

 

 

 

『幸運力が高まる生き方』

ウィリアム・レーネン   中経文庫    2011/9/25

 

 

 

<シャスタ山にすむさまざまな存在>

<アメリカ先住民たちの聖地「シャスタ山」>

・アメリカ先住民たちは、太古よりシャスタ山をパワースポットとして考えていたのです。シャスタン族、モドック族、アチュマウィ族、アツァガウィ族、ウィントゥ族には、この山にすむ神々や女神たちの物語が伝えられています。ここでは、シャスタ山周辺にいる存在のお話をしたいと思います。

 

<失われた大陸>

・まずは、シャスタ山の地下にある大都市のお話です。これは、失われた大陸レムリアの一部のことです(じつは今もなお、多くの山にはレムリア大陸が存在しているのです)。ここにすんでいるレムリア人たちは身長が高くおよそ220センチの背丈があります。

 男性、女性ともに、さまざまなスタイルの洋服を着ています。ヘアスタイルは長髪で、それぞれが異なる色をしているのも特徴です。

 

・彼らを目撃したという記録は、過去にも現在にも数多く存在しています。その目撃報告の中には、恐怖を感じたという人たちもいれば、大きな喜びを表現している人たちもいます。

 以前、シャスタ山で数日間も遭難した人々がいました。彼らは、生還した時「こんなに長い間、遭難していたとは思わなかった。自分達は、たった数時間だけ道に迷っていただけだと思っていた」と口にしています。聖なる山での時間は、私たちが、認識しているような時間の流れとは違うようです。また、彼らは、レムリア人たちが安全な道を教えてくれたとも話していました。

 

・レーニア山、シャスタ山、富士山、チベットのカイラス山はトンネルでつながっているといわれています。

 レムリアのマスターたちは、このトンネルを使ってさまざまな場所に短時間で移動することができます。彼らは、私たちのように時間や距離に制限されていないのです。

 

<多くの見えない存在が暮らす山>

・レムリア人以外にもさまざまな存在が、シャスタ山にすんでいます。アメリカ先住民たちの伝説の中にはシャスタ山の山頂にすむビッグフットやサスクワッチと呼ばれている存在の話があります。この存在は、毛で覆われているのが特徴です。

 アメリカ先住民以外にヨーロッパからアメリカ大陸へ移住してきた人たちも、ビッグフットやサスクワッチの物語を伝えています。

 

・ヨーロッパやアジアで目撃されているのは、マピンクエイ、スカンク・エイプ、ヨウィアー、ミゴイといった名前で呼ばれているものも、シャスタ山に存在しています。また、シャスタ山の森にはリトル・ピープル(小さい人々)と呼ばれるものたちもすんでいます。

 エルフ、妖精、スティック・ピープル(手足や体が小枝でできているように見える存在)もこのリトル・ピープルに含まれます。

 

・エルフや妖精は人の形をしていますが、とても小さな存在です。多くの人たちはこのようなリトル・ピープルが見えない存在だといいますが、リトル・ピープルは人間の脳を操作して自分たちの姿を見せたいと思った人達にのみ、その姿を見せるのです。

 

<異次元につながるポータル>

・シャスタ山周辺には多くの人が空中で動いている「光」を目撃したと話しています。このような現象は、宇宙船が地球の大気を通過するときに放出している光の可能性が高いでしょう。

 シャスタ山は地球外、地球内のUFO発着基地でもあるのです。アメリカ先住民たちは、宇宙船や宇宙人たちをシャスタ山で目撃したと、話しています。白人達がこの地域に入植したあとも、宇宙船や宇宙人たちの目撃情報があとを絶ちません。

 

・シャスタ山には異次元空間とつながっているポータル(扉)があるのです(シャスタ山だけでなくレーニア山(ワシントン州を代表する火山)、富士山、カイラス山(チベット)にも、このポータルがあります)。

 別の次元の宇宙船や存在達がこのポータルから入ってくると、空中に発光物を目撃したり、大気中での振動を感じることがあります。

 

・これからの時代、人々に求められているのは、古い考えを解放し、新しい考え、異なる考えにオープンになることです。そして、奇跡や見えない存在たちが実在していることを信じることなのです。

 

 

 

『大いなる秘密』  (レプティリアン爬虫類人)

(デーヴィッド・アイク)(三交社)  2000/8

 

 

 

<アーリア人の祖先たちの故郷>

<シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」>

・「ヒトラーについていけ!彼は踊るだろう。笛を吹くのは私だ」のエッカルトと、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレがヒトラーを精神操作。

 

・スカンディナヴィアの伝説によると、ウルティマ・トゥーレは、太陽の沈むことなき極北の楽園であり、アーリア人の祖先たちの故郷であったと言われている。ヒュペルボーリアが水没し始めたとき、ヒマラヤ山脈の地下に高度な科学技術を持っていたアーリア人たちは、地殻にトンネルを掘り抜き、ヒマラヤ山脈の地下に巨大な地底都市を建設したのだった。これはのちに、シャンバラと呼ばれる都市を主都とする地下王国「アガルタ」として知られるようになった。少なくともトゥーレ協会の人々はそう信じていた。ペルシア人たちは、その地域をアーリアナと呼んでいたが、これは「アーリア人の土地」という意味である。

 

・ナチスの教義では、アガルタの人々が「善者」で、シャンバラが「悪者」ということになっている。この両勢力の争いは、何千年も続いており、ナチスは、アガルタの「善者」たちと同盟して、「悪者」のシャンバラが操る「フリーメーソンやシオニスト」と戦っていた。少なくともナチス自身はそのように信じていたのだ。

 

・非常に長期にわたるこの争いは、「火星由来のアーリア人対アヌンナキ・レプティリアン」の戦いだったのではないのだろうか?彼らは最初、火星上で戦いを繰り広げ、続いて戦場を月に移し、さらに地球へと下りて争いを続けた。アーリア支配種との接触を果たさんとしたヒトラーは、この地下世界への入口を見つけ出そうと躍起になっていたが、「死の天使」ヨーゼフ・メンゲレによる精神操作を受けていた彼は、事実上レプティリアンの繰り人形であった。

 

 

 

『エメラルド・タブレット』

(M・ドウリル)(竜王文庫) 霞が関書房   1980/7/5

 

 

 

<アンタレスにはホワイト・ブラザーフッド(白色聖同胞団)の本拠地がある>

・昔アンタレス(さそり座の赤色の一等星)には、エーテルを活用する住民がいて、地球に降りてきた。彼らは、星から星へと旅行する秘密を解していた。彼等は、物質と肉体を意思の命令のもとに変化させた。また、エーテルから自分の要求するものを何でも創造することができた

 

・ 物質自然界の背後は、アキヤシヤの空間である。アキヤシヤの空間に入っていくことが、本来宗教の極意であって、その方法を教えるのが、ヨガである。宗教はその極意も方法をも喪失して殻になっている。

 

・ 物質自然界は、アキヤシヤに画かれた、その通りのものが、物質自然界に現れる。

 

 

 

日本は闇を亡ぼす光の国になる

  中丸薫 KKベストセラーズ   2008/9/13

 

 

 

<地底人アダマさんとのコンタクト>

・ある日、瞑想をしながら地底に意識を向けてみたのです。すると、アダマさんという地底の高僧がコンタクトしてきたのです。アダマさんは、アメリカ・カリフォルニア州最北部、オレゴン州に近いシャスタ山の地底にあるテロスという地底都市に住んでいる方でした。

 

・このアダマさんとコンタクトをとった人の一人に、ダイアン・ロビンスさんという方がいます。『「超シャンバラ」-空洞地球/光の地底都市テロスからのメッセージ』(徳間書店)という本を著した方です。アダマさんは時間を決めてロビンスさんにメッセージを送り、ロビンスさんが受け取った情報や、私がアダマさんから直接得た情報をまとめてみましょう。

 

・地底都市テロスは、北カリフォルニアのシャスタ山の地下にある、レムリアのコロニーです。テロスとは「神霊=スピリットとのコミュニケーション」を意味します。テロスは、レムリア大陸や同じ頃に存在したムー大陸の人々が、約12千年前にアトランティス大陸の人々と大規模な戦争をおこない、大陸が海に沈む前に、一部の住人がシャスタ山に避難して作った都市です。レムリア大陸では高度な文明が栄えていたので、現在のテロスをはじめとする地底世界でも高度な文明が繁栄しているというのです。

 

 <伝説の大陸の人々の末裔たち>

・地底世界には、120以上の都市があり、それらの都市は、グループ分けされています。地底都市すべての人口を合わせると2500万人以上になります。

  レムリアとアトランティスの存在は、地表世界では神話・伝説ということになっていますが、現在、地底世界を繁栄させている中心の人々は、この二つの大陸の出身者だということです。

 

 

 

『日本神さま事典』

三橋健 白山芳太郎  大法輪閣   2005/9

 

 

 

<甲賀三郎>

・中世の語り物に、本地物(ほんじもの)と呼ばれるジャンルがある。それは神々の来歴を語る物語で、悲惨な運命に翻弄され辛酸をなめた人物が神になるという筋書きが共通する。南北朝期に成立した『神道集』にみえる甲賀三郎の物語も、その一つである。

 

・甲賀三郎は、その名のとおり甲賀出身の三人兄弟の末子で、名を諏訪(よりかた)といった。春日姫という姫と結ばれて幸せな生活を送っていたが、伊吹山で巻狩りをしたときに、姫を魔物にさらわれてしまう。三郎は、なんとか蓼科山の地底に囚われていた姫を助け出したが、姫の忘れ物を取りに戻ったところを、姫に横恋慕した兄たちによって地底に閉じ込められてしまった。

 

・仕方なく地底を歩き始めた三郎は、大きな人穴を見つけ、その先を進むと日本にそっくりの国に出た。その国で三日過ごした後、また歩き始めると再び人穴が現われ、その先には別の国があった。このようにして、七十三の人穴と七十二の国を通り過ぎ、やがて維縵国(ゆいまんこく)という国に行き着いた。

 

・そこは地底の一番奥の国で、好美翁(こうびおう)という翁が支配しており、鹿狩りを日課としていた。その国で、三郎は好美翁の末娘、維縵姫と結ばれて平穏な日々を送っていた。だが、やがて三郎は、地上に残した春日姫のことを思って涙するようになる。そこで、維縵姫の計らいにより、地上に帰る手立てを好美翁に伝授してもらうことになった。

 

・やがて、三郎は苦難に耐え、蛇体となって地上に戻って来る。そして、甲賀の笹岡の釈迦堂で人間に戻る方法を知り、ようやく元の姿に返る方法を知り、ようやく元の姿に返ると、春日姫との再会を果たした。しかし、この世界を嫌って平城国という国に飛び去り、そこで神としての力を得て、再び衆生を救うために日本に戻り、三郎は諏訪大明神(諏訪上宮)、春日姫は諏訪下宮と現れた。ここに、人間として苦労を重ねてきたからこそ、人間の苦を我が苦として理解し受け止めてくれる慈悲深い神が誕生したのである。

 

<妖怪・幽霊>

・民族学者柳田國男は、妖怪とは自然への畏怖の発露であり、また神が零落した姿と考えた。このような妖怪の中でも、「鬼」や「河童」などはその代表格である。「鬼」は元来、中国で死者を指す語であり、日本へ伝わった後、「隠」、つまり陰なる邪な存在として人を喰う魔物などとされた。また、河童も元は中国の河の神「河伯」であったともいわれている。

 

・一方、幽霊とは恨みを残した者の霊魂を指し、我が国ではそのような霊を古くより「御霊」神として祀ってきた。

 

インターネット情報によると

「「維縵国」

・「維縵国というところに広大な岩屋があり、岩屋の中の池に金剛力士が岳という名の島があり、島には三千世界に影を落とす釈千段トキマサシカ木という木が生えているという。その木のいちばん上の枝には太陽が羽根を休めて止まっており、つぎの枝には月が羽根を休め、その下の枝には星が休んでいる。その木の根方ではお宮を造って、岩根の大将軍として祀っている。(中略)昔は太陽が七つ、月も七つあったという。ところがスイという名の鬼が来て、太陽を六つ、月も六つ、呑み込んでしまった。もし残された太陽と月を呑み込んでしまったら、日本は常夜の国になってしまう。そこで、五つの剣を五方に投げたところ鬼の首を打つことができた。太陽や月を呑み込んだ巨大な鬼の死体から、両眼を取り、片眼を正月の奉射(ぶしゃ)の的とし、片眼を鏡とした。そのほか面の皮以下、体の部分からは万物が化生した。」

祭文収集 渡辺伸夫

 

※この場合の「スイ」という鬼は中国の神話にある巨人「盤古」のことと言われる。ここには日本の記紀が書いた「大月姫型」「射日神話」「常世思想」「日月星の三つの宿神」「宿曜」などの要素が同時に存在する。

 

・ちなみに、日本の神楽に今多い、「天の岩戸開闢」や「五行」のモチーフは近世以降にまでは遡れないと言う。それ以前には、大将軍モチーフ、南方系神話の方が多かったそうである。大将軍は「だいじょうごん」と読み、半島経由の南方神話であるか?

 

・「維縵国は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説。ただし、出雲系神話の地下の国、根の国(黄泉)が融合している。」と解説にあるから、上記の甲賀三郎話には三輪伝説と出雲神話がないまぜになっており、蛇の化身としての諏訪大明神が近江の甲賀から来たということになるが、その諏訪大明神説話を持ち込むのは九州の阿蘇家ではないかと思う。

というのも、同じ九州に三輪系の緒方氏がいて、これがやはり三輪、苧環型神話を持つからである。

 

・下記の「ユ井万国」についても鹿児島での採集だとあるので、やはり阿蘇氏に関わる説話か?

いずれにせよ、南方系神話の出所は九州であることは間違いなく、それを持ち込むのはやはり長江から雲南あたりの少数民族に違いない。

 

中国起源の維縵国が、日本では地下の黄泉の国に変化しているのが注目点。

その意味では下記の記事の方が天国=維縵国=扶桑・蓬莱としてはより中国の原型に近いか

 

別のインターネット情報によると

・維縵国(ゆいまんこく)は、天地の果てにあるゆったりとした国の意味で、中国起源の伝説がその元とされています。

日本にこの考え方が渡った際、「根の国(黄泉)」とイメージが混同され、維縵国(ゆいまんこく)はあの世のイメージとなりました。

本編でも維縵国は黄泉の国として書かれています。

 

・維縵国には東西南北に四季の扉があり、その扉は外側からしか開くことが出来ないそうです。

そのあたりも、作中のネタとして使われて頂きました。

 

「古事記」や「日本書紀」では、根の国(黄泉)は出雲にあるように書かれているそうですが、熊野信仰においては、紀の国(紀伊半島)にも黄泉の国への入り口があるとされているそうです。

 

維縵国(ゆいまんこく)は、きっと広大な土地だったのでしょうね。

 

別のインターネット情報によると、

『神道集』の神々  第五十 諏訪縁起事

・人皇第三代安寧天皇から五代の孫に、近江国甲賀郡の地頭・甲賀権守諏胤という人がいた。 奥方は大和国添上郡の地頭・春日権守の長女で、甲賀太郎諏致・甲賀次郎諏任・甲賀三郎諏方という三人の息子がいた。

父諏胤は三代の帝に仕え、東三十三ヶ国の惣追捕使に任ぜられた。 七十余歳になった諏胤は病床に三人の息子を呼んだ。 そして、三郎を惣領として東海道十五ヶ国、太郎に東山道八ヶ国、次郎に北陸道七ヶ国の惣追捕使の職を与えた。 諏胤は七十八歳で亡くなり、三十五日の塔婆供養の三日後に奥方も亡くなった。

 

・父の三回忌の後、甲賀三郎は上京して帝に見参し、大和国の国司に任じられた。 甲賀三郎は春日郡の三笠山の明神に参詣し、春日権守の歓待を受けた。 そして、春日権守の十七歳になる孫娘の春日姫と巡り会った。 その夜、甲賀三郎は春日姫と夫婦の契りを交わし、近江国甲賀の館に連れ帰った。

 

ある年の三月、甲賀三郎は一千余騎を伴い伊吹山で巻狩を行った。 甲賀太郎は五百余騎、甲賀次郎も三百余騎を伴って加わった。 三郎は北の方を麓の野辺の館に住まわせ、狩の様子を観覧させた。 八日目に上の山に二頭の大きな鹿が現れたと報告があり、三郎は上の大嶽に登って行った。

 

・麓の館で北の方が女たちに今様を歌わせていると、美しい双紙が三帖天下って来た。 北の方がその双紙を見ていると、双紙は稚児に姿を変え、北の方を捕らえて逃げ去った。 甲賀三郎は天狗の仕業だろうと考え、二人の兄と共に日本国中の山々を尽く探し回ったが、北の方を見つける事は出来なかった。

そこで、三郎の乳母の子である宮内判官の助言で、信濃国笹岡郡の蓼科山を探してみる事にした。 そこには大きな人穴があり、春日姫が最後に着ていた着物の片袖と髪の毛が見つかった。

 

・甲賀三郎は簍籠に八本の縄をつけ、それに乗って人穴に入っていった。 簍籠を降りて東の人穴を進むと、小さな御殿の中から春日姫が千手経を読む声が聞こえた。 甲賀三郎は北の方を連れ出すと簍籠に乗り、家来たちに縄を引き上げさせた。 ところが、北の方は祖父から貰った唐鏡を置き忘れてしまったので、甲賀三郎は引き返して再び人穴に入った。

 

・甲賀次郎は弟を妬んでいたので、縄を切り落として三郎を人穴の底に取り残した。 そして、春日姫を甲賀の舘に連れ込み、宮内判官経方をはじめ三郎の一族二十余人を殺戮した。 残った家臣たちは次郎に臣従を誓った。 甲賀太郎は次郎が父の遺言に背いた事を知り、下野国宇都宮に下って神と顕れた。

甲賀次郎は春日姫を妻と定め、政事を行った。 しかし、姫は次郎に従おうとしなかった。 怒った甲賀次郎は家来に命じ、近江の湖の北岸、戸蔵山の麓で春日姫を切らせることにした。 そこに宮内判官の妹婿である山辺左兵衛督成賢が通りかかり、春日姫を救い出して春日権守の邸まで送り届けた。 その後、春日姫は三笠山の奥にある神出の岩屋に閉じ籠ってしまった。

 

・その頃、甲賀三郎は唐鏡を取り戻して簍籠の所に引き返したが、縄は切り落とされており、殺された一族の死骸が転がっていた。 三郎は地下の人穴を通って好賞国・草微国・草底国・雪降国・草留国・自在国・蛇飽国・道樹国・好樹国・陶倍国・半樹国など七十二の国を巡り、最後に維縵国に辿り着いた。

三郎は維縵国の王である好美翁に歓待された。 好美翁には、八百歳・五百歳・三百歳になる三人の姫君がいた。 三郎は末娘の維摩姫を妻とし、この国の風習に従って毎日鹿狩りをして過ごした。

 

・十三年と六ヶ月の年月が流れたある日、三郎は夢に春日姫を思い出して涙を流した。 維摩姫は「あなたを日本にお送りしましょう。私もあなたの後を追って忍び妻となり、衆生擁護の神と成りましょう」と云った。

三郎は好美翁から鹿の生肝で作った千枚の餅をもらい、それを一日一枚づつ食べながら日本に向った。 契河・契原・亡帰原・契陽山・荒原庭・真藤山・杉原・真馴の池・暗闇の地・おぼろ月夜の原を経て、千枚の餅を食べ終えて信濃国の浅間山に出た。

 

・三郎は甲賀郡に戻り、父の為に造った笹岡の釈迦堂の中で念誦していると、子供たちが「大蛇がいる」と云って逃げた。 三郎は我が身が蛇になった事を知り、仏壇の下に身を隠した。

 

・日が暮れた頃、十数人の僧たちが法華経を読誦し、甲賀三郎の物語を語った。 それによると、甲賀三郎が蛇身なのは維縵国の衣装を着ているためで、石菖を植えている池の水に入り四方に向いて呪文を唱えれば脱ぐ事ができるという。 三郎はその話に従って蛇身を脱して人身に戻った。 僧たちは白山権現、富士浅間大菩薩、熊野権現などの神々であった。

 

・三郎は近江国の鎮守である兵主大明神に導かれて三笠山に行き、春日姫と再会した。 二人は天早船で震旦国の南の平城国へ渡り、早那起梨の天子から神道の法を授かって神通力を会得した。 その後、兵主大明神の「日本に戻って衆生守護の神に成って下さい」という求めに応じ、天早車に乗って信濃国の蓼科山に到着した。

 

・甲賀三郎は信濃国岡屋の里に諏訪大明神の上宮として顕れた。 本地は普賢菩薩である。

春日姫は下宮として顕れた。 本地は千手観音である。

維摩姫もこの国に渡って来て、浅間大明神として顕れた。

甲賀三郎と兄たちは兵主大明神が仲裁した。

甲賀次郎は北陸道の守護神と成り、若狭国の田中明神として顕れた。

甲賀太郎は下野国宇都宮の示現太郎大明神として顕れた。

父甲賀権守は赤山大明神として顕れた。

母は日光権現として顕れた。

本地は阿弥陀如来・薬師如来・普賢菩薩・千手観音・地蔵菩薩等である。

 

上野国の一宮は狗留吠国の人である。 《以下、上野国一宮事とほぼ同内容なので略す》

 

・諏訪大明神は維縵国で狩の習慣があったので、狩庭を大切にされる。 四条天皇の御代、嘉禎三年[丁酉]五月、長楽寺の寛提僧正は供物について不審に思い、大明神に祈念して「権実の垂迹は仏菩薩の化身として衆生を済度されるのに、何故多くの獣を殺すのでしょうか」と申し上げた。 僧正の夢の中で、供物の鹿鳥魚などが金色の仏と成って雲の上に昇って行き、大明神が

 野辺に住む獣我に縁無くば憂かりし闇になほ迷はしむ

と詠まれ、 「業尽有情、雖放不生、故宿人天、同証仏果」 と四句の偈を説いた。 寛提僧正は随喜の涙を流して下向された。

 

 

諏訪大明神

・上宮は諏訪大社・上社本宮(長野県諏訪市中洲)

下宮は諏訪大社・下社で、秋宮(諏訪郡下諏訪町武居)・春宮(諏訪郡下諏訪町下ノ原)の二宮から成る。

上宮の祭神は建御名方神。

下宮の祭神は八坂刀売神・建御名方神で、事代主神を配祀。

式内社(信濃国諏方郡 南方刀美神社二座並名神大)。 信濃国一宮。 旧・官幣大社。

史料上の初見は『日本書紀』(持統天皇五年[691]八月辛酉)の「使者を遣はして、龍田風神・信濃須波・水内等の神を祭る」。

 

・『古事記』によると、天照大神は八百万の神々と相談して、建御雷神と天鳥船神を葦原中国に遣わした。 二神は出雲国の伊那佐の小浜(稲佐の浜)に降り、大国主神に天孫に国を譲るよう申し入れた。 大国主神の息子の事代主神が先ず帰順し、青柴垣に身を隠した。 建御名方神は国譲りに抵抗して建御雷神と争い、科野国之洲羽海(信濃国の諏訪湖)に逃れてついに帰順した。

 

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